- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 高畑淳子 寺田心
チコちゃんは「寝ているといえば”鼻ちょうちん”なのはなぜ?」と出題。寺田心は「寝ているか寝てないか表現するものがないと…」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「昔は寝ているときによく”鼻ちょうちん”を出していたから」。
「寝ているといえば”鼻ちょうちん”なのは昔は寝ているときによく”鼻ちょうちん”を出していたから」について、JCHO東京新宿メディカルセンターの石井正則先生が解説。鼻ちょうちんはドロッとした鼻水。鼻の奥にある副鼻腔の粘膜が細菌に感染し炎症を起こすと出る鼻水。この副鼻腔の炎症が慢性的に続くと粘膜がキノコ状に腫れ上がり気道が狭くなる(いわゆる鼻づまり)。すると、鼻での呼吸が難しくなり口呼吸に。日中は口を開けていられるが寝ているときは口が少し閉じてしまう。吐き出す息が全て口から出られず、鼻の奥に抜ける。この鼻に抜けたわずかな息がドロッとした鼻水を徐々に押し出し鼻の出口付近で膨らむことで鼻ちょうちんになる。昔は今と違って薬がなく栄養が少なく免疫力が低かったため、鼻ちょうちんがよく見かけられていた。
オープニング映像。
チコちゃんは「水を買うようになったのはなぜ?」と出題。高畑淳子は「水道水の中に体に良くないものが入っているから」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「ウイスキーの水割りがはやったから」。
- キーワード
- 銀座(東京)
「水を買うようになったのはウイスキーの水割りがはやったから」について、日本ミネラルウォーター協会の渡邊健介さんが解説。ウイスキーが日本に入ってきたといわれているのが江戸時代末期。しかし、約100年後の1970年頃まであまり売れなかった。当時の日本には欧米のようにパブやバーが少なかったこと、和食に合わないイメージがあったことが理由に挙げられる。苦戦を強いられたウイスキーメーカーが売上を上げるために行った作戦について、お酒博士の橋口孝司さんが解説。海外ではウイスキーはストレートが一般的。しかし、そのストレートはアルコールに弱い日本人には不向きだった。そこで、ウイスキーメーカーは水割りを考案。和食に水割りが合うというキャンペーンを展開した。しかし、水割りには一つ問題が。それは、当時の水道水の独特の塩素臭さ(カルキ臭)。そこで、水割りをもっと美味しく飲めるようにと水割り用のミネラルウォーターを一緒に販売。この作戦で圧倒的に美味しくなったウイスキーの水割りは大ヒット。多くの人にミネラルウォーターの美味しさが広まった。
寺田心はチコちゃんに「目的と違うことをしちゃう」と相談。スーパーに行こうとしていたのに人気のない小道に入りたくなって結局スーパーに行かずに帰ってしまうことなどがあるという。チコちゃんは「私は心くんみたいに好奇心があって想像力があって展開力がある人、そういう人を成長させるそんな女になりたい」と話した。
チコちゃんは「流行色ってなに?」と出題。岡村隆史は「ファッション業界が仕掛けたPRで決められたのが流行色」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「世界がバタバタしないために決めている色」。
「流行色とは世界がバタバタしないために決めている色」について、日本流行色協会の小木曽珠希さんが解説。2025年春夏の流行色は全部で56色。56色もある理由は、国ごとに文化や国民性が違い、ファッション業界以外も対象となるため。流行色は世界17か国で構成される国際流行色委員会が会議で決めている。会議は年に2回。各国の代表がそれぞれのカラーを持ち寄り、その中から社会情勢や人々の心理を分析し、時代にマッチしたカラーを選んでいる。流行色は発表する2年前に決めている。つまり、流行色とは、実際に流行した色ではなく、2年後の社会情勢を予想した色のこと。2年前に決める理由は、色の染料の確保などの準備に時間がかかるため。
次回予告が流れた。
チコちゃんとあっち向いてホイ!