2024年12月16日放送 1:28 - 2:28 TBS

ドキュメンタリー「解放区」
小屋番 〜山岳写真家が辿る八ヶ岳の山小屋〜

出演者
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(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

小屋番 ~山岳写真家が辿る八ヶ岳の山小屋~
小屋番 ~山岳写真家が辿る八ヶ岳の山小屋~

山岳写真家の菊池哲男は今日もまた山から見える景色をレンズに収めている。山小屋はいつ何時も登山者を受け入れ、そんな山小屋を守る小屋番に迫っていく。八ヶ岳中信高原国定公園はアクセスがしやすく人気のエリアになっている。南北の山域で特色が異なっているのも特徴の一つであり北部では静かな森が広がり、南部では迫力の稜線が登山客を虜にしている。南北の境界に存在している根石岳山荘には山を逃げ場に選んだ若者が居た。

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(告知)
オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版

「オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版」の告知。

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小屋番 ~山岳写真家が辿る八ヶ岳の山小屋~
小屋番 ~山岳写真家が辿る八ヶ岳の山小屋~

根石岳山荘でリーダーを務めている佐藤は山荘に来て5年が経っていた。佐藤は大学時代から登山しており、下界での仕事に嫌気が差し、最期の逃げ場が山しかないと感じて山小屋に来たのだと明かした。山小屋生活について佐藤は冬の歩荷が一番想像を超えるものであり、最初の年には胸までの高い積雪をかき分けて歩荷していたなどと伝えた。硫黄岳山荘代表の浦野は今までの自分をリセットして自分を見つける機会だとかを山小屋という職場を選択肢の一つに考える人が増加してきているなどと語った。山小屋の朝は早く、佐藤は早朝から食事を支度し、宿泊者たちに提供している。宿泊者を見送ると、佐藤たちは次の宿泊者たちが来る前に迎えるための準備に取り掛かった。佐藤は山小屋を職場に選んだ際には母に泣かれてしまったなどと打ち明けた。山小屋で働く君塚らは電車に揉まれて生活してた頃の自分の顔は酷かったと思うなどと振り返っていた。山小屋の消灯時間は20時で、佐藤たちは眠りについた。

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(告知)
人体の構造について

映画「人体の構造について」の告知。

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小屋番 ~山岳写真家が辿る八ヶ岳の山小屋~
小屋番 ~山岳写真家が辿る八ヶ岳の山小屋~

根石岳山荘の早朝、佐藤は今日は天気が晴れ渡り朝日が見られるなどと語った。佐藤は山にはコンビニなど便利なものはないが不便な生活の中で自分が暮らしていけるっていうのが合っていて、だからこそ過酷でも続けられているなどと打ち明けた。菊池はこの日、八ヶ岳の最南部に位置する編笠山を登り、馴染の山小屋へ向かっていた。

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(告知)
占領都市

映画「占領都市」の告知。

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小屋番 ~山岳写真家が辿る八ヶ岳の山小屋~
小屋番 ~山岳写真家が辿る八ヶ岳の山小屋~

菊池はこの日、酒飲みが集まる山小屋である青年小屋に立ち寄った。青年小屋の二つ名は「遠い飲み屋」であり、登山後の一杯とオーナーとの語らいを求め多くの登山者たちが訪れている。青年小屋は竹内一家で運営している。敬一は山岳レスキューのレジェンドであり、平成17年にはエベレスト(チョモランマ)の登頂にも成功し、長年に渡って山岳救助の現場に携わってきた。一方で敬一はこれまで多くの仲間達を山で亡くしており、今の世代の登山者にはデバイスで地図を見るだけではなく自分の実力を知ったうえで自然をもっと見てほしいなどと語った。この日、敬一は山梨県警本部・北杜警察署合同山岳救助訓練に講師として参加し、リードの手本を見せ、参加者たちにレクチャーした。敬一は救助に向かった人がそのまま死んでしまったこともあり、下山する最後まで迅速に気を抜かずできるようになってほしいなどと伝えた。この日、山は悪天候に見舞われた。

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双子池ヒュッテまでの道のりには北横岳との間に大岳経由で下りるルートが存在するが岩場が多い難所のため遭難事故が相次いでいる。この日、双子池ヒュッテに宿泊予定であった登山者が予定時間になっても訪れていなかった。登山者から予定時間が過ぎてから電話が入り、登山者はまだ小屋から遠く、一人が怪我を負っていることが判明した。予定から4時間後に登山客が無事に双子池ヒュッテに到着した。双子池ヒュッテの米川は遭難者が出ても警察からの要請があるまでは救助に向かうことができないのだなどと伝えた。菊池はこの日、八ヶ岳最高峰の赤岳へ向かい、道中で赤岳へレンズを向けた。

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赤岳には山頂を含めて4つの山小屋が存在する。そのうちの一つである赤岳鉱泉のオーナー・柳沢はこの日、協賛企業の人たちと共に登山道整備を行っていた。柳沢が一番今力を入れているのは2021年7月に開設された赤岳鉱泉山岳診療所であり、ここの開設は柳沢にとって念願であった。赤岳鉱泉は通年営業しており、冬でもベースキャンプとして賑わっている。柳沢は毎日2時間以上の道のりを通勤し、もとはレーサーであったが父の病気を受けて山荘を 受け継いだ。柳沢は日々の歩荷の最中は未来について考えていることが多いなどと明かした。赤岳鉱泉山岳診療所にボランティアとして参加する市川と光楽はここでは通年運営されているため常に医療を提供する必要があり、機材がなく自分の医療技術を頼る他ないなどと語った。赤岳鉱泉では夕食後、宿泊者たちを集め、安全登山の啓蒙活動の一環で医療講習会が行っている。赤岳鉱泉山岳診療所には課題が山積しており、市川は将来的に山岳医療の地位を高めボランティアではなくし、質を高めるために山岳医療という職にしていかなければならないなどと伝えた。柳沢は自分たちの活動が一つのモデルケースとなり行政支援がなくても自分たちで活動が始められるのだと他の山域の人々に真似してもらいたいなどと打ち明けた。この日の夜、菊池は赤岳の山頂から朝焼けの景色を撮影した。

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(エンディング)
TBSドキュメンタリー映画祭2025 小屋番 KOYABAN

TBSドキュメンタリー映画祭2025 小屋番 KOYABAN、3月より全国6都市にて上映が決定した。

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エンディング

エンディング映像。

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