- 出演者
- 利根川真也
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米国大統領選挙は日本時間のあす夜から投票が始まる。民主党のハリス副大統領は3日、中西部ミシガン州で集会を開いた。ミシガン州にアラブ系米国人の有権者が多いことを踏まえ、中東情勢について“大統領としてガザ地区での戦争の終結に全力を尽くす”と訴えた。一方、トランプ前大統領。いずれも激戦州の東部ペンシルベニア州や南部のノースカロライナ州とジョージア州で相次いで集会を開いた。有権者の関心の高いインフレ対策や移民対策を巡ってバイデンハリス政権への批判を強めることで、票の掘り起こしをねらっているものと見られる。政治情報サイト「リアルクリアポリティクス」によると、勝敗の鍵を握る7つの激戦州では各種世論調査の支持率の平均が日本時間のきょう午前11時の時点でトランプ氏が48.5%、ハリス氏が47.6%と接戦となっていて、投票日が迫る中、両陣営による有権者への働きかけが続いている。
宮城県にある女川原発2号機は先月29日、核分裂反応を抑える制御棒を引き抜いて原子炉を起動し、東日本大震災で停止して以来、13年半余りを経て再稼働した。東北電力はきのう発電を再開する予定だったが、原子炉内に計測した中性子のデータの精度を高めるための機器を入れて引き抜こうとしたところ、途中で動かなくなるトラブルが起こった。“外部に放射能が漏れるなどの影響はない”ということだが、東北電力はこのトラブルを受けて機器などの点検を行うためけさ8時36分に原子炉を停止した。東北電力は今後、“トラブルの詳しい原因を調査する”としていて“今の時点では原子炉を再び起動させる時期は未定”だという。
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日産と三菱商事はことし3月、“次世代モビリティを使ったサービスで新事業を検討する”と発表していて、関係者によると、自動運転やEVのバッテリーの分野などで連携を強化する方向で調整を進めているという。具体的には特定の条件のもとで完全自動運転も視野に自動運転技術を使った乗り合いサービスを提供することや、EVのバッテリーの蓄電機能を生かして再生可能エネルギーの電力をためたり非常用電源などとして活用したりすること、さらに地域や観光地向けのカーシェアリングなどの事業を連携して行うとしている。両社はこうした取り組みを進めるために、今年度中を目指して合弁会社を設立する方向で調整している。日産は、“自動運転やEVの分野ではホンダと協業してソフトウエアの基礎技術の共同研究やEVのバッテリーの仕様の共通化や相互供給などに取り組む”としていて、こうした分野で米中のメーカーが先行する中、異業種も含めた連携で競争力を高めようとしている。
あす11月5日は国連が定めた「世界津波の日」。それを前に和歌山市などでは、南海トラフ巨大地震の発生を想定した大規模な防災訓練が行われた。訓練は毎年この時期に国が全国の自治体と行っていて、ことしは和歌山県と大阪府の合わせて4か所の会場におよそ2000人が集まった。このうち和歌山市内の港では、南海トラフ巨大地震が発生して大津波警報が太平洋沿岸の広い範囲に出されたという想定で避難が呼びかけられた。警察と消防、自衛隊が連携して倒壊した建物から要救助者を助け出したり、自衛隊が津波で流された人をボートで救助したりする手順を確認していた。
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