- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像が流れた。
警視庁などの合同捜査本部は異例の記者会見を開いた。逮捕されたのは福地紘人容疑者(26)、齊藤拓哉容疑者(26)、村上迦楼羅容疑者(27)、渡邉翔太容疑者(26)の4人。警視庁などによると去年10月、千葉県市川市の住宅に押し入り50代の女性の顔を殴って大ケガをさせた上、車や現金などを奪ったとして強盗傷害などの疑いが持たれている。この事件では実行役の3人がすでに逮捕・起訴されており、今回逮捕された4人は秘匿性の高い通信アプリなどを通じて当日の集合時間や場所などを実行役に伝えるとともに、現場で女性の暴行を加えるよう指示していた疑いがあるとのこと。首都圏では去年8月以降、闇バイトを実行役とする強盗事件が18件相次ぎ、これまでに51人が逮捕されているが警視庁などが押収したスマートフォンの解析などで支持系統などについて捜査を進めてきた。一連の強盗事件で指示役とみられる容疑者が逮捕されたのは初。警視庁などは4人が他の事件にも関わった疑いがあるとみて実態解明を進めることにしている。4人の認否については明らかにしていない。
きょう午前8時過ぎ、埼玉県・吉見町で「バスが田んぼに転落している」と警察に通報があった。警察や消防によると、自動車整備士を養成する専門学校「関東工業自動車大学校」のスクールバスが横転し、バスに乗っていた約50人のうち生徒20人が病院に搬送された。いずれもケガの程度は軽く、意識はあるとのこと。バスは学校へ向かう途中だった。警察はバスの運転手に当時の状況を聞くなどして原因を調べている。
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- 吉見町(埼玉)関東工業自動車大学校
警察によるときょう午前、伊豆の国市の順天堂大学医学部附属静岡病院から住居不定・無職の島田健太郎被告(54)が逃走した。被告は今年9月に静岡県富士宮市のスーパーで食品を盗み、警備員を転倒させたとして逮捕された。その後起訴され警察署に勾留されていたが、先月28日に箸で自分の腹を刺してケガをしたため治療を受けるために入院していたという。逃走時、被告は片手に手錠がかけられた状態で病院の7階にある個室におり、カーテン越しに警察官が監視に当たっていた。警察官が最後に被告の姿を確認したのは午前1維持15分ごろで、その後午前4時頃に警察官が後退するタイミングでカーテンを開けたところ、被告が姿を消していたという。被告は身長180センチ・中肉・白髪で灰色のトレーナーに茶と白のチェックのズボンを着用していたとみられるという。警察は片手に手錠がかかったまま窓から逃げたとみて、緊急配備を敷いて300人態勢で被告の行方を捜査している。
山口県宇部市ではきのう早朝、広い範囲でガス漏れやコンロなどからの出火が相次ぎ、ガス会社はガスの圧力を調整する「整圧器」という設備の1つに異常があったとみて原因について調べている。会社ではきのうから市内1万2,000か所あまりでガスの供給を停止した上で、安全が確認された場所から順次供給を再開している。会社によるときょう午前11時の時点で少なくとも209箇所で供給を再開したとのことだが、依然として多くの地域でガスが止まったままで、市民生活への影響が続いている。ガス会社はきょうから中国地方・四国地方の事業者も応援に加わって合計160人態勢で復旧作業を進めており、週明けまでには全域で復旧させたいとしている。
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- 宇部市(山口)
日本付近の上空には寒気が流れ込んでいる他、関東甲信などでは放射冷却現象の影響もあり各地で厳しい冷え込みとなった。けさの最低気温は北海道・弟子屈町川湯でマイナス14.8℃、群馬県高崎市でマイナス4.1℃など各地で今シーズン一番の冷え込みとなった。日中の最高気温は東京都心や大阪市で12℃、名古屋市や福岡市で11℃などと予想されている。また、北日本・東日本の山沿いなどでは雪が降り続き、午前11時の積雪は青森県八甲田山系の酸ヶ湯で106センチ、新潟県魚沼市守門で58センチなどとなっている。大雪・路面の凍結などによる交通への影響や電線などへの着雪による停電、雪崩・屋根からの落雪に十分注意が必要。
気象庁などが発表する大雨警報や土砂災害警戒情報など気象に関する防災情報は種類が多い上、名称に統一性がなく災害の危険度をイメージしづらいなどとして専門家から「複雑でわかりにくい」と指摘されてきた。気象庁と国土交通省は災害の種類ごとに5段階の警戒レベルに合わせて情報を再編し、関係する改正気象業務法などがきょうの参議院本会議で全会一致で可決・成立した。新たな情報は大雨による浸水・河川の氾濫・土砂災害・高潮の4つの災害について、警戒レベルの数字とレベルに対応する名称を組み合わせて発表される。「特別警報」と「警報」の間に新たに「危険警報」を設け、レベル5は「特別警報」、レベル4は「危険警報」、レベル3は「警報」、レベル2は「注意報」とする。氾濫に関する情報については、当面全国400あまりの洪水予報河川に指定された大きな河川が対象となる。気象庁は新たな防災情報の運用を来年の大雨のシーズンから始める方針。
今年度の補正予算案では、自治体向けの重点支援地方交付金のうち「お米券」などによる食料品支援に使う枠として4,000億円を設けることが盛り込まれ、政府はこの交付金を活用して配る「お米券」に使用期限を設ける方針。これについて鈴木農林水産大臣は「いま流通している現状のお米券は特段使用期限がないので、(例えば)3年後にお米券を使ってもいいということになる。そうなると今の物価高対策への対応なのでその目的を達し得ない」と述べ、「使用期限を設けて早期に使ってもらうことが重要」との認識を示した。その上で今回の交付金で配る「お米券」には利用者に転売禁止を求める考えを明らかにした上で、「使用期限が設けられるということなのでなかなか転売もしづらくなるのではないか」と述べ、「使用期限を設けることは転売を抑える効果も期待できる」との考えを示した。
総務省が発表した家計調査によると、今年10月に2人以上の世帯が消費に使った金額は30万6,872円となり、物価の変動を除いた実質で前年同月比3.0%減少した。減少は6か月ぶり。一部の商品値上げなどを受け、飲料・酒類などへの支出が減少したことなどから、食料が1.1%減少と5か月連続でマイナスとなっており、総務省では「食料品中心に消費者の節約志向が続いている」としている。これに加え、軽自動車や中古車に需要がシフトしたことから「自動車等関係費」が9.3%減少した他、携帯電話の料金プランを低価格なものに見直す人が増えていることから「通信」が14.5%減少した。
ロシア大統領府はプーチン大統領のインド訪問を前にインドメディアが行ったインタビューの全文を発表した。プーチン大統領はウクライナ情勢をめぐる和平案を協議した今月2日のアメリカのウィトコフ特使との会談について「非常に有益だった」と述べた。その上でアメリカが示した和平案の項目について「意見が違った部分はあるか」と質問されたのに対し「そのような問題があった」と述べ、ロシアが同意できないものがあったことを明らかにした。また「現時点で具体的に何が不適切で何が合意可能か述べるのは時期尚早だ。トランプ大統領の作業を邪魔する可能性があるからだ」と述べ、協議が難航しているという認識を示した。一方、アメリカが提示した和平案は28項目ではなく27項目で、これを4つの分野に分けて議論することを提案されたと明かし、「トランプ大統領は疑う余地なく誠実に平和的解決を模索していると確信している」と指摘した。AP通信は「4日にはウクライナ高官とトランプ政権側の協議行われる見通し」と伝えている。
先ほど熊本県で震度3の揺れを観測する地震が発生した。阿蘇地方で震度3。震源は熊本県・阿蘇地方、震源の深さはごく浅い、マグニチュードは3.2と推定される。この地震による津波の心配はない。
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- 阿蘇市(熊本)
