- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央 矢崎智之 菅谷鈴夏
NHKの世論調査。「景気回復の実感」がある方すねた結果、あまりないと全くないが合わせて80%に上った。政府は春闘での賃上げとともに、来月からの定額減税によって、経済の好循環を確かなものにしたい考えだが、実感を伴った成長を実現できるかが焦点となる。
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離婚後も父と母の双方が、子どもの親権を持つ「共同親権」の導入を柱とした民法などの改正案が、参議院法務委員会で可決された。あすの参議院本会議で成立する見通し。民法などの改正案では、離婚後、父と母は協議によって親権を共同で持つか単独で持つかを決める。合意できない場合は、家庭裁判所が判断するが、裁判所がDV(ドメスティックバイオレンス)や子どもへの虐待があると認めた場合は単独親権になる。離婚後、共同親権になった場合、ポイントになるのが両親の同意。改正案では具体的なケースは書かれていない。成立した場合、政府は法律の施行までにガイドラインを示すこととしている。ただ改正案では共同親権になったら、子どもに関することは基本的に父母が話し合って決めるとしている。法務省は国会で父母のどちらの同意も必要な例として、幼稚園や学校の選択、進学か就職かの選択、転居先の決定、生命にかかわる医療行為などを挙げている。一方、例外として子の利益のため急迫の事情があるときや教育などに関する日常の行為は、どちらかの親の単独で判断できるとされている。法務省は、期限の迫った入学手続きや緊急の手術、子どもの食事や習い事の選択などを挙げている。
「共同親権」の導入を巡っては、賛否が分かれている。導入に賛成の立場を取る男性は、妻と離婚調停中だが、妻が娘を連れて家を出ていき、1年近く娘と正式に面会できていないという。男性は「親として活躍できる。すごくうれしい」と語った。一方、導入に反対の立場を取る女性は、元夫に毎日のように怒られ離婚したが、家庭裁判所がDV(ドメスティックバイオレンス)の有無を適切に判断できるか疑問だという。女性は「元配偶者と連絡したり、判断を求めないといけなかったり、拒まれたらその先に進めなかったりとなるのは子どもの利益だとは思わない」と述べた。改正案で大前提になっている考え方は「子どもにとって最善の利益となる」こと。親が離婚した子どもたちの支援などに当たるNPO法人「ウィーズ」・光本歩理事長は「子どもの声を知ることがまだまだ足りていない」と述べた。改正案はきょうの参議院法務委員会で自民党や立憲民主党などの賛成多数で可決された。また法律の施行後も不断に検証し、必要に応じて制度の見直しを検討することなどを求めるとした付帯決議も賛成多数で可決された。改正案はあすの参議院本会議で可決成立する見通し。
「ふるさとをすてるべきか、すてざるべきか」。能登半島地震で2次避難を続ける女性のことば発災から4か月以上がたち、避難生活が長期化する中で、苦しい決断を迫られる人も出てきている。石川・加賀市で開かれた、2次避難者を対象にした説明会。石川県や石川・珠洲市などが開き、応急的な住まいの確保や給付金の手続きなど、今後の暮らしについて相談に応じた。石川県によると、今月8日の時点で1729人が、県内外のホテルや旅館に2次避難している。
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- 令和6年能登半島地震加賀(石川)
富山県のホテルで2次避難をしている女性を取材。石川・珠洲市の自宅は地割れや配水管の破損などにより断水が続き、地震以降、避難所などを転々としている。3月に入ったこの避難先は5か所目。滞在できるのは7月末までで、別の2次避難所に移るのか、自宅を修復して珠洲に戻るのか、さまざまな選択肢の中で悩み続けている。女性は「一番大きいのは地震がやまないこと。見通しが立たない。明るい未来が描けない」と語った。女性と初めて会ったのは、能登半島地震の前、去年の5月。最大震度6強の揺れを観測した珠洲市。女性の自宅は柱が折れるなど、建て替えが必要なほどの被害が出ていた。生まれ育った珠洲に住み続けたいとの思いから自宅の建て直しを決断。半年かけて住宅の基礎から建て替えた工事が、去年12月に終わり、年が明けたら引っ越そうと準備を終えたばかりだった。能登半島地震で再び被災した。女性は「ふるさとへの思いは強かったが、今は揺れ動いて。精神的にすごくつらい」と語った。今女性の心の支えとなっているのが、同じ場所に避難をしている人たちとの時間。被害の爪痕が残り、去る人もいるというふるさと、珠洲に戻るべきなのか、今はまだ決断できないという。
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長引く避難生活。専門家は、住まいの確保が進んでいないことが背景にあるという。菜ボヤ大学・福和伸夫名誉教授は「高齢化、過疎化している地域が中心被災地だから、建設業者の数が圧倒的に足りない。上水道が断水したままの地域も多い。福祉の機能も戻っていない状況。生活をもう一度取り戻すための華僑が十分に整っていない」と述べた。専門家は「能登地方は平地が少ないため、私有地も含めて仮設住宅を建設できる場所を確保する必要性がある」と話している。行政の早急な対応が求められるとともに、将来の地震に備えて、日頃から耐震診断や耐震改修などを行っていくことも必要。
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全国の天気予報を伝えた。
アーバンスポーツ五輪予選シリーズが行われた。スケートボード男子ストリートでは白井空良が出場しミスなくまとめ4位で準決勝に進出となった。堀米雄斗はミスが出て得点が伸ばせず予選敗退となった。
女子パーク予選に開心那が出場し持ち味のコースの縁を使った多彩な技を決め予選をトップで通過した。草木ひなのは高さのあるエアで得点を伸ばした。日本勢は4人が準決勝に進出。
スポーツクライミング女子ボルダー&リード予選に伊藤ふたばが出場し4つの課題すべてを完登し予選前半2位であった。
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パリ大会日本代表は4人。内村航平が大きな期待を寄せるのが岡慎之助選手。世界ジュニア選手権を制した若手のホープ。注目するのは岡選手のけがを乗り越え進化した姿。苦手なつり輪を克服するため基礎を徹底した。先月の全日本選手権ではつり輪で高得点をマークし2位に入った。内村航平は「アスリートとして諦めないことの大事さを代表に入ることで伝えてくれるかな」などと話した。さらに注目すべきだというのが団体金メダル奪還のカギとなる鉄棒が得意の田中佑典選手と杉野正尭選手。杉野正尭選手の鉄棒の得意技はペガン。内村は「決めたら相当日本としては勢いつくだろうなと」などと話した。
ドジャース対ジャイアンツの試合。大谷翔平は9回にヒットを打った。試合は4対1でジャイアンツが勝利した。
カブス対ブレーブスの試合。鈴木誠也は8回にホームランを打った。試合は7対1でカブスが勝利した。
パラ陸上世界選手権が明日開幕する。大会はパリパラリンピックの前哨戦とも位置づけられている。山本篤選手は「自己ベストが出せるようにメダルに絡めるようにやっていきたい」などと話した。
物価高についてトーク。佐藤アナは「コーヒー豆とか高くなっているなと感じます」などと話した。