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麻紗子さん友治さん夫婦は愛知・豊田市稲武地区で足湯カフェ「グローティールイナブ」を営んでいる。店では地元食材を使った料理を足湯に浸かりながら味わえる。地元商工会の人たちが店の開業を手伝ってくれた。名古屋出身の麻紗子さんは祖父母が営む氷屋で過ごした時間が忘れられなかったという。26歳で結婚し2人の母となったものの夫とは別居。飲食店で働くうちに自分の店を持ちたいという夢を抱いた。長男が学校に行けなくなったことから2021年に豊田市稲武地区に移住。街の紹介をしてくれた市役所職員の友治と結婚し、元居酒屋の建物を改装して2023年に「グローティールイナブ」を開店した。

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移住前は学校に行くのが苦手だった孝太くんは、今では学校が楽しくなった。足湯カフェは月曜が定休日。麻紗子さん友治さん夫婦は近所の仲間のもとへ向かった。古橋懐古館の古橋さんは大手企業で働いていたが稲武にUターンした。古橋家は地域のために尽力してきた豪農で、明治時代には蚕産業を興した。足湯に入れる入浴剤を仕入れた。絹の成分が入っている。すえひろ家では生きしめんを仕入れた。亀甲苑では高原コーチンと呼ばれる鶏肉を仕入れた。グローティールイナブ常連の和香子さんは、19年前までこの店舗で居酒屋を営んでいた。

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グローティールイナブでは夜のメニューも人気で、和香子さんからレシピを教えてもらった鶏の唐揚げが評判。

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グローティールはアイルランド語で愛のある土地という意味。

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