- 出演者
- ホラン千秋 ヒロミ 本並健治 椿鬼奴 長野博 財前直見 黒沢かずこ(森三中) 岩佐真悠子 IMALU 北村匠海(DISH//) 吉澤閑也(Travis Japan) SUSURU 丸山桂里奈 なえなの きょん(コットン) 西村真二(コットン)
今夜は若者たちの共通テン、ネオ終活を徹底調査。親には直接聞きづらい相続やデジタルデータの管理術、さらには最新お墓事情までこれを見れば人生もお金も損しない生き方が見つかる。
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- 葬儀会館ティア
オープニング映像。
ネオ終活の実態1「死ぬまでにやりたい事リストを作る」。簡単に達成できることから少し背伸びしないとできないことまできちんと書いておくことで目標が明確になるそう。ネオ終活の実態2「やりたい事は我慢しない」。コロナ禍で死生観が激変し、死が身近に迫る恐怖を子どもながらに体感した若者たちは死に向かって生きている事実を若くして受け入れ、人生を終うための終活ではなく、終わりがあることを意識して人生を豊かにしようという新たなマインドが生まれている。ネオ終活の実態3「生きているうちに感謝を伝える」。夫婦の約7割が共働き世帯とあり、家族が接する時間が貴重なものとなっている。ネオ終活の実態4「生きた証を残す」。ネオ終活の実態5「遺影を自分でチョイス」。
終活ライフプランナーの資格を持つという財前直見は、誰もが喪主になる可能性があるのに何も知らない状態なので簡単にしようというのが私の提案などと話した。またスタジオでは、コロナ禍で生活が変わったことで若者も考えるようになったのではないかなどと話された。
ネオ終活をする若者がこぞって集まるを調査した。
2020年に芸能界を引退した岩佐真悠子が登場。岩佐はコロナ禍を機に地に足をつけた生活をしようと介護職として働いているなどと話した。
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東京・森下にある終活スナックめめんともりを調査。店は死についてオープンに語れる店とのコンセプトのバーで、亡き母を海に散骨したことを機に海洋散骨の会社を起業したますみママが去年オープンさせたそう。棺桶作家でチーママのミケラさんが製作したオシャレ棺桶は1100円で入棺体験可能とのこと。店にはほかにも理想の人生の最後を書くボードがあり、調査を行った丸山らもママと話しながら理想の最後を描いた。
棺桶体験について丸山は、初めて夫婦で行けたのが良かったと話した。本並は子どものために長生きしないといけないと思って終活を考えるとネガティブになる、村田ママに終活は人生を楽しむためにすると言われてなるほどと思ったと話した。IMALUはコロナ禍で生き方を考えて奄美大島に引っ越した、移住の先輩に聞いたら歳とったら都市部がいい、田舎暮らしは若いからできると言われたと話した。黒沢は、母親は葬式の話をすると私を殺す気かという時代の人だった、前もって話しておくのはいいと話した。腎細胞がんを経験した小木は、人の悪口を言うのをやめようと思ったと話した。
家族に万が一のことがあったらどうするか街の人に聞いた。家のローンがどうなるか、相続するときに揉めそう、税金を取られると聞く、SNSが残ったら怖いといった声が聞かれた。
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スマホやPCの中の情報はデジタル遺産と呼ばれ、どう管理するかがネオ終活におけるポイント。専門家は、スマホはパスワードを共有しないだけで50万円損する可能性がある、業者に頼めばスマホ解析は50万円かかると指摘した。2021年にはiPhoneの故人アカウント管理連絡先がデフォルト機能となった。指定した相手がアップルアカウント上のデータにアクセスできるよう設定できる機能。死後にApple社に死亡証明書を提出し、認められれば故人のアカウントにアクセスできる。Googleにも同様の機能がある。
映画「秒速5センチメートル」の告知。
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「酒のツマミになる話」「全力!脱力タイムズ」の番組宣伝。
映画「秒速5センチメートル」の告知。
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亡くなったあとスマホをすぐに解約するのは危険。サブスク解約はSMSで2段階認証するケースが多いが、SMSが受信できないと解約が複雑になる。
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「まもーれe」は人に見られたくないデータを守るために開発されたソフト。残すデータや見られたくないデータなど条件を設定しそれぞれ権限を付与することで、亡くなったあと設定したアカウントでアクセスすると指定されたデータは見られるが見られたくないデータは削除される。
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- 終活支援データサービス まもーれe
ネオ終活に詳しい橘慶太さんが解説。スマホは生きてるかどうかまでチェックをするため死んだ後の顔認証は基本開かないと話した。財前は、最近の子は全部LINEなので暗証番号はどこかに残した方が良いと話した。なえなのは、チャットGPTの履歴は見られたくないと話した。
2025年は団塊の世代約800万人が75歳以上になる節目の年で、大相続時代を迎えたと言われている。橘さんは教育資金なら1500万円まで贈与税がかからないと話した。教育資金一括贈与と呼ばれる制度で、孫名義の口座に入金し教育費用を支払い領収書を提出すると贈与税の対象外になる。目的外で使用すると贈与税の対象になる。贈与された側が満30歳になった時点で使い切れなかったお金が残っているとその分贈与税がかかる。適用期間は来年3月までの予定。
橘さんは、祭祀財産には相続税がかからない、お墓を200万円で購入した場合は死後の購入に比べて最大110万円お得になると話した。
借金やローンも配偶者や子どもに引き継がれるが、相続放棄という手段も残されている。クレジットカードが普及した現代では相続放棄の利用者が年々増加傾向にある。相続放棄するとプラスの遺産も放棄することになり、死後3か月以内に決断する必要がある。
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橘さんは、相続のときには相続人という権利が一番強い、財産を寄付する遺言があっても相続人には最低限保証されている金額がある、相続人が1人であれば50%は保証される、生前にあげている分も遺留分の計算には含まれる、ポイントは大体のものは相続できないので自分が元気なうちに使い切るのがオススメ、航空会社のマイルはANAが亡くなってから6か月、JALは期間制限なく引き継げる、引き継げてかつ換金できるものは相続税の対象になる、亡くなった人と同居をしている親族が土地建物を相続すると土地代80%で相続税を計算していいと話した。財前は、ちゃんとしたことをしたければ公正証書にしておくのがオススメだが財産的にそうでもない人は自分の希望を伝えておくと子どもが考える材料になると話した。財前は、様々な資料のコピーなどを入れておくエンディングノートの進化版「ありがとうファイル」を考案。