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今回は「絶景と美食宿 夢かなえる北海道SP」。夢を叶えた2組の夫婦を紹介する。
北海道・清里町でネイチャーガイドをしている康彦さんは、13歳のとき自転車で北海道一周の旅に出て知床半島に惹かれた。14歳から養護施設で暮らし、働きながら定時制高校を卒業した。長距離トラックドライバーとなり、宮城・塩竈市で休憩中に妻・晴子さんに出会った。東日本大震災が起き、塩竈市に住んでいた晴子さんが被災した。今やりたいことをやったほうがいいと考えた康彦さんは清里町に移住し観光バスの運転手となった。2017年に「知床清里町ウエネウサルみどり」をオープンした。翌年には車で寝泊まりできるRVパークを始めた。
康彦さん晴子さん夫婦は知床を案内するネイチャーガイド。特産品や観光情報を発信している「きよさと情報交流施設 きよ~る」からツアーがスタートする。施設ではじゃがいもの焼酎が人気。舗装されていない道を車で進み、ツアー客を摩周湖やさくらの滝に案内した。客がいない頃は地元の人たちが助けてくれ、建設会社勤務の高橋さんは露天風呂を改装してくれた。ウトロにある梶原鮮魚店ではウエネウサルみどりのパンフレットを置いてくれている。康彦さんはウトロに来ると必ず「ウトロ漁協婦人部食堂」に立ち寄っている。知床の鮭づくし三種丼が名物。康彦さん晴子さん夫婦は、5年前に斜里町に移住した岡田さん一家を知床の自然に案内した。
北海道・弟子屈町で4年前に以前のオーナーから引き継ぎ「レイクサイドリゾートペンション クッシャレラ」を始めた聡さんは東京都出身で、白樺湖のペンションでアルバイトをした時に自然の中で料理を食べてもらいたいという夢を見つけた。化粧品メーカーに就職した聡さんは、転勤先の北海道で妻・美恵さんと出会い北海道でペンションを開くことが共通の夢になった。25歳で結婚し、聡さんは料理を勉強し、パン作りも学んだ。10年前美恵さんががんになり、回復すると2人はすぐに屈斜路湖畔で廃業したばかりのペンションと出会って購入。2020年に「レイクサイドリゾートペンション クッシャレラ」をオープンした。聡さんは地元産食材を使うことにこだわっており、近所の農家や牧場から料理に使う食材を仕入れている。
次回予告。