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オープニング映像。
古生物学者の御前博士はアンモナイトを発掘。日本で見つかるアンモナイトは実に様々で、1mクラスの巨大なものまである。アンモナイトの仲間は恐竜よりも大昔、およそ4億年前に誕生し3億年以上の長い間大繁栄を続けた。殻で身を守る事で強敵だらけの海を生き抜いてきた。アンモナイトは頭足類で殻付きのイカのようなもの。オウムガイはアンモナイトと同時に生きていた。漏斗は推進力の源という。異常巻きアンモナイトはポリプチコセラス、ニッポニテスなど。
約8000万年前。アンモナイトは漏斗から水を吐き出し泳ぐ。食べ物は小さな有機物から比較的大きな生き物まで様々だったと考えられる。ナミマガシワは裏側にある穴を通して体を岩などにくっつけ流れてくる有機物を食べる生き物。プラビトセラスの化石には二枚貝がびっしり、裏側にもついていた。常に海水に触れている状態で海底から離れて泳いでいたと推測される。
恐竜の鳴き声について。恐竜はどの程度鳴いていたのかよく分かっていない。比較的恐竜に近いとされるワニは無口。少なくとも一部の恐竜は声を使ったコミュニケーションをしていた可能性がある。ピナコサウルスは骨によると、ある程度声を変えられたという。骨の構造は無口なワニよりよく鳴く鳥に近い。
モササウルスの仲間はアンモナイトの殻に噛みつきアンモナイトを泳げなくさせて、柔らかい身の部分を食べた。アンモナイトの殻の中には空気が入っていて、空気を構成する気体の量を調整することで浮上したり潜ったりすることができたと考えられる。アンモナイトは目の構造上、殻の後ろ側が見えにくかったと考えられる。コウモリダコはアンモナイトに襲いかかり、鋭い顎でアンモナイトの殻を突き破り中身を食べてしまった。アンモナイトは旺盛な繁殖力もあって、大繁栄を続けた。
モロッコの古生代と呼ばれる恐竜時代よりも古い時代の地層。次々と三葉虫が見つかっている。三葉虫は節足動物のひとつで古生代の海で大繁栄していた。行列になると考えられていたが、模型を水の中に流すと風見鶏効果で同じ方向を向く。水の流れで帯状の分布をしたと説明したほうが合理的と考えられる。
アンモナイトは巨大隕石の衝突を境に恐竜とほぼ同時に絶滅した。オウムガイの仲間は隕石衝突の危機を乗り越え今日まで生き伸びることができた。アンモナイトは巨大な種では一度に1000万個以上の卵を産んだとも考えられている。隕石衝突の時に酸性雨が降り海洋表層のプランクトンがたくさん絶滅してしまったという。アンモナイトはプランクトンが少なくなり、絶滅した可能性がある。
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