2025年7月11日放送 13:05 - 13:55 NHK総合

列島ニュース
鹿児島局 西アフリカの打楽器「ジャンベ」を万博で演奏

出演者
田代杏子 小山径 坂下恵理 
(気象情報)
気象情報

全国の気象情報を伝えた。

首都圏局 昼のニュース
一夜明け 住民が片付けなど

関東甲信ではきのう埼玉県や東京などを中心に猛烈な雨が降り、記録的短時間大雨情報の発表も相次いだ。各地で進水などの被害が出ていて一夜明けたきょう、住民が片付けや掃除などに追われている。横浜市港北区ではマンホールの蓋が飛んで猛烈な勢いで水が噴き出していた。この際、飛び散ったアスファルトの破片が近くの車にあたり乗っていた母親と男の子が軽いけがをした。大量の雨水が流れ込んだことで下水道管内の空気が圧縮されて圧力が高まるエアーハンマー現象が起きたと見られている。横浜市は今後、マンホールの縦穴部分に空気を逃がすための配管を新たに設置するなど対策を進めることにしている。東京・目黒区によると目黒川の水位が上昇したため地下水路になっている支流の蛇崩川に水が流れ込めなくなるなどして内水氾濫が発生し、床上や床下がつかる被害が少なくとも9戸で確認され、さらに10件ほど被害の報告が寄せられている。

厳しい暑さいったんやわらぐ

きのう局地的な大雨となった関東はきょうは北からの冷たい空気が流れ込み、厳しい暑さは一旦やわらいでいる。東京都心では最高気温が26度なる予想で、きのうより10度前後低くなる見込み。

大阪局 昼のニュース
きょうも猛暑日 熱中症の対策を

近畿地方はきょうも午前中から35度以上の猛暑日となっているところがある。神戸市にある六甲山の展望台「六甲枝垂れ」ではスキー場の雪を貯蔵した氷室が公開されたが20トンの雪が全て溶けてしまった。六甲山観光・大前優太さんは「大変驚いている」とコメント。和歌山県には熱中症警戒アラートが発表されている。一方で午後から大気の状態が不安定になるおそれがあり急な激しい雨や落雷、突風に注意が必要。

勤続5年以上 40~59歳の社員が主

パナソニックホールディングスが進めるグループの構造改革をめぐり傘下の事業会社パナソニックによる早期退職の募集内容が明らかになった。勤続5年以上の40~59歳の社員が主な対象となっている。定年後の再雇用者については退職時の基準内賃金の最大24か月分が支給される。パナソニックは人員の削減によって業務の効率化や収益性の改善をはかりたいとしている。

鹿児島局 昼のニュース
希望する住民の島外避難 開始から1週間

地震が続くと十島村が希望する住民を対象に島外避難を始めてからきょうで1週間。村は震度4以上の地震が5日間以上発生しなかった場合、早ければ14日に島に戻る判断をすることにしている。一方、村は引き続き島外避難を続けたいと希望する住民には当分の間、宿泊先のホテルの確保を続けることにしている。

労働局 特別労働相談窓口を設置

トカラ列島近海で続いている地震を受けて鹿児島労働局は地震で一時的な離職を余儀なくされた人などの相談にあたる特別窓口を設け、電話と対面で相談を受け付けている。鹿児島労働局職業安定部・菅原祐昭部長は「現時点で労働に関する不安をお持ちであれば、まずは一度、窓口の方にご相談いただければ」と語った。

静岡局 昼のニュース
百条委員会 初会合 市幹部の証人尋問

学歴詐称の疑いが指摘された伊東市の田久保真紀市長の経歴などを詳しく調べる百条委員会の初会合が開かれた。委員会では市の広報誌に大学卒業と記載された経緯について市役所の幹部の証人尋問が行われ、市長との当時のやり取りについて確認した。当時のやりとりについて山下明子秘書広報課長は田久保市長が市議時代に議会事務局に提出した資料をもとに先月、市長へ確認したことを明らかにした。その際に市議の時の資料に「東洋大学法学部」としか書かれていなかったため、課長は卒業を証明するものを見せてほしいと市長に依頼したところ、机の上に卒業証書を出されたため卒業したと理解したと説明。また、課長が念のため卒業証書のコピーを依頼したところ市長に断られた経緯も説明した。田久保市長はこれまで辞職勧告の決議案が市議会で全会一致で可決されたことを受け、市長を辞職し市長選挙に改めて立候補する考えを示している。

盛岡局 昼のニュース
北上 和賀町山口でクマ1頭駆除

今月4日、高齢の女性が住宅でクマに襲われて死亡した盛岡・北上市で、けさ現場の住宅がある和賀町山口でクマ1頭が駆除されたと市が発表した。市は女性を襲ったクマと同じ個体の可能性が高いと説明していて、今後、DNA鑑定などを行って確認を進めることにしている。北上市・八重樫浩文市長は「人身被害を及ぼした以外のクマも出ているので引き続き市民には気をつけて生活してほしい」と語った。

高松局 昼のニュース
台湾の空港と連携で調印式

香川県に台湾からの観光客を呼び込もうと高松空港は台湾中部にある台中国際空港と連携することになり、きょう調印式が行われた。好調なインバウンドを背景に2つの空港の間ではことし3月に便が増え、現在週5日、定期便が運航している。台中国際空港・張瑞キ主任は「互いに向上できることを期待している」とコメント。

(気象情報)
気象情報

全国の気象情報を伝えた。

列島ニュースアップ 鹿児島局
鹿児島 三島村 ジャンベの響き世界へ

大阪・関西万博で行われたギニアのナショナルデー。ギニアと日本の政府関係者などが出席する中、ひと際会場を沸かせたのは鹿児島・三島村の子どもたちによるジャンベの演奏。三島村に遠く離れたアフリカの打楽器が伝わったのは約30年前。世界的なジャンベ奏者のママディ・ケイタさんが島を訪れ子どもたちに教えたのがきっかけ。ジャンベ演奏の徳田健一郎さんはママディさんに弟子入り。2004年にはジャンベスクールも開校した。徳田さんは「島の大事さも一緒に伝えられるすごくいい楽器だと思う」と話す。ママディさんは4年前に亡くなった。関西万博で演奏されたのはママディさんが三島村のために書き下ろしたオリジナル楽曲「MISHIMA」。思いの詰まった音色が会場の人たちの心に届いた。

スタジオトーク

大阪・関西万博で行われたギニアのナショナルデーでひと際会場を沸かせたのは鹿児島・三島村の子どもたちによるジャンベの演奏。取材した鹿児島局の松尾記者によると、ジャンベは子どもたちだけではなく大人も夢中になって演奏しているという。三島村への留学制度は全国各地からこれまで80人以上が訪れ、移住した人もいる。

福島局 昼のニュース
「模擬原爆」犠牲者 慰霊式

いわき市・平地区は太平洋戦争末期の昭和20年、3回にわたってアメリカ軍による空襲を受けて多くの人が死亡し、2000戸以上の家屋が被害を受けた。平第一小学校では7月26日、原爆投下の訓練として投下された大型の爆弾が校舎を直撃して職員3人が犠牲になった。毎年夏休みに慰霊式が行われ、きょうは教員と児童がそれぞれの教室で式に臨んだ。

広島局 昼のニュース
活動を知ってもらう展示会

被爆体験を語り続け、2011年に亡くなった沼田鈴子。一緒に活動してきた「被爆アオギリのねがいを広める会」が企画した展示会が行われ、沼田が自らの被爆体験を描いた絵や自筆の原稿など約90点を展示。展示会は今月15日まで合人社ウェンディひと・まちプラザ(広島・中区)で開かれている。

NHK NEWS WEB オススメ特集は
児童精神科にかかれない

NHKのニュースサイトから特集記事「“診察まで半年”“待機中に状態悪化も”児童精神科で何が」を紹介。小学4年生のれんさんは学習についていけないなどの不安や緊張から不登校の状態が続いている。小児科を受診したところ医師から原因が見当たらないため児童精神科にかかるよう告げられた。ことし1月、母親が児童精神科に予約の電話をしたが400回以上かけても予約できなかった。その後別のクリニックで予約できたが待機期間は半年に及んだ。受診を待つ間に状態が悪化するケースも。待機期間が長期化する背景に何があるのか、クリニックによると診察では本人以外からも話を聞き取るため初診に2時間以上かかることもある。どうすれば待機期間を解消できるのか、専門家は「カギとなる一つは相談窓口の設置だ」と指摘している。対策を行っている自治体の一つ、神奈川県川崎市では子どもの発達に心配がある保護者が相談できる窓口を開設し、医療従事者だけでなく専門職の職員が保護者からの相談を受けるなどしている。

秋田局 昼のニュース
JR秋田駅でテロ対応訓練

JR秋田駅でテロなど不特定多数の人を狙った事件を想定した訓練が行われ、駅員や警察官が刃物を持った不審者を確保する手順を確認した。

水害への備え考える「おちゃっこ会」

秋田市の社会福祉協議会がおととし7月の記録的な大雨で被害を受けた地区などで定期的に開催している「おちゃっこ会」。きのうは約15人が参加。講師を務める防災士の千葉菜津樹がハザードマップを示しながら楢山地区は秋田市内でも特に大雨の被害を受けやすいことを改めて説明。参加者たちはワークシートを使ってどこに何を持って避難するかを各自で考え、高齢者等避難の情報が出た段階で避難の準備を始めることや、あらゆる事態を想定して避難のしかたを考えることが重要であることなどを確認した。

(地震情報)
悪石島 最大震度3

13時40分ごろ九州地方で地震があった。鹿児島県の悪石島で震度3の揺れを観測。この地震による津波の心配はない。震源地はトカラ列島近海、震源の深さは20km、マグニチュード3.5と推定。

松江局 昼のニュース
「やさしい日本語」を学ぶ研修会

外国人にわかりやすく伝えるやさしい日本語の表現などを学ぶ研修会が島根県内で最も多くの外国人が暮らす出雲市で開かれ市民など約30人が参加。島根大学・佐藤智照准教授が講師を務め、「日本で暮らす外国人には英語を母語としない人が多く、英語よりもやさしい日本語で話すほうがわかりやすい場合も多い」と説明。出雲市には県内で最も多い5000人を超える外国人が住んでいて、市内では定期的に研修会や交流会が開かれている。

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