- 出演者
- マツコ・デラックス 平坂寛
154種類の生き物の毒の効果を自分の体で試した生物ライター、平坂寛さん。直後の症状やその後の経過観察、刺されたときの対処法まで事細かにレポートしている。
平坂さんは前回の放送のあと、小中学校など昔の友達から「どうしちゃったんだよ」などと心配の声があったとのこと。
平坂さんは毒好きチルドレンから大人気だそうで、アメリカ在住の男の子から、今度日本に行くから案内してほしいとオファーがあったそう。浩市くんは平坂さんの大ファンだそうで、平坂さんのガイドのもと沖縄県の珍しい生き物を観察した。
人類の未来を救う毒の世界を紹介。毒の最前線を平坂寛が検証する。
平坂寛は子どもたちにメッセージを送りたいと話し、「きのうまでの“常識”はあすの“非常識”かも!?子どもたちよ…疑い続けろ!」と訴えた。そして生物の世界も日進月歩で変化していて、ヤマカガシのように無毒とされていた生き物が毒があると変わった生き物もあると話した。
昔から様々な言い伝え・伝承を持つ生物が存在する。アカクラゲの粉末を吸うとクシャミが出て真田幸村が合戦で武器に使ったのではという言い伝えが残っている。そこで平坂さんが客員研究員を務める黒潮生物研究所で実験を行った。そして言い伝え通り、アカクラゲの粉を吸った研究員たちはクシャミが止まらなくなった。
アカハライモリは昔から触ったら絶対手を洗うように言われてきた。そこで平坂さんは実際に手で触って実験してみたが特に症状は出なかった。そこでイモリたちをダイレクトに目に入れた結果、両目に激痛が走ったという。
ヒバカリというヘビに噛まれたら“その日ばかりの命”という噂が。そこで平坂さんは河川敷でヒバカリを探し、見つけたヒバカリに指を噛ませた。噛まれた直後は何も症状が出なかったが、時間が経つに連れ痛みが増していった。しかし60分後には完治した。
これまで日本に生息する数々の生き物の毒を試してきた平坂さん。そんな彼が愛してやまない国が“毒生物の楽園”と呼べるインドネシア。インドネシアは1万7000以上の島に分かれているためそれぞれの島に独自の進化を遂げた毒生物がいるという。
インドネシアのオリジナリティ溢れる毒生物“アンボイナ”。貝の仲間で筒状の器官の先端から毒ヤリを発射する。魚に毒を注入し、弱った魚を丸呑みする。沖縄にもいるという。
スマトラドクハキコブラは毒液を口から飛ばすことができる。命中率はほぼ100%。遠距離から捕獲しようとする人間に対抗して毒液を飛ばせるようになったという説もある。
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- スマトラドクハキコブラ
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インドネシアに生息する希少なミミナシオオトカゲ。噛まれたらどうなるのか。毒を喰らうと血だらけになる。血液凝固を妨げる毒を持っているとの説もある。希少生物のため未だ毒性が解明されていない。
バイオリンムシはバイオリンのような形が世界中で有名。毒がある。ミイデラゴミムシはカエルに食べられそうになると100℃の毒ガスを尻から噴射!平坂さんも食べてみた。バイオリンムシは体長約10cm、平坂さんが口に入れると酸を出す。酪酸という成分、強烈な酸味と刺激臭を持つ。バイオリンムシの主食はサルノコシカケというキノコ、キノコの裏に張り付いて隠れる。
スズメバチやサソリのように生物として毒を持つためにはリスクも大きく、昆虫類は全体の16%、ヘビ類は10%以下といわれている。90%以上が毒を持つといわれているのが植物。タケノコにも毒がある。シュウ酸などを含むためアク抜きが必要。植物は捕食されそうになっても逃げることはできない。そのため、自らの種を守るための生存戦略として毒を獲得したと考えられる。アジサイ、チューリップ、スイートピーなど身近な草花にも毒がある。
今年もニラと間違え「中華風炒め」で食べた事故が発生。見た目がそっくりなニラとスイセン。味も似ているのか事故が起きないために平坂さんが検証。レバニラ風に炒めると見た目は分からなくなった。食べてみると強烈な苦味でニラとは間違えにくい味。食べて30分後の症状はめまい・生あくび・生つば・胃の不快感が。60分後の症状は胃の不快感・激しい嘔吐。家庭菜園でニラを作っている横でスイセンを植え混ざってしまい食べてしまう事故が起きるのではと平坂さんは推測した。
ディフェンバキアは中南米に生息するサトイモ科の植物で、日本でも観葉植物として人気が高い。平坂さんが食べてみて「青臭い、強い刺激はない」などと話していたが、噛むうちに異変が出て口の中に痛みが出てしゃべれなくなった。ディフェンバキアに豊富に含まれるシュウ酸カルシムは細かい針のような形状をしており、それが口の中に大量に刺さり話せなくなってしまう。数時間は痛むとのこと。
