- 出演者
- 中居正広 若林有子 藤本美貴 大竹しのぶ 石原良純 陣内智則 みちゅ ゆめぽて
本日のテーマは「今ではありえないにもほどがある!昭和・平成バラエティ波乱万丈」。スタジオ観覧にはZ世代50人が集まったと紹介。また昭和・平成バラエティを18個厳選したと紹介した。
高度経済成長期、テレビは一家に一台の時代に日本バラエティ史上最高視聴率視聴率50.5%を記録したのが「8時だョ!全員集合」。出演していたのはザ・ドリフターズでヒゲダンスなどの人気コーナーを作り出してきた。番組は大掛かりなセットと共に全国巡業をしており毎週土曜8時に公開生放送しており、メンバーを風呂に突き飛ばしたり、セットの家の中にいたるところに動物がいて数十センチ先に虎がいたりと体を張ったコントが放送されていた。
1コントを終えると約20秒で次のセットに転換されていた。その極めつけがパトカーとバイクを使ったコントでカーアクションでセットを壊したりした。
昭和61年からスタートした「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」。加藤茶と志村けんがこだわりまくったドラマ仕立てのコントが放送されており、その制作費は1本あたり1億円と言われてる。その中にはCGなしで建物ごと水浸しにしたり、クレーン車で鉄球を釣り上げ家を壊したりした。さらに加藤と志村が逃げるコントではありえないエキストラの数を用意した。
昭和61年からスタートした「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」。加藤茶と志村けんがこだわりまくったドラマ仕立てのコントが放送されていた。加藤と志村が逃げるコントではありえないエキストラの数を用意し、最後は屋上から飛び降り、落ちたあとさらに逃走した。他にもドラマ顔負けのカーチェイスなどが繰り広げられた。
昭和61年から放送された「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」。視聴者参加型のアクションバラエティ。応募で集まった100名の挑戦者が賞金100万円を目指して様々なアトラクションに挑む。アトラクションの総工費は1億円で一般人にも容赦がない難攻不落となっており、中でも細い吊り橋を渡りながらバレーボールに耐える「ジブラルタル海峡」が難関となっていた。「自由への壁」は正解の壁なら破れるが外れると壁に阻まれる。その他には「龍神池」や「これは玉Run」など今のバラエティではあり得ない一般人へ容赦ない攻撃が人気となっていた。
平成2年から放送開始した「徳川埋蔵金発掘シリーズ」。コピーライターの糸井重里をリーダーにし赤城山に眠ると噂される埋蔵金を発掘を目指す一大プロジェクトを放送したものでシリーズ最高視聴率は23.45を記録。期間にして丸5年かけて当時の時価200兆円となる徳川埋蔵金を親子3代にわたって発掘を目指す水野智之さんとともに行い、第1弾では井戸跡に狙いをつけ発掘開始した。
徳川埋蔵金の発掘を目指す「徳川埋蔵金発掘シリーズ」。第1弾では井戸跡に狙いをつけ発掘開始した。第2弾では石垣を発見し重機を入れて発掘を続行した。第3弾からは第2弾でアーチ状の穴を発見したものをより発掘していく。横穴を見つけさらに発掘作業を続けるが第6弾の時点で発掘範囲が水野さんの自宅まで迫ってしまった。そこで水野さんは引っ越しし自宅を解体し発掘を続けた。第7弾では平となった道が発見されたが残念ながら埋蔵金を見つけることはできず第10弾まで続いたシリーズもチームが解散となった。その後近年まで不定期で放送された。
平成4年から放送開始した「THE・プレゼンター」は未確認生物捜索の旅に密着した番組。
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平成4年から放送開始した「THE・プレゼンター」は未確認生物捜索の旅に密着した番組。アフリカでは幻の肉食恐竜「モケーレ・ムベンベ」を捜索。ワニがいる川をあしかけ7時間かけて上り、村人を総動員して荷物を運ぶ。その後3日かけて目的地に向かうがその道中ではハチに囲まれたり病に倒れるなどのアクシデントもあったが足を進めた。「シャンプレーン湖」にいる恐竜「チャンプ」捜索回では京本政樹をリーダーに現地の人も巻き込み超大規模な捕獲作戦として15艘のクルーザーを使いローラー作戦で捜索した。
ジョブチューンなどの番組宣伝。
未確認生物捜索の旅に密着した番組「THE・プレゼンター」を紹介。「シャンプレーン湖」にいる恐竜「チャンプ」捜索回では京本政樹をリーダーに現地の人も巻き込み超大規模な捕獲作戦として15艘のクルーザーを使いローラー作戦で捜索。するとソナーに大きな反応があったが姿は表さなかった。「ダカタウア湖」では肉食恐竜「ミゴー」が生息していると言われ放送回ではミゴーらしき6~7mほど生き物が泳いでいる様子が撮影された。捕獲作戦を実施したが捕獲はできなかった。その他の放送回でも姿をとらえることができなかったが夢とロマンを与え、人気シリーズとなった。
1990年代霊視で大ブームとなっており「驚異の霊能力者・宜保愛子」では相談者の話だけで家に飾っている絵を言い当てるなど霊視で家の状況を見抜くなどしていた。その他電話相談を受けたり、ロケ先で霊視をするなどした。さらに超能力を調べるアメリカで宜保の能力を検証として隣の部屋で再生されたビデオを行ったがハズレた。分析を行った研究者は強い能力を持った人は再生されていないビデオの内容まで読んでしまう事があり機械とは相性が悪いようであると話した。ちなみに心霊といれば番組でも取り上げており、平成14年には陰陽師を呼んで集団除霊を行った。
ここまでの番組を振り返りトーク。今では追求したらSNSでわかってしまうや見ない、知らないほうが面白い事もあるなど話した。
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昭和53年から平成元年まで放送された歌番組「ザ・ベストテン」は最高視聴率41.9%を記録した歌番組の金字塔。番組では黒柳徹子と久米宏の軽快な司会ぶりや演出やセットが視聴者の心を掴んだ。その中には今ではありえない演出も存在する。中森明菜が「飾りじゃないのよ涙は」を披露した際には背後で歌詞とは無関係なゾンビが登場し何故かスリラーのようにダンスを披露した。田原俊彦は生放送で謳いながら人体切断ショーに挑戦した。また中継をつなぎ生歌唱をしておりあるときはサファリパークや車両基地、東京中央郵便局、ビル12階のゴンドラなどで歌を披露した。
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- THE ALFEEザ・ベストテンスリラーテレビ朝日ビデオリサーチマイケル・ジャクソン中森明菜久米宏五木ひろし堀江淳山下久美子東京中央郵便局欧陽菲菲河合奈保子田原俊彦近藤真彦飾りじゃないのよ涙は黒柳徹子
さらにスタッフの執念を感じさせたエピソードがある。「ザ・ベストテン」が始まった年に解散したキャンディーズへのリクエストが止まらずランクインし続け、ダメ元で事務所に連絡するとOKが出た。しかし、3人は海外旅行中でタイと国際電話を行うが今ほど普及しておらず繋がりにくい状態だった。そこで確実につなげるため繋がった段階で放送まで繋ぎっぱなしにした。結果通話料金は116万6400円となったが放送では無事にキャンディーズの声を届けることができた。
山本譲二達が褌姿で冷水を浴びて歌を歌うなどザ・ベストテンの今ではありえない演出の数々を紹介した。番組は生放送なため人が集まることもあり世良公則の歌唱の番には5000人のファンが殺到した。そんな人気のザ・ベストテンであるが驚く点として一度も事故がなかったという事。そんなザ・ベストテンであるが一度だけピンチに陥ったことがある。松坂慶子が「愛の水中花」でランクインし北海道大学から生中継をした際、予想より多くの人が集まりその距離はゼロmとなっていた。そして中継終了後、学生が追いかけてきたといわれる。
一度も事故のなかった「ザ・ベストテン」であるが松坂慶子が北海道大学で歌った後、彼女を一目見ようと多くの人が追いかけてきたという。スタッフと松坂慶子は番組を見ていなかった学生の部屋に匿ってもらい難を逃れたという。
カメラについてトーク。昭和・平成のものがブームとなっておりその一つがカメラで「写ルンです」や「チェキ」、デジカメを1人1台持っているような状態。スマホとかだと鮮明すぎ、写ルンですだとエモすぎるためデジカメがいい塩梅であると話した。
平成9年から放送された「学校へ行こう!」にも過激な企画が存在した。当時厚底ブーツが流行していたが転びやすく危険ということで厚底部分をカットするというおせっかいにもほどがある企画が放送された。
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