- 出演者
- 福井慎二 田代杏子 池田達郎 瀬戸秀夫 松田利仁亜 佐藤俊吉 高瀬耕造 石井隆広 坂下恵理 齋藤湧希 川口由梨香 廣瀬奈々美 梶村姫里 熊谷秀人 中野花南
キャスターらによるオープニングの挨拶。
富山の中継映像とともに気象情報を伝えた。
今朝の新発田市は雨が強まり車が水しぶきを上げて走っていた。上越市板倉では午前9時半すぎまでの1時間に35.5mmの激しい雨が降った。村上市高根では午前9時40分までの24時間雨量が233.5mmと、9月の観測史上最も多くなった。新潟市西区の店舗でも店内に水などが入ったという。新潟地方気象台によると、前線の影響で県内は大気の状態が非常に不安定になり、下越を中心に大雨になった。関川村下関では午前6時半ごろまでの1時間に47.5mm、新潟市では午前4時すぎまでの1時間に40mmのいずれも激しい雨が降った。この雨で村上市、新発田市、関川村には一時、土砂災害警戒情報が発表されていたが、いずれも午前10時半に解除された。気象台によると雨のピークは過ぎたが、このあとも雷を伴った激しい雨が降る所がある見込み。気象台は上越、中越、下越では今夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけている。
泡滝ダムに向かう川沿いの市道では道路の護岸も含め20mほどにわたり崩れた。県内では前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で今朝にかけて激しい雨が降り、きのうの降り始め~きょう午前11時までの雨量は西川町大井沢で232mmと200mmを超えたほか、鶴岡市で112mmなどとなっている。200mmを超える雨が降った西川町の寒河江川の現在の様子を紹介。山形地方気象台によると、県内の大雨はピークを越えて激しい雨のおそれがなくなり、県と気象台は鶴岡市南部と西川町、大江町に出していた土砂災害警戒情報を午前10時前にすべて解除した。ただ、これまでに降った雨で地盤が緩んでいるところがあり、気象台はきょう夕方にかけて村山地方では土砂災害に警戒し、県全域で川の増水に注意するよう呼びかけている。
気象庁によると秋雨前線が南下するため、関東甲信では今夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定になる見込みで、局地的に激しい雨や非常に激しい雨が降るおそれがある。あす朝までの24時間雨量はいずれも多い所で関東で100mm、甲信で80mmと予想され、特に関東ではこうした雨量が短時間に降るおそれがある。気象庁は低い土地や地下施設の浸水、川の増水・氾濫、土砂災害に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけている。道路の冠水にも十分な注意が必要。
関東甲信ではきょうも残暑が続いていて、群馬・高崎市では午前11時までの最高気温が36.2℃とすでに猛暑日となっている。日中の最高気温は埼玉・熊谷市で37℃、東京都心や前橋市、さいたま市で36℃、横浜市や千葉市、水戸市で35℃と猛烈な暑さが予想されている。熱中症警戒アラートが東京23区、多摩地域、茨城県、埼玉県、千葉県に発表されている。
今月11日、東京都心や神奈川などで記録的な大雨となり、広い範囲で川の氾濫・浸水被害が相次いだ。東京・品川区の立会川周辺の地区では一帯が浸水し、近くの商店街でも多くの店舗が浸水した。このうち30年ほどパンの販売店を営む渡辺智子さんの店舗でも土のうを設置しようとしたものの、短時間で一気に水があふれ始め、足のくるぶしほどの高さまで浸水した。パンを製造する機器に被害はなかったものの、店を再開するため床の清掃や消毒など作業に追われた。
きょうの県内は高気圧に覆われておおむね晴れていて気温が上がっている。午前11時半までの各地の最高気温が静岡市清水で32.4℃、川根本町で32.3℃、静岡市で32.2℃、浜松市船明で31.7℃などとなっている。日中の予想最高気温は静岡市で36℃、浜松市、三島市、熱海市網代で34℃、御前崎市と石廊崎で31℃と予想されている。熱中症の危険性が極めて高くなるとして、県内に「熱中症警戒アラート」が発表されている。
牧之原市では台風15号の接近に伴う住宅被害がきのう午後2時時点の県のまとめで1132棟にのぼっている。このうち、牧之原市細江では午前中、牧之原市と吉田町の消防隊員と災害ボランティアのメンバーが壊れた屋根に残ったままの割れた瓦の撤去作業を行っていた。被害のあった地域では今も屋根瓦がはがれたままの住宅があり、高いところでの作業による転落の危険や瓦が落ちることなどによる二次被害に注意が必要。
富士宮市の特産品「ジャンボ落花生」の品評会が行われた。品評会は国産の落花生の品質向上を目的に富士宮市内のJAなどが毎年開いていて、今年は500g入りのネットに入った落花生25点が出品された。審査は県の農林事務所やJAの担当者5人が行い、落花生を手に取って病害がないかを見たり、殻を割って粒の色や大きさを確認。JAによると市内では去年、「ジャンボ落花生」を中心に県内最多の30トン余の落花生を生産。今年は7月~先月に雨が少なく、例年よりも高温が続いた影響で栽培管理が難しい点もあったが、出荷時期までには順調に生育し、例年どおりの品質になっている。JAふじ伊豆の直売所「う宮~な」の矢澤優輔店長は「富士宮地区は塩ゆでして食べる文化があるので、ぜひ試してもらい、落花生のファンになってもらえれば」と話した。富士宮市の「ジャンボ落花生」の出荷は来月末まで行われる。
災害時の「調整役」の被災者と支援団体をつなぐ「災害中間支援組織」。災害時に支援をする団体としては社会福祉協議会などは個人ボランティアの受け入れや派遣を中心的にになっている。災害中間支援組織は専門的な技術をもつNPOなどの「調整役」。記録的な大雨による被害を受けた熊本県での取り組み。2016年の熊本地震をきかっけに発足したNPO法人「熊本災害ボランティア団体ネットワーク」が今回の大雨でも活動を行っている。大雨の直後から被災者の困りごとやどの支援団体がどこで活動しているかなどを関係機関と共有する会議を開くなどして支援の調整にあたっている。近い将来の発生が懸念される南海トラフ巨大地震をはじめ大規模災害の際には行政だけでは調整が難しいのが実情。ことし7月までに民間などによって全国26の都道府県で設置されている。国は2030年度までに全ての都道府県で災害中間支援組織が設置されるよう支援を強化することにしている。
震度5弱の強い揺れを観測したのは鹿児島県十島村のひとつの諏訪之瀬島で悪石島でも震度3の揺れを観測した。気象庁によると震源地はトカラ列島近海で、震源の深さは1キロ、震源の規模を示すマグニチュードは4.7と推定されるという。この地震による津波はなかった。その後も揺れが相次いでいて、震度5弱の地震が起きた後きょう午前11時までに震度1以上の地震を30回観測している。トカラ列島近海ではことし6月以降地震が相次いでいて、震度5弱の揺れはことし7月7日に悪石島で観測して以来となる。十島村役場によると、現在諏訪之瀬島には38世帯78人が住んでいて、けが人などの被害情報はないという。今けさから消防団が島内を見回り詳しい状況を確認したところ被害は確認されなかったという。鹿児島地方気象台・安藤忍地震津波火山防災情報調整官は「揺れの強かった地域については落石やがけ崩れなどに注意してください」と話す。諏訪之瀬島では御岳火口で噴火活動が続いているが、地震発生の前後で火山活動に変化は見られず、関連性については考えにくいとしている。地震を受けて十島村の久保村長は「悪石島で起こった地震以来大きな震度だったので不安になったが被害がでたら早急に迅速に動かなければならないと対策会議の中で各課長を通じて伝えた」と述べた。
NTT西日本の会見で奥田慎治執行役員が謝罪した。通信障害はおととい午後3時45分ごろ、NTT西日本の大阪府と京都府の全域と兵庫県の一部のエリアで発生した。およそ50分間、固定電話と携帯電話の通信や固定電話どおしの通信などができなくなり、契約の数で227万にのぼる電話がつながらなくなったことで119番通報や110番通報にも影響が出た。会見でNTT西日本は通信障害の原因について「回戦のセキュリーティーサーバーに関連する工事の設定に誤りがあり、電話の接続を制御する別のサーバーへの通信ができなくなった」と明らかにした。NTT西日本では再発防止に向けて工事を行う際の作業の進捗やチェックを徹底し、設定が誤った場合でも電話接続を制御する別のサーバーに影響がでないよう対策をとるなどの取り組みを進めていくとしている。
福岡空港では混雑緩和などを目的に従来のA滑走路の西側に並行する形でB滑走路を整備し、主に国際線の離陸用として運用を開始した。B滑走路から300メートルほどに位置する空港の南西側の住宅地「福岡市博多区那珂地区」では事前の国の調査で離陸や地上走行の際の騒音が基準値を上回ることが予測されていた。空港を管轄する国土交通省大阪航空局は騒音対策として高速道路などで使う金属やプラスチック製の「防音壁」を設置するか検討するため年内にも地区の3つの地点で騒音調査を開始する。大阪航空局によると、空港周辺への防音壁の設置は全国的にも珍しく、福岡空港では住宅地との間に全長およそ450メートル、高さ7.5メートルほど大規模なものを想定しているという。防音壁の設置により景観が損なわれるといった指摘もあることから、大阪航空局は騒音調査とともに住民の意向も踏まえ実際に設置するかや方法について判断することにしている。
北九州市若松区にある「響灘緑地グリーンパーク」では熱帯に生息する動物や植物などを展示する施設に徳島県の「とくしま動物園」から1才のオスのカピバラ1頭がやってきた。施設では来園者からカピバラの名前を募集したところ1か月間で225の応募があり、選考の結果豪快な渦潮で知られる徳島県の鳴門海峡にちなんだ「なると」に決まった。なるとは現在体長が70センチほどあり、新しい環境にも少しずつ慣れているという。
逮捕されたのはネコの保護活動を行っていた元ボランティアの51歳の無職の女で、警察によるとことし6月までの1年余にわたり熊本市北区の自宅と隣の住宅でネコの排せつ物や死体が放置された不衛生な環境のもとで十分な餌を与えずに13匹を衰弱死させたなどとして動物愛護法違反の疑いがもたれている。容疑者はネコを引き取って保護する活動を行っていたが動物虐待の疑いがあるとの通報を受けた熊本市が調べたところ、100匹以上にわたるネコの死体が確認されたとして警察に刑事告発されていた。警察によると、容疑者の自宅などを調べた結果合わせて132匹のネコが死んだことがわかっていて、調べに対し「預かるネコが増えるにつれて費用や手間も増えて飼育が面倒になってしまった」と話しているという。警察はくわしいいきさつなどを調べている。
警察によると、北海道木古内町の小中学校や役場などがある地域で巡回中の警察官が体長1メートルほどのヒグマ1頭を目撃した。ヒグマはその後線路内に入り姿が見えなくなったという。小学校では子どもたちを乗せた車が学校の前に到着し、教員に見守られながら校舎に入っていった。子どもたちの安全を確保するため保護者などの車送迎を呼びかけている。
飛行機は北海道内の航空会社が運航し、機体には知床を象徴する野生動物のヒグマやシャチをモチーフにしたロゴが描かれている。札幌市の丘珠空港から女満別空港に向かう便の出発に合わせて航空会社の社員などが知床の世界自然遺産登録20年をPRする記念品などを配った。知床では観光客などがヒグマに過度に近づいたりごみを放置したりする行為が問題になっていることから「ヒグマとは適切な距離」など注意を呼びかけた。北海道エアシステム・武村栄治社長は「自然と調和しながらすばらしい知床を守っていこうという趣旨で実施している」と話した。
滋賀・近江八幡市の離島、沖島は国内唯一の人が住む湖の離島だが、島民の減少や高齢化が課題で島への唯一の交通手段となる連絡船も担い手不足に直面している。この状況を打開するためこの春、沖島に移住し連絡船の船長を目指す女性を取材した。平尾友里さんは一人前の船長になるための指導を受けながら日々、船を運航している。平尾さんは船の運航だけでなく買い物に行くのが大変な高齢者を支援する活動もしている。住民と交流するなどし、畑を借りて野菜づくりも教えてもらった。平尾さんは「景色とかもすごいきれいだし人も温かいというところで生活に彩りが生まれている」と話す。地域おこし協力隊は2009年から始まった国の制度で隊員として活動した人は昨年度、全国で7900人を超え過去最多を更新。沖島にも5人が隊員として赴任した。沖島漁猟協同組合では老朽した漁業会館のリニューアルへ向けてクラウドファンディングで資金を募ったが目標金額の300万円を超える支援がすでに集まっている。
福島県立博物館・吉田純輝副主任学芸員らの研究チームが頭突き恐竜と呼ばれる仲間の新種の化石をモンゴルの約1億1000万年前の地層から発見したと発表。学名は「ザヴァケファレリンポチェ」と名付けれた。この恐竜の中では最古のものだということで謎に包まれていた生態を解明できる貴重な資料だとしている。吉田副主任学芸員は「非常に学術的な意義が大きくて、ぜひ皆さんに知ってもらいたい」と語った。きょうから化石のレプリカが福島県立博物館で展示される。