- 出演者
- 渡辺慎一郎 大久保佳代子 前田公輝 上田晋也 岩戸秀年 ラブ守永 野村周平 大西礼芳 仁村紗和 福室莉音 なえなの 高松アロハ 浅野竣哉 LiLiCo IMALU 犬山紙子 三輪記子 佐野雄大(INI)
今回のテーマは「選択的夫婦別姓」。日本では結婚した夫婦は同じ名字を名乗ることが義務付けられており、法務省によると夫婦別姓の選択を認めないのは世界でも日本だけ。約95%の夫婦が夫の名字を選択している。約30年、選択的夫婦別姓制度の議論がされているが、いまだ法改正には至っていない。
今回のテーマは「選択的夫婦別姓」。スウェーデン国籍のLiLiCoは夫とは別の名字。以前に結婚したときは自分の珍しい名字を捨てたくなくて2つの名字を付けていたという。弁護士の三輪記子は、1970年代以降に諸外国では夫婦別姓が根づき、いまでは日本だけが夫婦同姓を強制していると解説した。犬山紙子は結婚時に姓について話し合いはしたが、夫の名字が珍しく、自身もペンネームで仕事をしていたこともあり夫の名字をスッと選んだという。パートナーと事実婚に近い形だというIMALUは名字にこだわりはないが、名義変更手続きが面倒そうなのでいまは法律婚をしていないという。三輪は戸籍と夫婦別姓について、選択的夫婦別姓制度を導入しても戸籍制度は維持されると話した。
選択的夫婦別姓制度について、世論調査では賛成58.3%、やや賛成25.6%となっている。賛成の理由は「個人の自由を尊重したい」「名義変更に手間がかかる」など。旧姓の通称使用を拡大しようという意見について、三輪記子は海外で仕事をする場合には限界があるとした。さらに、現状多くの金融機関では通称で口座やクレジットカードを作ることはできない。選択的夫婦別姓に反対する理由には「子どもへの影響」「家族の一体感がなくなる」などがあった。夫婦同姓制度は明治31年以降に導入された制度で、それ以前は日本も夫婦別姓が基本だった。反対理由には「離婚率の上昇につながる」という意見も。
選択的夫婦別姓制度に反対する理由には「離婚率の上昇につながる」という意見も。しかし、三輪記子は「上昇するという確たるデータはない。選択的夫婦別姓制度を導入したら一時的なコストはかかるかもしれないが継続的ではない」とした。男性は自分の名字にどれくらいこだわりがあるのかアンケート。「結婚するなら自分の名字になってほしい」という質問に「はい」と答えたのは100人中61人。佐野雄大は一人っ子でいとこもいないが、親には「2人で話しあって決めていい」と言われているという。上田は自身の名字はどうでもよく、いまからでも妻の旧姓に変えてもいいくらいだと話した。
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20~30代の独身男性100人へのアンケート、 「私の名字になってほしいと言われたら変えられる?」という質問で「はい」と答えたのは68人。三輪記子は「いま生きている人が積み重ねていくからこそ伝統。いま生きている人に任せてしまえばいいのでは」と話した。IMALUは「選択的夫婦別姓制度があれば法律婚をしていないカップルの結婚のハードルがだいぶ低くなる気がする」と話した。
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佐野雄大がINIの3RD ALBUM『THE ORIGIN』を告知した。
「上田と女がDEEPに吠える夜」の次回予告。
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前回のあらすじ。
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「完全不倫」の次回予告。