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- 大浜平太郎 相場英雄
オープニング映像。
原材料はホウ酸リチウムや水など4種類。独自の配合で混ぜ合わせるだけでスライム電解質ができ、電極と一体化させることでスライム電池が完成する。白鳥氏が開発したスライム電解質は水を使っているため発火する危険性がない。特別な環境は不要で製造コストも大幅に削減できる。
今回は白鳥氏の発火しない電池の驚きの特性に迫る。スライム電解質は水に溶け、残った黒い粉末をろ過することでレアメタルを含んだ活物質が回収できる。レアメタルの生産で圧倒的なシェアを占める中国。白鳥氏が開発したスライム電池は輸入依存を軽減。経済安全保障を強化できる可能性を秘めている。
相場はレアメタルの輸入規制のリスクに着目。白鳥氏は「使い終わった電池を回収できるシステムを考えておく必要がある。日本も近いうちに決まりや基準ができる。それに備えるためのベースとなる技術だと考えている」と語る。
強い衝撃を与えても発火せず水に溶けてレアメタルを回収できるリチウムイオン電池。白鳥氏は東京大学大学院で助教を務め、富士フイルムで新素材の開発に携わる。2025年5月に退社し東京科学大学に移籍した。社会実装への強い思いが白鳥氏を突き動かしたという。共同研究を進めている安井准教授はセラミック研究のエキスパートで、スライム電解質を共同開発した。大手ベンチャーキャピタルとの意見交換を重ね起業を目指している。
スライム電池の製品化について白鳥氏は「5年後をめどに世の中に出してみる。少人数体制でやるのは厳しいので仲間を作る作業にも入る。キーマンとなる人に集まってもらうことができれば達成できる可能性は高い」と話す。
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白鳥氏にとってのブレイクスルーは「社会と一緒に新しい価値をつくる」。「社会の課題を皆さんと共有しながら乗り越えていく。その積み重ねが未来を変える力だと考えている」と語った。
