- 出演者
- 寺門亜衣子 今田耕司 吉岡秀隆
当時、衣装を担当した松田さんは秀隆を見守る明子さんの姿が印象に残っている。撮影現場に付き添いとして動向していた明子さん。離れた場所から見ていたのには理由があった。
男はつらいよで寅次郎の甥に抜擢された秀隆。出会って間もない頃に渥美清に言われたことがあった。
- キーワード
- 渥美清男はつらいよ 旅と女と寅次郎
そして「北の国から」で秀隆は脚光を集める。その一方で思春期になると秀隆は様々な想いを明子さんにぶつけることも少なくなかった。高校時代、俳優を休業していた秀隆。現場に戻ることを決めたのは秀隆自身だった。
吉岡秀隆の父・正隆は平成26年に81歳で死去。最期、秀隆は父に「かっこよかったよ!」と耳元で語りかけたそう。今年で俳優48年目の吉岡秀隆は、1つ1つの役に向き合い、作品に命を吹き込んでいる。役者の仕事を始めたきっかけについて吉岡は「母に喜んでもらいたかった」と話す。
今年で89歳を迎える吉岡秀隆の母・明子。1年間練習してきたダンスの発表会の日、本人は緊張している様子。亡くなった母自身の姉や、戦死した兄らに見守られていると感じているそう。
吉岡秀隆が大切にしてきた役柄の1つ、「Dr.コトー診療所」で演じた過疎村の医師。過疎地の医療に取り組むようになった医師・小田は、高校時代にドラマ版を見て医師を志したそう。
吉岡秀隆が出演する映画を多く監督してきた山田洋次。最終オーディションで選んだ当時を「運命的」と振り返った。思想の上で一本筋が通っていて、それが柔軟なのが吉岡の強みだという。共演歴が多い倍賞千恵子は、今でも吉岡に「母さん」と呼ばれるそう。
吉岡秀隆の母・明子が初めて立ったダンスステージ。秀隆の作品への思いを込めて踊ったそう。これを見た秀隆は涙。
次回の「ファミリーヒストリー」の番組宣伝。