- 出演者
- 豊島晋作 竹崎由佳 嶺百花 市川眞一
自民党の高市総裁が先程出演し、2%の物価安定目標に向けて2013年に政府と日銀が発表した合同声明「アコード」について「直ちに見直す必要はない」との認識を示した。また為替相場が一時1ドル=153円まで円安ドル高になるなど円安基調が続いていることをめぐり、「行き過ぎた円安を誘発するつもりはない」と述べた。一方連立協議が難航する公明党については「大切な連立のパートナーだ」としたうえで、「自公の連立が基本中の基本だ」と改めて強調した。自民党と公明党はあす党首会談を開いて連立政権の継続について協議する方針で、高市氏は「連立の合意が速やかにできるように話を聞きたい」と述べた。
株式先物、アメリカ株式の値動きを伝えた。
自民党の高市総裁が先程出演し、政府と日銀が発表した合同声明「アコード」について「直ちに見直す必要はない」との認識を示した。その瞬間、ドル円相場が円高ドル安方向に振れる場面があった。その後総裁から「日銀の政策が政府の政策と整合することが非常に大事だ」との発言もあり、相場は円安方向に戻していった。ピクテ・ジャパンの市川眞一シニア・フェローは「まだ政権も発足していないわけで、発足したとしてその後の方向をしっかりと見ていかなければならない。株価の上昇自体は持続していくのではないか。世界経済とその中の日本はインフレになっており、株や金にお金が向きやすい。それに加え上場企業のガバナンスの変化があり、株式市場自体のダイナミズムが向上している」などと述べた。
あす自民党と公明党の党首会談が行われ、連立政権の継続について協議する方針。ピクテ・ジャパンの市川眞一シニア・フェローは「選挙の協力があり、なかなか別れにくい関係ではある。ただ公明党はこの参議院選挙で得票率を減らしており(総務省の資料よりピクテ・ジャパンが作成)、この危機感は相当強いものがある。政治とカネの問題はかなり深刻に考えているのではないか」などと指摘した。
エンディング映像。
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