- 出演者
- 合原明子
オープニング映像が流れた。
日本製鉄は「USスチールが今週開いた取締役会でアメリカ国内の2つの製造拠点に3億ドル(440億円余)を投資する計画を承認した」と発表した。具体的にはインディアナ州にある最大の製造拠点で自動車向けなどの製品の拡充を図るため設備改修を行う他、ペンシルベニア州の製造拠点で鉄の製造過程でできる「スラグ」をリサイクルする設備を新設するとしている。今回の投資を手始めに2028年までに110億ドル(約1兆6,000億ドル)を投資する計画。買収を巡ってはアメリカ政府が経営の重要事項について拒否権を行使できる「黄金株」1株を取得し、一定の影響力をもつことになる中、日本製鉄としてはアメリカ政府の理解も得ながら着実に事業拡大を進めたい考えで、巨額の投資に見合う収益を生み出せるかが焦点となる。
国連本部で開かれた会合には100を超える国と地域の首脳らが参加し、国連・グテーレス事務総長は冒頭、各国に対策を早期に実行するよう求めた。気候変動対策を巡ってはアメリカ・トランプ大統領が23日、国連総会での演説で「世界最大の詐欺」として否定する姿勢を強めており、会合にはアメリカの代表の姿はなかった。各国からの報告では、中国の習近平国家主席がビデオ演説でアメリカを念頭に「一部の国が逆行の動きを見せているが、国際社会は正しい方向性を堅持すべき」と述べた。その上で中国の温室効果ガスの排出量を2035年までにピーク時と比べて7%~10%削減する新たな目標を発表し、対策に取り組む姿勢をアピールした。
国連はAIを使って人間の関与なしに攻撃する自律型致死兵器システム「LAWS」の禁止に向け、来年までに法的拘束力のある文書を締結するよう各国に呼びかけている。安全保障理事会では24日、AIの軍事利用について話し合う首脳級会合が開かれた。グテーレス事務総長はガザ地区やウクライナでの戦闘を念頭に危機感を示し、「自律型致死兵器システムの禁止」を訴えた。中国の代表は「自律型致死兵器システムの出現を防ぐことは不可欠だ」と前向きな考えを示した。一方、アメリカの代表はAIについて「国際機関による中央集権的な統制の試みを全面的に拒否する」と述べ、「過度な規制は技術革新を阻害する」などとし、国際的なルール作りに難色を示した。
オリオンビールはきょう、東京証券取引所で3つある市場区分のうち最上位の「プライム市場」に上場し、セレモニーでは村野一社長らが鐘を打ち上場を祝った。東証によると沖縄県に本社がある製造業として初めての上場で、午前中は買い注文が膨らんで初値が付かない状態が続いた。1957年に創業したオリオンビールは国内では5位のビールメーカーだが、沖縄県内では圧倒的なシェアを持ち独自の地位を築いてきた。会社は上場をきっかけに知名度を高めることでインバウンド需要を含めた県内のビール事業やホテルなどの観光事業の基盤を固めていく他、アメリカ・台湾など売り上げが伸びている海外向けのビール事業も強化し、製造につなげていく方針。
去年、独裁的な政権が崩壊した中東・シリアのシャラア暫定大統領は、国連総会でシリアの大統領として約60年ぶりに演説し、国の復興のために制裁の完全な解除を求めた。シリアのメディアなどは「大統領の国連総会での演説は1967年以来58年ぶり」と伝えている。シリアでは去年12月に親子二代で半世紀以上続いた独裁的なアサド政権が崩壊し、反政府勢力の指導者だったシャラ暫定大統領のもとで新たな国づくりがすすめられている。シャラア氏は演説で「シリアは国際関係を修復し、地域・世界との関係を築き、暫定的な制裁解除を実現した。シリア国民を束縛しないよう、制裁の完全な解除を求める」とし、アメリカなどがアサド政権下で科してきた制裁を完全に解除するよう訴えた。シリアではアサド政権の崩壊後、隣国・イスラエルが少数派イスラム教ドルーズ派の保護を名目にシリアへの空爆を行うなど不安定な状態が続いているが、シャラア氏は演説で「この地域に新たな危機や争いをもたらすだろう」と非難した。
先に試合があったパドレスが敗れ、ドジャースは4年連続地区優勝に向けマジック2で残り5試合。大谷はホームラン王争いでトップとの差を3と広げられて迎えた1回の第1打席、ホームランにはわずかに届かず3ベースヒット。続く2番・ベッツが犠牲フライで大谷が先生のホームを踏んだ。第2打席は3回、ここは空振り三振。試合は継続中。
株と為替の値動きを伝えた。
エンディングの挨拶をした。