- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 中原みなみ 市川紗椰 高橋一生
オープニング映像。
今回の舞台は根津。
- キーワード
- 根津(東京)
20位:SENTOビル。2020年オープン。閉業した銭湯をリフォームした複合施設。横にはガラスアートのギャラリー兼アトリエのSENTE TAKAYUKI OTA。銭湯の住人が暮らしていた2階には古着屋さんが営業中。煙突のしたの暖簾をくぐるとカフェ。
根津駅は上野動物園の最寄り駅で、徒歩5分のところにある池之端門から入場できる。帰りに寄りたい場所が19位の「ボンジュール モジョモジョ」。19種類の動物パンが子どもたちに人気。それ以外の動物も作ることが可能ということで、スタッフはキリンのパンを作ってほしいとお願いし、数日後、完成品を見せてもらった。
18位は観音通り商店街にある「ねづくりや」。2022年にオープンし、夜毎地元の人々が集まっている居酒屋。かつてはシェアハウスとなっていた施設を住民だった店主らが改装した。代表の鶴元怜一郎は「どこにでもあるようなマンションを建てようとしていて、それでは商店街が終わると思った。飲食店に変えて灯りをともし続けることが大事だと思った」と話していた。さらにこの店では様々なイベントを開催し、商店街に人を呼び込んでいる。店の名物は日替わりのおばんざいで、おまかせ三種盛りが人気。向かいの惣菜店の元店主だった吉田さんが作り方を教えてくれた。
17位は築100年を超える長屋に店を構えるスイーツ店の「ル・クシネ」。毎週木曜から日曜までの営業で、全てのケーキが店に並ぶのは土日のみ。「サヴァラン」をはじめとするフランス伝統のケーキや各種パンなどを販売している。さらに土日限定で販売する「焼きたてシュー」が人気だ。
昔ながらの店が多い根津について。昭和25年創業の絹屋の主人・市川牧夫は「大きなスーパーは赤札堂だけ。あとはみんな小さなお店だから、みんな根津村っていう」と話していた。そんな地元の人が言う愛称の「根津村」が16位にランクイン。昭和8年創業の秋田屋は「白玉クリームあんみつ」が名物。店主の田口さんは「なにもないから根津村って呼んでる。コンビニができたのもつい最近」とコメント。そんな「根津村」の人々が集まる会員制スナック「根津組」は生粋の根津っ子である石渡和子さんが切り盛りし、お通しセットやニラソバが名物となっている。和子ママは浪曲師、玉川勝太郎を父に持ち、根津生まれ根津育ちの彼女を「根津村」の人々は「姐さん」と呼んでいる。
ここまでランクインした「根津」の名物についてスタジオでトーク。根津の近くの本郷に一時期住んでいたという高橋一生は「町並みが好きで坂を降りて根津に行っていた」とコメント。根津をよく散策する市川紗椰は「谷根千とひとくくりにされるが、その中でもなんとも言えない落ち着きがある」とコメントした。山田五郎によると、根津は関東大震災や東京大空襲のときも意外と焼けていないという。
根津の街は本郷と谷中の台地の間に挟まれた下町のため、森鴎外の「青年」に登場するS坂こと新坂を始め多くの坂がある。その中でも特にインパクトが大きいのが第15位の「おばけ階段」。かつては薄暗い雰囲気のうえ、上りの段数と下りの段数が1弾違うという不思議な話があった。スタッフが計測すると上りが40段なのに対し、下りは39段しかなかった。新蒼白一番下の1段がスゴく低くなっており「フェイク」の1段となっているのだという。高橋一生は「根津はすり鉢状の地形なので、怖い話もすごく残っている」とコメントした。
根津の路地、中でも注目は3年前にオープンしたこちらの店「をことて」。主人の飯島裕治さんは会席料理の名門「蒼」で修行。8品の料理&日本酒のペアリングのコースが人気。
根津散策のお楽しみ、13位は「美味しいお土産」。昭和32年創業の「根津のたいやき」についてゲストの高橋一生はよくテイクアウトしていたという。最近大人気なのが「大学芋なり駒」。店主の斉藤高央さんは実家がさつまもの問屋という芋の目利き。大学芋のほかにスイートポテトも販売。
食のプロに支持されるお店が「根津焼鳥 照隅」。 店主の杉本浩一郎さんは比内地鶏を使ったコースのみで勝負している。しめはそぼろ丼かカレーライスをチョイス。
第11位は「根津遊郭」。江戸から明治にかけこの辺りには「岡場所」と呼ばれる遊郭があった。 幕府が命じた根津神社の社殿の造園に多くの職人が集まり、そこに遊郭が誕生した。根津遊郭は吉原に次ぐ規模とされている。東京大学のすぐそばに遊郭があったことからその後明治に20年に根津から洲崎(東陽町)に移転。東京大学に集まった日本の頭脳はこうして守られた。
アド街 出没タウンLINEUPについて。次回6月7日は横浜・野毛。
第10位は「根津釜竹」。連日行列のうどん屋さんで旧家の蔵を改装し2005年にオープン。うどんは注文を受けてから切ることでコシの強さが際立つ。店内からの景色も見事。
第9位は「蕎麦の名店」。手打ちそばの人気店「よし房 凛」、そして路地裏にある「根津 雙柿庵(そうしあん)」などこの街には名店が揃う。2018年にオープンした「蕎麦 松風」も話題。
第8位は「車屋」。昭和53年創業で今も連日満席の人気店で近くにある東京大学の先生方もよく訪れる。店主の柳井一成さんは和の鉄人・道場六三郎さんの弟子で長年「銀座ろくさん亭」で料理長を務めた。一番人気は「鯖の一本寿し(1200円)」。
第7位は「根津松本」。日本一の魚屋さんと称えられ、高級寿司店や星付きレストランしか扱わない一級品だけを豊洲から仕入れている。「トップの魚を狙っている」と話す店主の松本秀樹さんの目利きにかなったこちらの時鮭は一切れ2160円。
高橋一生主演の映画「岸辺露伴は動かない 懺悔室」は全国公開中。前編ベネチアロケで映画化。
第6位は「はん亭」。大正7年建築の総けやき造りの建物は国の登録有形文化財に指定されている。関東大震災の震災も免れたこの貴重な建物で昭和55年から串揚げの「はん亭」が始まった。独自のブレンド油で揚げ、軽さの中にほのかにごま油が香る。店内にある猫の置物はオーナーの私物。愛猫家のオーナーは自宅でも3匹の猫と暮らしている。