- 出演者
- 北村花絵 石川ありす さだまさし 鎌田實
北村は今回、長野・諏訪市を拠点にする医師・作家の鎌田實、その鎌田と長年の親交のあるシンガーソングライターであるさだまさしが「誰かのために」をテーマにスペシャル対談するなどと伝えた。
諏訪市原田泰治美術館にて鎌田實とさだまさしが「誰かのために」をテーマにスペシャル対談。鎌田は東日本大震災の被災地支援時にさだが助っ人として来てくれた時、体育館に1000人以上の避難者が集まり、最初こそ笑っていた避難者たちも次第にさだの話や歌で緊張が解け泣いていたなどと明かした。さだはライブで得た一部の報酬を被災地で活動している団体へ義援金として寄付し、助けがつながることがいいことだと皆と話していた2015年に風に立つライオン基金を設立し、泉谷しげると共同して避難者たちにステーキを振る舞ったりして震災前の当たり前な生活を思い出してもらったなどと伝えた。
鎌田はさだと風に立つライオン基金の活動をするようになってから支援の仕方が変わったとし、特に今年の高校生ボランティア・アワードに参加する高校生奉仕者たちの姿に次世代の芽吹きを感じたなどと語った。さだは国内外でいのちや平和を守るために支援活動や奉仕活動を実践する個人・団体を表彰する風に立つライオン オブ・ザ・イヤーでは3年前から準備して漸く柴田紘一郎賞と鎌田實賞を表彰できるなどと伝えた。
引き続き鎌田實とさだまさしが「誰かのために」をテーマにスペシャル対談。災害があるとさだが来ると噂が広がり、さだは被災地訪問について、心ある人の場所には心ある人が集まるもので、南富良野に鎌田と一緒に出向いたときには被災者たちと歌った「北の国から ~遙かなる大地より~」は聴いたことのないほどの大合唱となり今でも忘れられないものとなったなどと伝えた。鎌田はつながるホルモン・絆のホルモンはオキシトシンであり、さだを駆り立てているのはオキシトシンだと考えているなどと明かし、さだはオキシトシンをお節介ホルモンと称して、人々に伝染していき、そのお節介はいずれ自分に返ってくると断言した。また最後に被災地訪問時の写真をスライドで紹介した。
テレビ寺子屋の次回予告。
エンディング映像が流れた。