- 出演者
- 福田光男 杉岡英樹 新井隆太 小山径 勝呂恭佑 山崎智彦 一柳亜矢子 坂下恵理 飯尾夏帆 須藤健吾 竹脇菜々子 松廣香織 中村豊
出演者らが挨拶をした。
山梨・富士吉田市の様子を背景に全国の気象情報を伝えた。
きのう岩手・北上市の温泉施設で露天風呂の清掃中に行方が分からなくなった男性従業員について警察が現場付近を捜索したところ、男性1人が遺体で見つかり遺体のそばにいたクマを地元の猟友会が駆除した。警察が身元の確認を急ぐとともにクマに襲われた可能性が高いとみて詳しく調べている。
今月、宮城・栗原市の村でクマに襲われた女性が死亡したことを受けて設置されたワナに成獣のクマ1頭がかかり、警察などはこのクマが女性を襲った個体かどうか確認を進めることにしている。
宮城・気仙沼市の川で来年の放流に向けて人工ふ化用の卵を確保するため、きょうから秋サケの捕獲が始まった。地元の漁業生産組合は来年16万4000匹の稚魚の放流を目指している。気仙沼鮭漁業生産組合・管野幸一組合長は「ここの資源を維持していきたい」と話す。
きょう午前、札幌市手稲区にある特別養護老人ホームの近くでクマ1頭が見つかった。クマはその後、裏山の方向に逃げ込んだということで警察や市が付近を警戒するとともに住民に注意を呼びかけている。
知床半島の斜里町ウトロ地区の小型観光船がきょうで今シーズンの運航を終了した。運航にあたっては3年前に知床半島沖で発生した沈没事故を受けて安全運航の自主ルールを定め、毎年10月25日を最終運航日としていたが今月5日の運航以降、高波の影響で欠航が続き、天候の回復が見込めないことから運航がないままきょうで今シーズンの運航を終了した。知床小型観光船協議会・神尾昇勝会長は「去年よりも乗せるお客さんが少し増えた状況と大きな事故がなかったことに関しては非常に良かった」と語った。
全国でクマの被害が相次ぐ中、一定の条件を満たした場合に自治体の判断で市街地などでの猟銃の使用を可能とする「緊急銃猟」の制度の下、クマを駆除する訓練が島根・益田市で行われた。緊急銃猟をめぐってはおととい宮城・仙台市で制度ができてから全国で初めて緊急銃猟によってクマが駆除された。益田市農林水産課・池田雅修主任主事は「現場、現場で状況が違うためいい体制を探してやっていくべきなのかな」と話す。
かつての社会党で委員長などを務めた村山富市元首相が死去した。101歳だった。
福島・郡山市出身の俳優・西田敏行が亡くなってからきょうで1年。西田の母校、小原田中学校では追悼の行事が開かれ、生徒らが黙とうをささげた。行事には西田の同級生4人も招かれ、西田が東日本大震災の年に発表した故郷をテーマにした「あの街に生まれて」を全員で歌った。西田の幼なじみ・斎藤邦一さんは「きょうの夜もクラスの仲間で同窓会をするが涙を流しながら話をするかもしれない」と語った。
原発事故にともなう帰還困難区域の住宅の解体などで出た廃棄物を埋め立て処分している福島・大熊町にある最終処分場「クリーンセンターふたば」について、環境省は避難指示解除を進める区域の拡大に対応するため埋め立てを現在の計画より数メートル高くする方針を明らかにした。
新潟県中越地震から今月23日で21年となるのを前に、震度7の揺れを観測した長岡市の川口地区できのう地元の中学生が追悼行事で灯すキャンドルを作った。追悼行事実行委員長・平澤康隆さんは「地震を体験していない子どもたちが多い中で災害が起きたときは助けてくれるのは人間というのをわかってほしくてそういう思いを話しながらキャンドル作りをやっている」と語った。
来年冬のミラノ・コルティナオリンピックで金メダルが期待されているスノーボードアルペンの三木つばき選手。昨シーズンのワールドカップで圧倒的な成績を残し、日本選手初の総合優勝を果たした。三木選手が育ったのは雪がほとんど降らない静岡・掛川市。6歳から8歳までの3年間は毎週末、両親が運転する車で約5時間かけて長野県のスキー場に通い、朝から晩まで滑り続けた。こうした環境でも成長を続けることができたのは自分を見つめるノートの存在。9歳の頃からトレーニングでつかんだテクニックや課題を言語化するため書き続けた。どういった道具を使うかが重要と考える三木選手はオリンピックでの金メダル獲得へ去年、ブーツと板の種類を変えるという大きな決断をした。
与論島の伝統的な祭祀「シニグ」。地縁や血縁関係にある“サークラ”と呼ばれる集団が儀式を行い、豊作や一族の繁栄を祈る。ことしは例年と違う光景が見られた。祭祀の様子を映像で記録しようと県内外から30人規模の調査団が入った。発起人の麓才良は「背景に地域の伝統が消滅する危機感がある」と話す。高齢化や生活様式の変化によりシニグを行うサークラは年々減っている。シニグは一族のみで行う閉鎖的な祭祀。記録や伝承も進んでこなかった。現存する11のサークラで祭祀の様子をカメラに収めることになった。
奄美大島の宇検村にある湯湾集落。豊年祭を前に、住民たちが八月踊りの練習。旧暦の8月、奄美群島の各地で集落ごとに踊る八月踊り。宇検村では14集落全ての踊りが記録されている。村で急速に過疎化が進んだ20世紀の末、本来の歌を歌える人がいなくなっていった。映像が記録されて20年余り、湯湾集落では37曲の八月踊りがいまも当時の形のまま歌い継がれている。記録したことで危機感を共有した住民たちが保存会を設立するなど以前にもまして継承に取り組むようになった。ことしの豊年祭では伝統の相撲が行われたあと祭りの終盤、八月踊りが披露された。与論島の祭祀「シニグ」はDVDなどにして住民に配り今後の継承に役立ててもらう他、全国の研究者にも提供してシニグの文化的な価値や重要性をさらに広く発信してもらう予定。
かつての社会党で委員長などを務めた村山富市元総理大臣が亡くなった。101歳だった。村山元首相は大分市出身で、労働組合運動を経て大分市議会議員や大分県議会議員を務め、1972年の衆議院選挙で旧大分1区に社会党から立候補して初当選し、あわせて8回当選した。社会党では国会対策委員長などを歴任したあと1993年8月、細川連立政権が発足し、その後党の委員長に就任。羽田内閣では社会党を除いた院内会派結成の動きに反発して連立を離脱。羽田内閣の退陣後自民党は自社さ連立政権の樹立を打診。1994年6月、第81代総理大臣に就任した。社会党の議員としては2人目の総理大臣で、自民党と社会党の連立政権により55年体制が終わった。総理大臣就任後初めての所信表明演説では自衛隊を合憲と認め、「日米安全保障体制を堅持する」と発言し、社会党の基本政策の転換をはかった。戦後50年の節目にあたる1995年の終戦の日には過去の植民地支配と侵略に痛切な反省やお詫びを表明した「村山談話」を発表。人に優しい政治を掲げ、被爆者援護法の制定や水俣病患者の救済に積極的に取り組んだ。在任中は1995年1月の阪神淡路大震災、オウム真理教による地下鉄サリン事件、全日空機のハイジャック事件など危機管理が問われる場面が続いた。1996年1月、辞意を表明。自民党総裁だった橋本龍太郎氏が後任の総理大臣に就任した。
総理大臣退任後は党務に専念。党名を変更した社民党の初代党首に就任したほか、1999年、超党派の訪問団団長として北朝鮮を訪問。翌年小渕恵三氏に対する追悼演説を行ったあと衆議院解散に伴い政界を引退。「トンちゃん」の愛称で親しまれ、NHKの番組「チコちゃんに叱られる!」にも出演。2015年に集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法が成立した際には記者会見して反対声明を出すなど政治的な発言も続けてきた。2022年6月、参議院選挙に挑んだ社民党・福島党首を激励。関係者によると村山氏はきょう大分市内の病院で亡くなった。死因は老衰。
茨城県内で教職員による盗撮やわいせつ行為が相次いでいることを受けて、県教育委員会は「今後5年程度かけてすべての県立高校などの廊下に防犯カメラを設置する」と発表した。県内では水戸市の中学校の教諭が勤務していた小中学校で盗撮を繰り返していたとして先月懲戒免職処分を受けた。令和に入ってからこれまでに盗撮やわいせつな行為で懲戒処分を受けた教職員は16人に上る。小学校や中学校といった市町村立の学校については「国の交付金を活用して防犯カメラの設置をするよう市町村の教育委員会に呼びかける」としている。県教委・柳橋常喜教育長は「生徒の安心安全を確保するためプライバシーに配慮し、保護者の理解を得たうえで取り組んでまいりたい」とコメントしている。
茨城県によるとコメの価格高騰で主食用米を増産する一方、酒米の生産を減らす動きが進んでいて、最も栽培されている酒米「ひたち錦」のことしの栽培面積は25ヘクタールと去年より30%近く減っている。茨城県では県産米の酒造りを維持するため来年のコメ作りを見据え、酒米を生産する農家に支援金を支給する方針。関連する費用として1,900万円を補正予算案に計上して開会中の県議会で審議されている。県酒造組合は「来年以降も生産が減り、確保しづらい状況が続くのではないか」として県に対して支援を要請していた。県産地振興課は「生産者と酒蔵の結びつきを支援し、県産米の生産振興を通じた地酒作りを促していきたい」と話している。国営ひたち海浜公園の中継映像。
ドクターヘリを巡っては、関西広域連合が運用する8機について、運航を委託している神戸市のヒラタ学園が「搭乗する整備士の確保ができない」として断続的に運航を休止している。運航会社は「12月まで順次運航を休止したい」としていて、今月も県内では米子市の鳥取大学医学部付属病院を拠点にする1機があすから22日まで運休する。県では患者の搬送に影響が出ないよう近隣県を拠点にしている運航を休止していないドクターヘリや県の防災ヘリ、ドクターカーの運用などで対応するとしている。この問題で県は先月運航会社に再発防止を求める申し入れを行ったほか、今月14日には関西広域連合が国に対して整備士の確保や養成を進めることを求めて申し入れを行っている。