- 出演者
- 姫野美南
オープニング映像。
気象庁によると、きのうも各地で命に関わる危険な暑さとなり、群馬県伊勢崎市で40.1度、前橋市と広島県安芸太田町加計で40度ちょうどを観測。2013年8月以来12年ぶりに国内で4日連続して40度以上を観測。きょうも広い範囲で高気圧に覆われて晴れ、暑さが続く見込み。日中の最高気温は山口市で39度、甲府市や名古屋市、大阪市、広島県庄原市、高松市、宮崎県都城市で38度と関東甲信から九州にかけて危険な暑さが見込まれるほか、福島県会津若松市や前橋市、津市、岡山市で37度、盛岡市や東京の都心、広島市、鳥取市で36度などと各地で猛暑日が予想されている。熱中症の危険性が極めて高くなるとして関東甲信越から沖縄県にかけてのあわせて38の都府県に熱中症警戒アラートが発表。エアコンを適切に使用するなど涼しい環境で過ごすほか、水分や塩分を補給するとともに、屋外の作業ではこまめに休憩をとるなど、対策を徹底。
筑波大学などの研究グループは、医療機関を外来で受診した患者の10人に1人が、「かぜに抗菌薬を処方する」といった患者にメリットが少ないとされる、いわゆる低価値医療を受けていたとする調査結果をまとめた。筑波大学の宮脇敦士准教授らのグループは低価値医療がどのくらい行われているのか調べようと、かぜに抗菌薬を処方、かぜにたんの薬を処方、骨粗しょう症に1年間で2回以上の骨密度検査を行うなど、身近な病気の治療や検査10種類を選んだ。そして、おととし9月までの1年間に全国の診療所を外来で受診した患者254万人余のデータで検証した結果、こうした医療を27万6000人余が受けていたことが分かった。患者の10人に1人が1年間に少なくとも1回受けた計算になる。宮脇准教授は「見直すきっかけにしていただければ」などと話した。
連日、命に関わる危険な暑さが続いていて、きのうまでの最高気温は4日連続で40度を上回っている。きょうも関東甲信から九州にかけて38度以上の危険な暑さが予想されている。エアコンを適切に使用するなど涼しい環境で過ごすほか、水分や塩分を補給するとともに、屋外の作業ではこまめに休憩をとるなど、熱中症対策の徹底を続けるよう呼びかけ。
