2024年5月25日放送 4:52 - 5:22 フジテレビ

テレビ寺子屋
【もう褒め方を学ばなくていい/沼田晶弘】

出演者
北村花絵 石川ありす 沼田晶弘 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。今回は東京学芸大学附属世田谷小学校教諭である沼田晶弘。テーマは「ぬまっち流 観察と言葉かけ【もう褒め方を学ばなくていい】」。

キーワード
東京学芸大学附属世田谷小学校沼田晶弘
(テレビ寺子屋)
東京学芸大学附属世田谷小学校教諭 沼田晶弘

静岡県浜松市にある鹿玉小学校にて東京学芸大学附属世田谷小学校教諭である沼田晶弘が講演を実施。沼田は朗読の宿題が時間が取られるなどで問題となっているが、ファーストテイクで録音形式にすると子どもたちは15分で宿題が終わり、保護者もデータで確認できるため実用してよかったなどと語った。沼田は著書「満点ゲットシリーズ せいかつプラス ちびまる子ちゃんの友達づき合い(集英社)」ではリアリティのある内容で、皆仲良くは無理であり、嫌いな人物には近づかないようにと教えているなどと伝えた。

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ちびまる子ちゃんの友だちづき合い (満点ゲットシリーズ せいかつプラス)東京学芸大学附属世田谷小学校浜松市立麁玉小学校浜松市(静岡)集英社
もう褒め方を学ばなくていい 沼田晶弘

東京学芸大学附属世田谷小学校教諭である沼田晶弘が「もう褒め方を学ばなくていい」をテーマに講演を実施。沼田は自己肯定感を高めたいために子どもを褒めすぎてしまいがちであるが、そもそも自己肯定感とは全てを受け入れて肯定できる力であるはずで、失敗をしたから下がるというものではないなどと説いた。沼田は自己肯定感とは別にアルバート・バンデューラが提唱した自己に対する信頼感や有能感である自己効力感に注目し、それを育てるためには達成経験・代理経験・言語的説得・生理的情報的高揚が必要などと伝えた。

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アルバート・バンデューラ東京学芸大学附属世田谷小学校

沼田は「承認5.0」とし、子どもは1段階目に「見る」ことを要望し、これに対していきなり褒めてしまう親が多いが、見ることを要望されたら見るだけで子どもの自己肯定感は上がるなどと語った。沼田は2段階目は「気付く」とし、親が見てと言われる前に気付いてあげることでより効力は高まるとした。沼田は3段階目に「認める」とし、子どもがテストで褒めるのももっと頑張れとも言いづらい70点を取ってきたときにはただ事実を認めることが大切であり、大方の子どもは1段階目から3段階目を与えられるだけで十分に自己効力感を育てられるなどと説いた。沼田は4段階目に「褒める」があるが、褒める必要はそもそもなく、子どもには喜んであげることのほうが遥かに効力があり、大人であってもしょっちゅう奢ってもらえる人などは嬉しそうだからこそ奢ってもらえるものであり、人にはそもそもが褒める力は標準装備されていて、一方で日本人には喜ぶ力がない人が多い傾向にあるなどと教えた。

沼田は褒められ方が大切だとし、その褒められ方を鍛える方法は、褒められたら笑顔、褒められたらわかりやすく喜び、笑顔の練習もし、上手な人の喜び方を真似てみるといいなどとレクチャーした。

エンディングトーク

講演を終えた沼田は素直に喜び続けることで喜ぶ力は自然と鍛えられ、喜ぶ力が育ったクラスは1年中ニコニコしているなどと語った。

(エンディング)
次回予告

次回の「テレビ寺子屋」の番組宣伝。

エンディング

エンディング映像。

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