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令和の時代に住み込みでの修業を選んだ松下晴くん(16歳)。中学を卒業してすぐ秋山木工に就職。そこから約1年。今では高級家具の図面を任されるまでになった。一方で、同期の友添豊くん(26歳)は先輩から注意を受けていた。一流職人への道は厳しい。それでも食らいつく同期2人。
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神奈川・横浜市にある秋山木工は今でも丁稚奉公で職人を育てることで知られる。そんな秋山木工に新たな若者たちが集まってきた。18歳から25歳まで全7人。遠く沖縄から来た若者もいる。内弟子には恋愛禁止・スマホ禁止など厳しいルールが課される。ことしの志願者は1人だけ。秋山社長は、これまで70人近くの職人を育て上げた。新人たちの一流職人への道は8年。丁稚を5年、さらに3年間のお礼奉公を経て一流職人になれる。23歳以下の日本一を競う大会・技能五輪でも秋山木工はメダルの常連。ここで修業すれば有名ホテルや一流ブランドの特注家具をつくる技術が身につく。
2024年3月、新人7人は入社初日を迎えた。松下くんは後輩に向けて自己紹介した。幼い頃に伯父の手伝いをして木工に触れていた松下くん。心臓に持病を抱える母に技能五輪の金メダルをプレゼントしたいと思っているという。そんな松下くんは、2か月前、秋山社長から実家に帰って出直すよう言い渡されていた。同期の友添くんは松下くんの異変を感じ、事あるごとに気遣っていた。最年少15歳で秋山木工に入った松下くん。周囲に負けまいと精一杯もがいてきたことを秋山社長は誰より分かっていた。だからこそ、心がぽっきり折れてしまう前に親元に帰していた。これまで何百人と若者たちを見てきた秋山流の育成術。
1年前の春、中学を卒業してすぐに松下くんは秋山木工へ向かった。病を抱えながら育ててくれた母に恩返しがしたい、その意気込みが知らず知らずのうちに自分を追い詰めていたのかもしれない。松下くんは2週間近く寮から出られない状態だった。秋山社長の判断で10日間帰省した松下くん。何気ない時間が、肩の力を抜けずにいた松下くんの心と体を優しく解し、まだ大好きな木工へと向かわせていた。
新人が会社に来て5日目。正式入社を決めるテストが行われた。木村優仁くん(18歳)だけ合格点に届かなかった。正式入社は保留に。毎年、1年目で半分以上の新人が去っていく秋山木工。木村くんはスタートラインに立つ前に夢破れてしまうのだろうか…。
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正式入社テストから1週間。新人たちの技能実習が始まった。新人たちの中には木村くんの姿が。テストの後、同期や先輩たちのサポートを受けてテストをクリア。新人たちが正式入社して1週間。この日、友添くんのもとに嬉しいお客さんが。遠く九州から会いに来た母だった。息子と会うのは正月の帰省以来3か月ぶり。ずっと楽しみにしていた秋山木工の展示会を見に来た。友添くんが初めて作ったテレビボード。どんな言葉よりも雄弁に努力し続けた日々を語っている。
秋山木工の展示会には松下くんの母と伯父夫妻の姿も。松下くんは檜のキャビネットをつくっていた。松下くんの技能五輪出場が決定。秋山社長は松下くんの陰での努力をきちんと見ていた。
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