- 出演者
- 北村花絵 石川ありす 渡部陽一
オープニング映像。今回は戦場カメラマンである渡部陽一。テーマは『戦場にある日常と家族の絆【戦場のSNSとコミュニケーション】』。
- キーワード
- 渡部陽一
静岡県浜松市にある聖隷クリストファー中・高等学校にて戦場カメラマンである渡部陽一が講演を実施。渡部は2025年は殆どパレスチナ情勢のガザ軍事侵攻の取材で毎月のペースで現地入りし紛争地の前線にいたなどと語った。渡部は戦場取材では一度現地入りすると3カ月や6カ月滞在するが、戦地であっても家族や友人が暖かい絆で包まれているからこそ厳しい中でも一日一日を生き延びていくことが出来ているなどと話した。
戦場カメラマンである渡部陽一が「戦場のSNSとコミュニケーション」をテーマに講演を実施。渡部は戦争最前線で兵士が輸送機に乗っている写真を紹介し、自分自身も防弾チョッキを身に着け、取材中は兵士たちと寝食をともにし、従来は兵士が動くからこそ戦争も動いていっていたが、現代ではロボット・AI・無人ドローン爆撃機が主に戦況を動かしていて、そうした状況や情報を制した側が戦争を整えていく戦い方になっているのが一つの特徴となっているなどと告げた。渡部は戦場カメラマンは戦地に赴くだけではなく、戦闘が発生している場所に立ち会い、身を守り逃げながらカメラで撮影することが取材の柱であり、その上は情報を得ることが重要で、その回線は宇宙の衛星を用いたものが主流で、砂漠であろうとも情報を発信受信可能で、戦地からキャンプ地に兵士が戻ると軍用回線で家族や恋人とビデオ電話をつなぐと、極限状態からか涙したり震えたりしている姿があったのだなどと明かした。
- キーワード
- 人工知能
渡部は兵士が携帯型ゲーム機で遊ぶ様子の写真を紹介し、屈強な兵士たちであっても20代の若者であり自宅から持参したゲームを僅かな時間の待機時間で楽しむなど自分の時間を持つことが出来ていて、情報があるからこそ極限状態になる戦地でも自分を保つことが出来ているなどと語った。渡部は情報があると、自分が気が付かないうちに情報の海の中から自ずと自分が心地良いと感じる情報に浸っていることがかなりの確率であり、戦場カメラマンの自分の場合には何度もネット上のフェイクニュースに騙されそうになったことがあるとした上で、自分にとって気持ちの良い情報は要注意で、情報によって感情や欲が高まったときこそ冷静にブレーキを自分にかけることで家族や友人、恋人を守ることにも繋がっていくなどと説いた。
- キーワード
- フェイクニュース
講演を終えた渡部は自分にとって気持ちのいい情報と出会ったときには焦らずに一歩間を置くだけで動きは変わることができるなどと伝えた。
次回の「テレビ寺子屋」の番組宣伝。
エンディング映像。
