- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 田中瞳 ミッツ・マングローブ 伊藤俊介(オズワルド)
オープニング映像。
酷暑を凌げる場所は新宿にあった。太陽の照りつける繁華街の真下の地下街。駅から伸びる地下道は新宿の人気スポットに直結。地上に出ずとも街を楽しめる。今回は新宿の地下街のみに出没。JR新宿駅地下1階の改札駅には今年新スポットが誕生した。話題のお店が28軒もあるグルメエリアでは改札を出ずとも江戸前寿司まで食べることができる。70年近い歴史を持つ地下空間には凄い老舗も沢山。中にはマッカーサー縁のお店も。今回は全長約8キロの地下道と直結する地下街にスポットを当てる。
新宿の地下エリアでよく見るのが地図とにらめっこをする人たち。迷子になったら地下のショッピング街、京王モールのツーリストインフォメーションへ。東京の人でも迷う巨大な地下空間は外国人観光客にとって迷宮。第20位迷子がいっぱい。迷子さんを混乱させていたのが駅の東から西への往来。かつては改札を通らないと遠回りをすることになっていたが2020年に新通路が完成。改札の位置を変え東西自由通路が開通した。改札を通らずとも東口と西口を行き来しやすくなった。しかし去年、西口の小田急本館が解体され48階建てのタワーの建設が始まったため、その地下では工事進捗に合わせ通路が変更。誘導員の方が混乱を防いでいるが1時間に5、6件ほど道を聞かれるという。
新宿西口ハルクの地下のフロアにあるのが第19位食堂酒場ハル★チカ。10軒の人気店が集うはしご酒が楽しいスポット。串焼き。ビストロガブリでは赤ワインを片手にA5ランクの和牛の串焼きをがぶり。韓国料理のヤンの家ではマッコリで海鮮チヂミをパクリ。お寿司屋さんが手掛ける酒場では刺し身で日本酒をグビリ。
京王百貨店の前を地下に降りると首都道の真下にある京王モールへと繋がる。その中にあるのが中部地方インフォメーションプラザ京王グループの高速バスで行ける中部地方の特産品等を販売。コロナ禍でバスの需要が減ったとき、各地の名物の販売を始め話題になった。一番人気は飛騨高山のあげづけ。既に醤油味が付いているのでフライパンで焼くだけで極上のつまみになる。第18位全国の名産品。東口の靖国通りの下にあるのが100軒以上の店舗が並ぶ新宿サブナード。その中に今年オープンした「伊勢志摩マルシェ」は三重・愛知・岐阜の名産品を揃えるアンテナショップ。週に2度入荷するとすぐに売り切れるのが「横綱伊勢うどん」と「伊勢うどんのたれ」。三重県・伊勢市で古くから愛され太くて柔らかい伊勢うどん。横綱とマルキは伊勢市民が大好きなローカルブランド。東京ではなかなか手に入らないレアな品である。
24年前西口に誕生した第17位「新宿駅西口広場イベントコーナー」。連日さまざまな催事と出会える。この日は東京de収穫体験フェスティバル。都心の地下街で株が豊作だった。別の日に開催されたのが皮革フェスタ2024。入口付近は催事スペースだがその奥は毎日のように出店するテナントが並ぶ。イデアは朝8時からオープンしている。朝からオープンしているとネクタイを忘れた人などが購入してくれるなどとスタッフさんが話した。
紀伊國屋書店 新宿本店の地下には新宿名物の飲食店街がある。50年以上続く人気店も集うがビルの耐震補強工事のため3年前にほぼ全店が閉店となった。その工事が完了しお店も徐々に戻ってきた。第16位「紀伊國屋ビル地下飲食店街復活!」。ここで半世紀続いていた生パスタのJINJINも復活。日本で生パスタがまだ珍しかった時代から生パスタを使用。名物の1つがJINJINカルボナーラ。カルボナーラなのに何故かトマトソースを添えるのがJINJIN流。
「新宿地下街」BEST20。ミッツ・マングローブさんは新宿二丁目に通っていたという。オズワルドの伊藤さんは、歌舞伎町で飲み歩いているとのこと。
15位 駅寿司。立食い寿司みさき、立喰い寿司 鮨處八千代などを紹介した。リーズナブルな寿司を提供しているという。JR新宿駅の地下、改札の中にEATo LUMINEができた。ここにも立鮨 すし横がある。
14位 #新宿地下ラーメン。小田急エースには全国の人気ラーメン店が期間限定で出店。頑者、竹末食堂が出店している。小田急百貨店の尾村さんが仕掛け人だ。年間450杯を食べているという。小田急百貨店の催事に飯田商店を誘致した。尾村さんが手伝うこともある。品川区の純麦も出店している。奇跡の出店だとのこと。尾村さんは伝説のバイヤーだ。
13位 ステッキのチャップリン。都庁第一本庁舎あたりまで地下は広がっている。ステッキのチャップリンは、千本のステッキを取り扱う。チャップリンが愛用したステッキは日本製の寒竹杖だった。チャップリンのマネージャーが、日本に寒竹があることを教えたという。オーナーは山田澄代さん。日本有数のステッキコレクターだ。イギリス製 仕込み杖を見せてくれた。
12位 新宿駅 西口ロータリー。昭和44年にはここに学生たちが集結。若者たちがフォークソングでベトナム戦争反対を訴えた。昭和31年、丸ノ内線新宿駅地下鉄工事が始まった。昭和44年、靖国通りの交通事故防止・路上駐車対策のため「新宿サブナード」工事着工。昭和41年に、新宿駅西口ロータリーが完成した。坂倉準三の設計だ。ロータリーは撤去予定だ。
11位 ベルク。昭和45年に喫茶店として創業した。ビア&カフェスタイルになった。朝7時から夜11時まで多彩なメニュー。五穀米と十種野菜のカレーも人気。ハムの日イベントでは、骨付きもも肉ハムが人気だ。店主の井野さんは父から店を受け継いだ。新宿はもともと、行き場のない人たちが集まってくる場所だったという。
10位 ドレスショップ。都内屈指のドレスショップ密集地帯がある。SHIRAIは昭和48年に出店。夜の蝶が通う。伊藤さんは、キャバクラでバイトしていたとのこと。
9位 スンガリー。新宿サブナードからエレベーターでワンフロア上がると、とあるビルの地下一階につながっている。加藤登紀子さんのご両親が創業した。
8位 EATo LUMINE。ニュースポットだ。エキナカグルメスポット。お茶漬けおにぎり 山本山は新業態のショップだ。羅家 東京豚饅が人気だ。551 蓬莱の創業者の孫が開発した豚饅だとのこと。BAKERs’Symphonyは日本最大級のベーカリー。
出没!アド街ック天国の番組宣伝。
7位 村儀理容室。ヒルトピア ショッピングアーケードにある。昭和36年に創業。芸能人、政治家も通う。二代目の村儀さん兄弟が腕をふるう。初代は昭和23年に銀座「TOKYO PX」内のバーバーで働いた。腕を見込まれGHQの本部に出入りし、ダグラス・マッカーサーの散髪を担当した。ハンドバイブレーターがある。マッカーサーが日本に持ってきたと言われている。今は製造されていないという。
第6位は「新宿の目」。昭和44年に完成したパブリックアート。作者は彫刻家の宮下芳子さん。宮下さんは作品について「目は粋な男が通るかな?って思っていつも見ている」などと話した。
第5位は「新宿サブナード」。ここは昨年、国民保護法に基づく東京都の緊急一時避難施設に指定された。東日本大震災の時には地下への入口シャッターを開放し、帰宅困難者に寒さをしのぐ場所を提供した。防災センターでは24時間監視を行い、地下の駐車場では定期的に防災訓練を行っている。