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オープニング映像。
出町柳の駅から鞍馬行きの電車に乗る。堀井はまず先発の電車をチェックして、展望列車「きらら」を待った。窓が大きく、座席も窓を向いている。堀井は茶山・京都芸術大学で途中下車。駅舎はリニューアルしたばかりでピカピカ。京都芸術大学は美術や工芸、映画や漫画を習う学科もある大学。声をかけた着物を着た男性は日本画家の山本太郎さん。学生時代に描いた絵の松は能舞台の後ろに描かれた松にそっくり。山本さんは日本画を学びながら能楽の部活動にも励んでいたという。大学卒業後も、伝統的な絵画のなかに現代的な要素をいれる独特な絵に挑んでいる。山本さんは「伝統を常に更新し続けることが京都の流儀ではないか」と話した。
茶山・京都芸術大学を出発した堀井新太は一乗寺で途中下車し、金福寺を訪れた。紅葉の名所で、江戸中期に松尾芭蕉が滞在してことでも知られている。すぐ近くには詩仙堂。江戸時代に石川丈山が59歳で造営したのが始まり。
一乗寺ラーメン街道には約20軒のラーメン店がある。昭和の時代、街には大学生向けの下宿が多くお腹いっぱいになるラーメンが人気となった。堀井は1軒のラーメン店に入りオススメの「徹濃豚骨」を注文。こってりに徹した豚骨スープに自家製麺。ラーメンには店主の西村さんの京都の流儀がつまっていた。2021年に店舗名を変え、1人で行うために客席を減らして再スタート。元気になれるラーメンを目指して、日々工夫を加えているという。店の入口にあった「らーめん切符」は叡山電車2路線の一日乗り放題とらーめん一杯の引換券がセットになっているという。
一乗寺を出発すると住宅地が続く。堀井は修学院車庫のある修学院で途中下車。修学院車庫は毎年秋の「えいでんまつり」で一般開放され、線路を歩いたり、保線作業の体験などを行えるという。
堀井は昭和40年代にできたというプラザ修学院へ。オシャレなパン屋さんでオススメのクロワッサンを味わった。店主の田中さんは地元出身で、3年前に「ほかの空き店舗もうまれば」とあえて商店街に出店したという。オープンして3年たち、空き店舗にお店が入った。
堀井は宝ヶ池で途中下車して宝が池へ。周辺は公園で乗馬場がある。ここで馬に乗っているのは平安騎馬隊という京都府警で馬に乗って活動する部隊だという。この日は、時代祭に向けての訓練が行われていた。当日は京都御所からスタートして2時間、無事ゴールの平安神宮に到着した。
宝ヶ池の駅馬で戻ってきた堀井は観光列車「ひえい」を目撃。出町柳から比叡山に向かう叡山本線の特別な車両。デザインは緑で比叡山と延暦寺をイメージ。内装は楕円形で座席の窓は丸い形。
電車は鞍馬山へと進む。宝ヶ池を出発し二軒茶屋を過ぎると単線になり上り坂が続き、峠を過ぎると下っていく。アップダウンを繰り返して市原駅を過ぎると“もみじのトンネル”。約250mに色づき始めた280本のもみじが臨める。
電車からコンクリートの壁を見て堀井は貴船口で途中下車。貴船神社の最寄り駅で周辺に宿や料理店が並ぶ観光スポット。コンクリートの壁について聞くと、2020年7月に大雨で斜面が崩壊した場所だという。教えてくれたのは社長の豊田さんだった。2019年に就任したがコロナが発生、翌年に土砂崩れが起きたという。京都府による治山工事が始まったが叡山電車は 市原~鞍馬間で437日運休。運転再開が決まった頃、豊田さんは貴船口駅でドローンのレースと撮影のイベントを行った。運転再開を盛り上げようと各地からドローン愛好家が集結しイベントは成功。少しずつ街に人が戻ってきた。
貴船口を出発すると山が迫ってきて終点の鞍馬に到着。堀井はデューク更家と合流してケーブルカーと徒歩で鞍馬寺へ。デューク更家は大阪で細々とウォーキング教室を始めた頃の約30年前から鞍馬寺に通っているという。2人は本殿金堂に参拝した。デュークがウォーキングを始めたきっかけは母の死。母は医師から「歩いたらいい」と言われたがひざを悪くして階段で転び1年ももたなかった。デュークは歩くことが本当に健康にいいか突き詰めようと思ったという。デュークは鞍馬寺に通い続けたある日、貫主の信樂香仁さんに「参っていたら絶対いいことがありますよ」と声をかけられたという。数年してデュークは時の人となった。
エンディング映像。
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2025年1月29日(1:26)