- 出演者
- 所ジョージ 松下奈緒 満島真之介
オープニング映像。
約3000島ある瀬戸内海にある謎の島を紹介。KSB瀬戸内海放送によると、取材記録も報道映像もないという。謎の島は岡山・倉敷市にあり、上水島という名前。定期船がないため上陸も困難なので、ドローンで見にいったところ、黒い半島や鬱蒼とした森、赤いタイルなどが確認できた。
上水島を探索。探索方法は「船で近づき小型ドローンで探る」「見つけた【気になるもの】を取材」「上陸してピンポイントで実地調査」。ドローンは「DJI Avata2」を使用した。「DJI Avata2」の特徴は「狭いところに入っていける」「プロペラガード付きで脱落の危険性(低)」。なお、上水島を散策したところ、一本道、巨大建造物、山頂の砦を発見した。
- キーワード
- DJI Avata2
スタッフは上水島の情報を得るために「倉敷市立中央図書館」を訪れ、島の情報を調べたところ、大正初期に銅の製錬所があったことが判明。巨大建造物は銅の精錬を行う施設の可能性がある。資料によると、上水島では明治36年に「鈴木製錬所」が銅の精錬を行っていたという。昭和3年まで操業を続け、最盛期には工員・家族約700人が住んでいた。
スタッフは元島民を探して「古河機械金属」を訪れるも、手掛かりはなかった。上水島の製錬所は大正5年~昭和3年まで古河合名会社(当時)が運営していたという。その後、スタッフは再び資料を詳しく調べ、岡山・倉敷市の清水七造さん(享年94)宅を訪れ、清水七造さんの娘の早苗さんから話を聞くことができた。
スタッフは清水七造さんの娘の早苗さんから話を聞き、上水島の当時の写真を見せてもらった。清水七造さんは上水島で生まれ、島の小学校を卒業。昭和53年に同級生たちと半世紀ぶりに帰郷した。また、上水島では鎌倉時代(1282)に、般若院の僧侶による雨乞いの儀式が行われていた。その時、雨を降らせたのが島に祀られている龍王様という。
スタッフは「倉敷市歴史資料整備室」を訪れ、上水島の当時の地図を見せてもらった。上水島にはトンネルが掘られている。また、現在の地図と重ねたところ、現在は半島が増えていたことが判明。銅の精錬で鉄カス・スラブが大量発生し、トロッコでスラブを捨てることで半島ができた。
- キーワード
- 上水島倉敷市 総務局総務課歴史資料整備室
フォレストの番組宣伝。
岡山森林組合に協力を依頼して、上水島に上陸した。A班の目的は「煙突・実験中トラックの調査」。B班の目的は「トンネル・龍王様の痕跡探し」。探索したところ、井戸やトンネルの入り口などが見つかった。トンネルについてはまずはドローンで調査。小さな照明を装着して飛ばした。その後、B班のスタッフが実際にトンネルの中に入った。トンネルの中はプラゴミがあり、岩で封鎖されてもいた。
A班は実験中トラックを探索。実験中トラックには風力計などがあり、気象関連の実験が行われている可能性がある。しかし、岡山地方気象台などに問い合わせても、詳細は分からなかった。
B班は龍王様の痕跡を探して、祠や階段を発見した。
- キーワード
- 上水島
所ジョージら出演者によるエンディングトーク。所ジョージは「町の人達が誰一人、興味もなかったような島に、こんなに話がいっぱいあるんだもんね」などと話した。
- キーワード
- 上水島