- 出演者
- 矢内雄一郎 相内優香 池谷亨 平出真有 広木隆 高島修 佐野友彦
アメリカでは11月ADP雇用報告と10月貿易収支、4回目の共和党候補者討論会。
広木さんの注目の予定、4回目の共和党候補者討論会。広木さんは「ニッキー・ヘイリーさんvs他の候補。こういう構図になると思います。急速に2位の座に来てる」などと話した。高島さん注目のニュース、豪中銀金利据え置き。高島さんは「ブロック総裁はタカ派姿勢を強調してる。次の利上げの可能性は相応にある」などと話した。
全国の天気予報を伝えた。
広木さんのプロの眼。テーマは「2024年日米株の展望。市場サイクルを読む」。今年年初の特番での広木さんの日経平均高値予想は12月3万6,000円。実際は12月5日時点で7月3日の3万3,753円だった。広木さんは「お正月のときは2万5,000円だったので、それからこれだったら上出来だと思う」、「相場の予想は難しい。あのウォーレン・バフェットさんがすごく尊敬しているハワード・マークスさんはこの先どうなるかは知る由もないかもしれないが今どこにいるかについてはよく知っておくべきだと言ってる。FRBの利上げ終了は十中八九間違いない。それがおそらく今後はっきりしてくるフェーズにある。そうすると逆金融相場は終わりということだと思う。次、典型的なサイクルだと逆業績相場となるが、そう簡単にはいかないのではと思う。マクロとミクロの乖離みたいなのが起こっている。金融当局が利上げすると景気が悪くなり、逆業績相場になる順番だが、おそらく来年アメリカの金利はスローダウンするが、それすらテンポがわからない。逆金融相場の中で株式市場は逆業績相場を経験してしまっている。だから一足飛びに次の金融相場の期待が異常なまでに上がってる。株価が先走りすぎてるために割高になっている。今、イールドスプレッドが縮小している。タームプレミアムは直近上がっている。なので、国債のほうが安全資産ではなくなってるのでは。いずれにせよアメリカは先走った金融緩和期待と業績回復をうまく折り合いを保ちながら、実際の金融相場の開始を待つというのが来年の位置付けじゃないかと思う」などと話した。
日本時間午前6時のNY証券取引所の映像が流れ、NY株式などの終値を確認。
東海東京証券アメリカの中川さんがニューヨークから解説。アメリカの自動運転についてGM傘下のクルーズが10月末に加州当局と運行許可を停止された。これによりGMもクルーズへの投資を大幅に縮小と発表。無人タクシー商用化はアマゾンやテスラなど競争過熱により安全性軽視で自動運転車への恐怖心が増したとの調査もある。中川さんが注目シているセクターは工業分野だといい、リオ・ティントは無人運転のダンプトラックを開発し、鉱山現場への投入を加速していること、世界の鉱山での自動運転トラックは2022年5月1068台が2035年までに124億5000億規模になると伝える。キャタピラーとコマツは鉱山向けEVトラック開発をしリオ・ティントは両社と2024年から試験導入を計画しているなど解説をした。
為替/金利/商品の値動きを伝えた。
中国の格付け見通し「ネガティブ」に下げ ムーディーズ。ムーディーズ・インベスターズ・サービスは中国の信用格付けを安定的からネガティブに変更した。不動産業界低迷で中国の財政、経済、制度が広範な下ブレリスクが生じていると指摘。(日経電子版)
JTBは2023年の旅行同行見通し発表。1人あたり4万1000円で2022年から4千円増え過去最高。訪日客が増え宿泊料金が高騰、リベンジ消費など消費者心理をささえる。年末年始の国内旅行社は4%増。コロナ禍前から比べて92%の水準まで復活。(日経電子版)
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- ジェイティービー日本経済新聞 電子版
広木さんのきょうの経済視点は「辰巳天井を越えて」。「辰巳天井」という相場の格言があり、36年前はバブルの最高値だった。来年・再来年以降は今の日本経済の変革や日本企業の変貌を評価した自然体での高値更新になるのではないかと話した。高島さんは「2024年は新興国の選挙イヤー」。今月エジプト大統領選挙があり、その後もロシア・南ア・インドなどと主な新興国だけでも17の選挙が予定されている。ロシア大統領選は重要だが、欧米では6月のメキシコの選挙への関心が高いという。メキシコ・ペソは選挙の3ヵ月ほど前から下落し、選挙前後に回復する傾向があり、収益機会を見出したいと考える市場参加者も多いそう。同じ中南米でもブラジルではこの傾向は見られない、と高嶋さんは話した。
今日のゲストはJPモルガン証券の佐野友彦さん。今日のテーマは「ESG視点で捉える 2024年 日本機械セクター/ESG視点で捉える!機械セクター注目企業」。佐野さんは「今年の機械セクターは、増収増益もありますが業界の勢いは鈍化となっています。2024年の工作機械受注は景気サイクルが不透明ではありますが、ESG視点で捉えると機械セクターの中では重工業や農業機械などに注目しています。従来のESG視点から変化しており、企業行動や株主提案の動きが注目を集めております。中でも三菱重工業は、景気動向に鈍感なレイトシクリカル銘柄に位置づけられますが、ガスタービンや防衛などが大幅に受注が増え、好業績が続いています。来年に発表される中期経営計画の中身にも期待が持てると思います。また、SMCもFA空圧制御機器世界シェア40%・国内60%のSMCにも注目しており、来季回復に向けた持ち直し傾向となっているので、こちらも注目しています」などと話した。三菱重工業・SMCの株価、各社の投資判断を紹介した。午前7時8分頃から、モーサテプレミアムでモーサテ朝活Onlineをライブ配信する。
博多名物の名物「明太子」選別にAIを導入した企業を紹介。2期連続の増収を見込むやまやコミュニケーションズは、今年3月、福岡県内に新しい工場を稼働させた。明太子は色や形に応じてランクが分けられ、チェックポイントは色・血筋・薄皮の破れとなる。これまでは熟練のスタッフが手作業で仕分けしていたが、人手不足によりAIカメラを導入したという。AI開発に臨んだのは日本IBMで、ピンクと赤の混ざり具合などマニュアルにない情報をAIに学習させ、工業製品の4000倍となる40万枚の写真を読み込ませて、5年かけ導入したという。やまやコミュニケーションズは、3年後にはAI選別を現在の10倍となる1日3トンにしたい考えだという。今日のローカルビジネスサテライトは、日経電子版でも見ることができる。
あす7日からテレ東経済WEEKがスタートする。テーマは“ミライへ挑む!日本の闘い方”。特別企画としてテレ東の経済番組出演者に新たに挑戦したいことを聞いた。ガイアの夜明けの松下奈緒さんが挑戦したいことは“健康な体づくり”だと話した。
全国の天気予報を伝えた。
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政府の経済財政諮問会議では、社会保障改革について議論され、少子化対策の財源確保策として医療費負担3割となる高齢者の対象拡大を2028年度までに検討する方針が示された。また来年度の改革として介護サービス利用料2割を自己負担する高齢者の対象を拡大するかどうかについて、今年度中に結論を出す。
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アメリカの起業家、イーロン・マスク氏が率いるxAIが10億ドル(約1470億円)の出資を募っていることが明らかになった。うち1億3400万ドルはすでに調達済みとしている。xAIは7月オープンAIに対抗し創業、11月には独自の対話型AI「グロック」を公開している。
アメリカのIBMとメタは5日、AI関する新たな団体「AIアライアンス」を設立したと発表した。誰でも利用できる「オープンソース」の形で生成AIの開発や利用を推進するとしている。また、安全性の向上や責任のある開発を目指すため評価基準を設けるという。50以上の企業や研究機関が参加していて、ソフトウエア大手のオラクル、半導体のAMDやインテルのほか、日本のソニーグループや東京大学、慶応大学も含まれている。オープンAIやマイクロソフト、エヌビディアは加わっておらず生成AI分野で注目される企業に対抗する狙いもありそうだ。
OECDは5日、81カ国・地域の15歳対象の学習到達度調査(2022年)の結果を公表した。日本は読解力が前回15位から大幅上昇で過去最高の3位となった。また、科学的応用力2位、数学的応用力5位と国際的なトップ水準を維持した。
池谷さんはエンディングで、日米の大手証券会社の来年末のドル円予想が150円から123円とすごい幅があると話し、アメリカの景気後退の深さをどう見るかだと思うなどとのべた。
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