2024年6月11日放送 18:25 - 20:54 テレビ東京

世界が騒然!本当にあった(秘)衝撃ファイル
【緊迫の(秘)衝撃事件SP】

出演者
高橋英樹 鈴木紗理奈 井上咲楽 
家政婦は見た! 資産家セレブ殺人
誰が被害者? 誰が犯人?

1991年、アリゾナ州ツーソンの豪邸で、家政婦サマンサ(20歳)は家政婦として住み込みで勤務することになった。雇い主は、不動産業を営むビジネスウーマンのパメラ(33歳)で、夫ゲイリーと2人の子どもがいた。夫ゲイリーは実業家で、複数のカジノを経営していた。ある日、パメラは「赤ちゃんの生年月日を入力すると性格や未来の展望などを予測する」という新事業を開始。

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アリゾナ州(アメリカ)

家政婦サマンサが働き始めて2年目の秋、カジノの共同オーナーたちがゲイリーを裏切り、経営権を全て剥奪。その後、ゲイリーの借金総額が約35億円に膨れ上がった。家計は苦しくなり、サマンサは解雇された。ある日、ゲイリーがパメラの口座から3億円を自分の口座に移し、借金返済に充てていたことが発覚し、夫婦関係は崩壊。互いに弁護士を雇って、離婚の話し合いを進めることになった。「ゲイリーが子どもたちを虐待していた」というパメラの嘘の証言が裁判所で採用され、子どもたちの親権はパメラが持つことになった。また、養育費は月額3万円に決定。離婚後、ゲイリーはパメラに自宅を譲って、家を出て行った。

パメラは家政婦サマンサを呼び戻すと、豪邸を売却。引っ越し先は、コロラド州アスペンの2階建て1軒家で、スターベイビーズ事業を広げようと出資者を募っていた。そんなある日、経営コンサルタントというロナルドと出会った。一方、ゲイリーは、子どもたちに会いたい一心で、ストーカーのようにパメラの行動を監視するようになった。

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アスペン(アメリカ)ツーソン(アメリカ)

パメラがロナルドと出会って2年後、ロナルドが10万ドル(約1300万円)を奪っていたことが発覚。警察に通報したところ、ロナルドが詐欺師であることが判明。警察がロナルドの家に向かうも、ロナルドはすでに逃亡していた。

(秘)被害者は(秘)

1996年11月1日、アリゾナ州ツーソンで、ゲイリーが爆殺された。FBIも捜査に加わり、科学捜査班が爆弾の種類を特定。犯人は遠隔操作式のパイプ爆弾をバッグに詰め、ゲイリーの車の助手席に設置し、爆破スイッチを押して殺害したとみられた。また、ゲイリーは、パメラが受取人の生命保険に加入していたことが判明。パメラは保険金2億7000万円を使い、豪邸を購入していた。警察はパメラたちから話を聞いた。「犯行時刻は自宅でパメラと仕事の打ち合わせをしていた」というサマンサの証言により、パメラのアリバイが立証された。

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ツーソン(アメリカ)

カリフォルニア州ヨーバリンダで不審車両が発見された。車内には、パメラとゲイリーの離婚に関する経緯などが記載された資料などがあった。また、不審車両の持ち主はロナルドだと判明。警察は捜査網を拡大してロナルドを追った。また、殺人事件はメディアが大きく報道し、ロナルドの顔写真も公開された。

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ヨーバリンダ(アメリカ)

ロナルドは詐欺と窃盗の容疑で逮捕された。取り調べで、ロナルドは事件への関与を否定するも、捜査官がロナルドの家を調べたところ、事件に関わる録音テープなどが見つかった。録音テープには、ロナルドとパメラの会話が記録されていた。殺人事件の実行役はロナルドで、首謀者はパメラだった。パメラは、ゲイリー殺害の共謀容疑で逮捕された。

事件の真相を紹介。パメラの資金3億円がゲイリーに使われ、返済されることはなかった。離婚後、ゲイリーの一言により、憎しみは殺意に変わった。パメラは奪われたお金を、保険金で取り戻そうと考え、殺害計画を進めた。殺害計画は「金のためなら何でもやる詐欺師ロナルドと接触」など。ロナルドはパメラの資金1300万円を奪い、逃走したが、これは殺害計画の報酬5000万円の前払い金だった。事件当日、ロナルドは遠隔操作式のパイプ爆弾でゲイリーを殺害。この時、パメラはサマンサと仕事の打ち合わせを行い、アリバイを作った。その後、ロナルドを犯人だと警察に勘違いさせようとした。しかし、パメラは月に2回、宅配便の荷物に混ぜてロナルドに現金を送っていたが、突然、パメラが送金をやめた一件でロナルドは激昂。電話内容を録音するようになり、パメラの計画を狂わせた。

判決の結果、ロナルドとパメラは第一級殺人と殺人共謀罪で有罪となり、終身刑が言い渡された。

戦慄! 航空パニック
突然の急降下(秘)トラブルで制御不能

2018年11月11日、ポルトガル・リスボン近郊の空港からカザフスタンの旅客機が離陸。機長はアウシェフ、副操縦士はカラショラコフとセルゲイ。エア・アスタナ1388便はポルトガルで定期点検と整備を終え、ベラルーシを経由し、カザフスタンへ帰国する約10時間のフライトの予定だった。機内には3人の技術者が搭乗。この日、視界は不良で乱気流も発生していた。フライト中、機体が制御できなくなり、操縦桿の故障と考えて、自動操縦に切り替えた。しかし、自動操縦には切り替わらず、機体は左に傾き始めた。

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エア・アスタナハドソン川リスボン(ポルトガル)

徐々に1388便の高度が下がっていった。今回の定期点検でフライトコントロールシステムが交換されていた。フライトコントロールシステムは飛行に必要な装置を制御するコンピューター。離陸直後の激しい揺れや機体が制御できない原因が、フライトコントロールシステムにある可能性があった。この時、1388便は市街地の上空を飛行していた。機長らは不時着水を決断。不時着水とは、緊急時に川や海などに降りること。過去、2009年1月15日に旅客機がハドソン川に不時着水し、全員が生還した例があった。また、機長らはフラップを試すことで、機体を上昇させることに成功。しかし、上昇した機体が突然、急降下。エンジンのパワーを上げることで、墜落は免れた。

1388便は思う方向に進まず迷走していた。管制官はポルトガル空軍に出動を要請。F16が発進。また、異常事態の原因が補助翼のケーブル交換だと判明。逆方向に動かせば機体を制御できる。F16が1388便と合流し、ベージャ空港への着陸を提案。ベージャ空港であれば天候も良く、滑走路の長さも十分ある。機長らは逆の動きをする補助翼に対応しながらベージャ空港に向かい、着陸を試みるも失敗。アウシェフ機長は、体力・精神力が限界の自分たちより無事に着陸できる可能性が高いと判断して、交代要員の副操縦士のセルゲイに操縦よ委ねることにし、再度着陸を試みた。

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ベージャ空港
空軍の誘導で運命の緊急着陸へ

トラブル発生から約2時間後、1388便は着陸に成功。その後、事故調査チームが原因を究明。離陸前に定期点検を行った整備担当の責任者によると、補助翼を作動させるケーブルが損傷していたため、新型のケーブルに交換したという。この時、メカニックがマニュアルを完全に理解できないまま補助翼のケーブルを上下逆に取り付けた可能性があった。また、コックピットでの操作と連動して補助翼が正しい動きをするのかまでは、確認していなかった。事故の原因はメンテナンスエラーだった。その後、マニュアルを改訂し、チェック体制を厳格化したという。

警察官をひき逃げした犯人と(秘)壮絶カーチェイス
警察官をひき逃げした犯人と(秘)壮絶カーチェイス

アメリカ・ブラフトンで2022年3月31日、高速道路で事故が発生。盗難車追跡の応援に駆けつけた警察官のドミニク巡査が、パンク装置を準備していたところ、盗難車にひき逃げされて死亡した。車内から3人のひき逃げの容疑者が飛び出して逃走。警察は3人のうちの1人ザカリーを逮捕した。

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ブラフトン(アメリカ)

夜が明けた時、警察は依然として容疑者の行方を捜索。そんな中、新たな通報が入った。容疑者が消えた付近の住宅から、車両が窃盗されたという。その後、ブラフトンから約200km離れたメダイナ郡で盗難車が発見された。警察は車を止めるために、体当たり作戦を実行した。

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ブラフトン(アメリカ)メダイナ郡(アメリカ)

警察は車を止めるために、体当たり作戦を実行するも失敗。その後、道路を封鎖して進路をふさいだが、容疑者の車は対向車線へUターン。車は一般道に入り、パトカー2台の体当たりを受けるも逃走を継続。対向車線に入った後、再び体当たりをしたところ、車がクラッシュ。武装警察管は車を包囲した。

警察は車に体当たりし、車をクラッシュさせた。その後、武装警察管は車を包囲し、容疑者ダンテを逮捕。ガレージに隠れていた容疑者エミンも逮捕した。その後の裁判でダンテには禁錮2年6カ月、ザカリーには禁錮7年6カ月、警察官を轢き殺したエミンには禁錮21年~26年の刑が言い渡された。

生後1カ月の赤ちゃん誘拐ミステリー 消えた女の正体 歪んだ愛の暴走劇
コーナーオープニング

コロラド州コロラドスプリングスで、イヴリンの娘コーラが1カ月前に出産。産休をおえて仕事に復帰するため、イヴリンは孫レイチェルの面倒をみてくれるベビーシッターを募集。この日、「シャロン」と名乗る1人の女性が応募してきた。イヴリンは電話に出るため、女性にレイチェルを預け、キッチンに向かった。電話を終え、部屋に戻ると、レイチェルが女性に連れ去られていた。警察はすぐに現場で犯人の痕跡を探したが、証拠は残っていなかった。

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コロラドスプリングス(アメリカ)
全米注目! 生後1カ月の赤ちゃん誘拐 (秘)犯人の正体とは?

1988年2月19日、捜査官ジョーとロバートが捜査を担当。警察は駅・空港・主要道路での検問を行った。イヴリンは女にレイチェルを預けたことを後悔していた。女は髪の毛の一部を赤く染めていた。女は履歴書を持って逃走しており、現場からは物証が何も発見されなかった。また、事件発生後、犯人から身代金要求の連絡がなかった。

2年前、ジムの妻ベッキーが家に怒鳴り込んできた。コーラは既婚者のジムと交際しており、レイチェルはコーラとジムの間にできた子どもという。ジムはコーラの中学生の頃の教師で、再会後に禁断の関係へ発展。ベッキーに不倫がバレた後も、ジムはコーラとの関係を続け、レイチェルが誕生。捜査官はベッキーから話を聞いた。ベッキーによると、赤ちゃんの存在を知ったのは誘拐事件後という。一方、ベッキーにはアリバイはなかった。

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