- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 星麻琴 吉岡真央 野口葵衣
オープニング映像。
22日のニューヨークは厳戒態勢が敷かれ、フランスのマクロン大統領が道路で足止めされる場面も。23日、各国の首脳が集まった国連総会が開催。アメリカのトランプ大統領は演説えみずからの成果を強調。「私は7つの戦争を終わらせた」と主張した。米国務省は戦争を終結させたと語る7つの地域の具体名を挙げたが懐疑的な見方もある。ニューヨーク・タイムズは「挙げられた地名の中には異議をとなえられたり不明瞭だったりする事例もある」と報じている。また、ウクライナ情勢についてはロシアに強い不満を表明。「戦争を支援している」としてロシア産原油を購入している中国とインドを非難した。演説の後、トランプ大統領は訪米中のゼレンスキー大統領と会談。SNSにこれまでの姿勢を転換したともとれる「ウクライナはヨーロッパの支援があれば元の姿を戦って勝ち取る状況にあると考える」という内容を投稿した。これまでトランプ大統領はロシア寄りと思われる発言を繰り返してきたが、米メディアは「侵攻についての見方や戦況の評価を転換させた可能性がある」と伝えている。
- キーワード
- アメリカ合衆国国務省アントニオ・グテーレスウラジーミル・プーチンエマニュエル・マクロンドナルド・ジョン・トランプニューヨーク(アメリカ)ハルキウ(ウクライナ)ロシア国防省北大西洋条約機構国際連合
今回の演説でトランプ大統領は国連への批判を繰り返した。国連の目的とされている「平和と安全の維持」について「言葉では戦争は解決しない。戦争を解決できるのは行動だけだ」と指摘。創設80年を迎える国連は国連憲章で武力行使などを慎むと定められているが、安保理で拒否権が行使されガザ地区の戦闘を止められない状況が続いている。去年まで非常任理事国を務めた日本は石破首相が安保理改革が必要と主張。現在国連は最大の資金拠出国アメリカの分担金未払などにより資金難の状態が続いている。専門家は「財政危機は深刻で予算はつくがキャッシュフローが追いつかないので基本的に任務として与えられた仕事を実施することが非常に難しくなっている」と指摘した。
国連総会での演説を終えた石破首相は、先程記者会見を行った。安全保障理事会の改革や、中東情勢などを巡って説明した。主な発言内容については、安保理改革を諦めてはならないこと、パレスチナ国家承認の“いつ承認”するかの問題、「二国家解決」のゴールが近づくよう役割を果たすことについて、無責任ポピュリズムの排し差別・排外主義を許さないことなど。さらに、分断より連帯を対立より寛容をなどと述べた。さらに、常任・非常任理事国双方の拡大が必要、パレスチナが持続可能な方で存在させることが重要ということや、戦後80年のメッセージについて現時点では固まっていないなどと話していた。
石破総理の後任を選ぶ自民党総裁選ではきょう日本記者クラブで討論会が開かれた。小林元経済安保相 は現役世代・中間層をしっかり支援していく、茂木前幹事長は物価高を上回る賃上げ、林官房長官はみんなでこの暗い状況を一致団結して乗り越えていく、高市前経済安保相は日本を世界のてっぺんへ、小泉農相は日本の生産力・供給力を拡大していくなどと訴えた。総裁選では物価高対策が論点となっている。東京・町田の飲食店は唐揚げ定食を680円で提供し、ごはんのおかわりは無料。ブレンド米など仕入れで工夫しているが、新米価格が上がったら値上げも検討しているという。都内の喫茶店ではコーヒー豆の仕入れ値が5年で約2.5倍になった。都内の子ども食堂では食材の寄付が去年より4割ほど減少し、提供する食事の量を減らさざるをえなくなった。討論会では小林が「定率減税」を主張。低所得者へは重点支援地方交付金、ガソリン税の暫定税率廃止などで対応するとした。茂木は食料品の消費税減税は時間がかかって効果が非常に薄いと語った。林は安倍政権以来やってきた賃上げのお願いを今後も続けたいと語った。高市は消費税減税は党内で合意できず、他党とも話ができないのでスピード感のある政策を優先したと語った。小泉は消費税減税を選択肢として否定しないとしながらも、ガソリン税の暫定税率の廃止を訴えた。討論会では各候補者が別の候補者を指名して質問する形式の討論も行われた。最も多い4回の指名を受けたのは林&小泉。高市は林に石破政権の継承について質問。林は良いところを継承して変えるところは変えていきたいと答えた。茂木は小泉に日米関係についてトランプ大統領との向き合い方を質問。小泉はできる限り早い時期に会談を実現したいと答えた。防衛費について問われた小林はGDP比2%では足りないと思っている。その先のことは速やかに分析する中で積み上げていくべきと答えた。討論会に先だって5人は去年の衆院選で落選した元議員らの会合に個別に招かれた。相次ぐ国政選挙での敗北を受け、党の再生に向けた取り組みなどを訴えた。会合を主催した橋本岳元厚生労働副大臣は政治資金問題について「きちんと理解いただけるように行動していただきたい」と語った。国民民主党の玉木代表は物価高対策について「年内に具体的に何をするかちゃんと示してもらいたい」、日本維新の会・藤田共同代表は自公との連立について「オーダーが正式にあるわけでもない状況で喜んでしゃしゃり出る問題でもない」とコメント。フジテレビ「イット!」に出演した立憲民主党・野田代表は首班指名について「ほかの野党との連携を目指して来週にも協議を始めたい」との考えを示した。
自民党総裁選に立候補した5人の候補の物価高対策をスタジオで深掘り。3つのキーワードが見えてきた。1つ目は所得税の減税。小林氏は所得税「定率減税」を期間限定で実施、高市氏は「給付付き税額控除」の制度設計に着手、小泉氏は所得税の基礎控除引き上げを主張。2つ目は地方自治体への支援。茂木氏は「生活支援特別地方交付金」。高市氏は自治体向け重点支援交付金を拡充するとしている。3つ目は賃上げ。茂木氏は保育士・看護師など処遇改善、林氏は1%程度の実質賃金の上昇を定着、小泉氏は医療・介護・教育分野の処遇改善に取り組むとしている。野党側が主張しているガソリン税の暫定税率は5人全員が廃止するとしている。自民党が参院選の公約に盛り込んだ現金給付は林氏を除く4人が慎重な姿勢。林氏は「与野党協議のベースにしたい」としている。多くの野党が主張する消費税率の引き下げは茂木・林・小泉氏が「難しい」、小林&高市氏は「物価高対策では考えず」としている。広内キャスターは自民党が少数与党となり、野党を意識した発言が多かったが、物価高対策の財源について議論を深める必要があるとコメント。
全国の気象情報を伝えた。
大谷は大リーグ通算100試合目の登板、6回無失点の力投だった。しかし5-4でチームは破れ、地区優勝へ足踏みとなった。
カブスの鈴木はメッツと対戦。6試合ぶりの打点となる同点タイムリー。しかしチームは接戦を落として5連敗となった。
大谷とのホームラン王争いで並んでいたシュワーバーがホームランを放った。54号ソロとなった。
大相撲秋場所11日目の中入後の勝敗を伝えた。
- キーワード
- 大相撲九月場所
ソフトバンクが8-3で楽天に勝利して連敗を4で止めた。ソフトバンク先発のモイネロは7回1失点で自己最多の12勝目。
ロッテが5-0で西武に勝利。ロッテ先発・木村はプロ初完封。
パ・リーグの順位を伝えた。首位ソフトバンクのマジックが1つ減って4になった。
- キーワード
- 福岡ソフトバンクホークス
三嶋一輝投手が来季の戦力外構想外となった。
- キーワード
- 三嶋一輝胸椎黄色じん帯骨化症
カーリング混合ダブルスの五輪世界最終予選が12月に行われるのを前に明日から日本代表決定戦が開催される。3組のペアが総当たりの予選リーグを戦い、上位2つのペアが決定戦へ進む。先に3勝したチームが代表となる(予選の結果を含む)。
