- 出演者
- 江口ともみ 阿川佐和子 ビートたけし
オープニング映像。多発する逆走、危険な交差点、交通事故ミステリーを徹底調査。ニッポンの交通問題ど~するSP。
元F1レーサー・鈴木亜久里を紹介。複雑な構造の首都高速。藤井サチが「北の丸トンネルは入る前に右からの合流。トンネルに入って明るくなった瞬間左からの合流がある。知っていないとパニックになる」、社会学者・古市憲寿が「東京五輪のころから60年以上経っているから老朽化も進んでいるし無理な車線が多い」、鈴木が「1960年の車は小さい。車が大きくなっている」、交通事故鑑定人・中島博史が「物理的に構造を変えることができないのでAIなどでのナビゲーションみたいなものまで考えていかないといけない」、熊谷宗徳が「車間距離を取るしかない」など述べた。逆走についてはそれに気づいてもどうやって窮地を脱するか、その先で降りられるのではないかなど考えてしまうのではなど話した。
東京・板橋区の環七通り沿いにある交差点は上の根橋と川沿いの一方通行が交差。警察などが公表する危険交差点のランキングに姿を見せない知られざる魔の交差点のひとつ。交通事故鑑定人・中島博史氏が検証。橋の柵が見る角度によって見え方が変わるため、車が見えなくなる。関西大学・友枝明保教授は「現場の柵は板状でできていて、円柱のものより見えにくくなる角度が大きい」とコメント。川沿い側からも橋側からも柵が死角となって事故の危険が。
交通事故減少のため、今、注目されているのが自動運転技術。茨城・日立市を走る茨城交通の自動運転バスは最高速度40kmで一般道を走行。車体に設置した22個のカメラ、センサーで信号、車、歩行者などを把握。自動で減速、停車することができる。自動運転レベル4の中型バスを国内で初めて導入。自動運転レベル4は運転の全てをシステムが行うもので、運転手は不要。茨城交通は2026年度中に乗務員のいない営業運行を目指している。
アメリカ・サンフランシスコなどで週に20万回以上利用されている自動運転タクシーのWaymo。特定の条件下で自動運転が運転手なしで可能な自動運転レベル4。
アメリカ・サンフランシスコなどで週に20万回以上利用されている自動運転タクシーのWaymo。周囲360度、最大300mの周辺環境を3Dで描写。夜間、雨などの条件下でも正確に認識。車線変更のタイミングや障害物にも対応。料金は通常のタクシーと同程度。Waymoは今年4月から東京都内でのテスト走行が始まっている。
アメリカの完全無人タクシーの実態について。人間による突然の事態に自動運転は対応できるのか。
特定自動運行実施者はレベル4の特定自動運転を行う許可を得た事業者で、遠隔監視装置の設置、監視する人を配置。国内では一般向けのレベル4の車は販売されていない。現在、法整備が進められている。
ビートたけしは「道路を作る時点で考えないといけない」とスタジオコメント。