- 出演者
- 膳場貴子 駒田健吾 中西悠理 杉浦みずき 唐橋ユミ
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
- キーワード
- 夏日
高精度な金属加工を手掛ける会社では減税に困惑している。政府が実施する1人あたり4万円の減税。その手続が煩雑なため、企業側の負担になっている。毎月の給与から天引きされる所得税と住民税を減らすことで最終的に1人あたり4万円の減税をするという今回のやり方。年収やボーナスの有無、扶養家族の人数などは社員1人1人違うため企業にとっては面倒な計算を強いられる。この会社では経理担当者が1人だけで負担が大きいという。さらに政府は減税分を給与明細に明記するよう義務付け。
木曜日に本格的に始まった政治とカネの改革をめぐる論戦の焦点の1つは政策活動費。巨額な金が議員に渡るにも関わらず使い道が明かされない。自民党では茂木幹事長ら幹部に1年間で14億円以上渡していた。今回自民党は使用目的を大まかな項目に分けて金額を示す案を出した。立憲民主党は裏金と同様のブラックボックスだとして廃止を要求。日本維新の会は10年後に領収書を公開する提案をしているが、自民党の法案上では提出しない。自民党と公明党との温度差も鮮明に。自民党は政治資金規正法の改正案を今週中にも衆院通過させたい考えだが、各党との隔たりは大きく落とし所は見えていない。
今回の減税は1人あたり4万円。所得税3万円、住民税1万円分が減らされる。扶養家族がいない場合、所得税の徴収額がひと月3万円以下の人は翌月以降に分割し合計3万円になるまで。住民税は来月一律で徴収せず、7月以降は1年分の住民税から1万円を引いたうえで11か月に分けて聴取される。所得などにより天引き額を会社が計算する必要がある。政治資金規正法の改革では、政策活動費をめぐって自民党と各党との差が浮き彫りになっている。寺島は政治資金の透明化の流れを作るのかはマストというのが見えてきている、減税については税体系の議論がバラバラになっているまま目先の減税で喜ばせようとしていることを見抜くべきと話した。サヘル・ローズは4万円の減税と言われても1年間限定で、かつ選挙のためでというのが見えてくる、目線をそらされてるのが国民を甘く見られていて嫌だと話した。青木は企業団体献金をやめれば権力を金に変える行為が一定程度止まる、出入りを徹底的に透明化すればチェックできる、この両方かせめて一方かをやらなくちゃいけないが自民党はやるつもりがないと話した。
5月20日、政府は2030年までに日本メーカーがSDVの世界シェア3割を目指すという新たな目標を発表。SDVとはスマホのようにソフトウェアを更新し性能をアップできる自動車で、アメリカのテスラや中国のBYDが先行している。政府は自動車メーカー同士のSDV開発を促す組織を立ち上げ、連携を後押ししていくとしている。竹下は日本の自動車産業を守るためにもやった方が良いが国が掛け声をかけたからできるようなものではなく民間の力が必要、スマートフォン化すると情報産業になってしまうのでプライバシーの問題も考えて日本が積極的に世界に向けてルール作りも含めて発信していくほうが良いと話した。
技能実習制度を廃止し新たに育成就労制度とする法案が、21日に衆議院を通過した。新しい制度では、日本の産業を支えてもらう人材を育てることを目的とし、1年から2年就労すれば職場を変えることも可能になる。青木は法案の中では税や社会保障の滞納をした人は永住権を取り消すとされている、差し押さえや刑事罰でなく永住権を取り消すという外国人滞在者にとって死刑に近いような懲罰を与えようとするのは差別、あり方を考え直さないと外国人が来てくれなくなると話した。
EUで世界初となる包括的なAI規制法が成立した。AIの使い方によるリスクを4段階に分類している。最もリスクが高く使用禁止となったのは、サブリミナル効果など人の行動を操ろうとするAIや人の社会的信用度を評価するAI。これに次ぐ高リスクは犯罪捜査や入試採用などでのAIの使用。人が監視することや、使用履歴を記録することなど厳しい管理が求められる。また生成AIによって作られた画像や文章はAIが作成したことを明示するよう企業に義務づける。竹下はさすがにアメリカでも規制の議論が出ているので日本も規制に向けて動き出した方が良いと話した。
5月22日、10年ものの国債の利回りが1%に達した。アベノミクスによる大規模緩和が始まった直後以来11年ぶりの高い水準。歴史的な円安が続く状況を受け、日銀が追加の利上げや国債の買い入れ減額など金融政策の正常化を早めるのではないかという見方が根強い。長期金利の上昇が続けば、住宅ローンの金利上昇などの影響がある。寺島は異次元金融緩和と言ってアベノミクスでマイナス金利にまでもっていった、金を借りたら経済活動をして利息を払いながら経済を回していくのがポイントだったのに経済倫理が損なわれ国も借金地獄になった、国民としても慣れきっていたことから脱却していかなければいけないと話した。
本日のご意見番は内川聖一、中田久美。阪神対巨人。阪神の先発ビーズリーは6回7奪三振無失点で、阪神が3-0で勝利した。
中日対ヤクルト。中日ディカーソンのホームランが唯一の得点となり、中日が1-0で勝利した。
楽天対日本ハム。日本ハムの先発・加藤貴之は9回101球を投げ無四球完封勝利。日本ハムは5-0で勝利した。
ロッテ対ソフトバンク。試合前膳場アナは柳田悠岐を取材した。柳田はみんなが当たり前の事を当たり前にやってしっかりした野球ができている、みんなが常に全力でできているのが良いところと話した。小久保監督は就任会見で「美意識が一番欠けている」と話していた。ソフトバンクは2-0で敗れた。
膳場アナは取材した柳田悠岐についておっとりした中に責任感の強さを感じた、若手の手本になれるように野球をしっかりやりたいと言っていたのが印象的だったと話した。内川は去年まで本人の中で思ったような成績が残せていなかった、チームの中に緊張感が漂っているのを感じると話した。8連敗中だった西武は白星。楽天は6連敗中で21日は21-0、22日は12-0で敗れている。解説を務めた内川はソフトバンクの選手が全員調子が良かったので楽天からしたら難しい試合になったと話した。
ネーションズリーグ男子開幕戦、日本はアルゼンチンに3−1で勝利。第3戦はキューバに3−2で勝利。第4戦はイタリアに3−1で敗れた。
ネーションズリーグ女子、日本はポーランドに3-0で敗れた。