- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 志賀隼哉 今田美桜 永瀬ゆずな
オープニング映像が流れた。
「今田美桜さん&永瀬ゆずなさん生出演!」などのラインナップを伝えた。
けさからスタートした「連続テレビ小説あんぱん」。アンパンマンの原作者・やなせたかしと妻の小松暢を描いた愛と勇気の物語。ゲストの今田美桜と永瀬ゆずなが登場した。今田美桜は主人公の朝田のぶを演じ、永瀬ゆずなはその幼少期を演じる。今田美桜は、始まるまでは緊張していたが、放送が終わると温かい言葉をもらえて、やっとスタートしたという気持ちでいっぱいなどと話した。永瀬ゆずなは、走るシーンが多く、いろいろと初めてのこともあったが、このあとが楽しみなどと話した。今田美桜は、本編では、永瀬ゆずなと一緒に映っているシーンがなく、きょうはとてもレアなどと話した。
「連続テレビ小説あんぱん」は、北村匠海演じる柳井嵩がアンパンマンを描くシーンから始まった。今田美桜が演じたのは53歳の朝田のぶ。永瀬ゆずな演じる幼少期ののぶの初登場は、走るシーン。そこで出会うのが、東京から転校してきた嵩。第一話では2人の出会いが描かれた。
今田さんは自身の初登場のシーンについて「50代を演じるのは初めてだった。でもアドリブも混ざりながら楽しいシーンになったと思う」などと話した。また今田さんは自身の役について「ただただ明るいというより喜怒哀楽があって表情が豊か」などと話した。永瀬さんは役作りについて「シーンによって気持ちが変わっていくのでシーンごとの気持ちを大切にしている」などと話した。
走るシーンについて、永瀬ゆずなは、走るのが苦手だったから、体力づくりのために10カ月くらい走る練習をした、下駄の練習もしたなどと話した。今田美桜は、下駄は、使う前にプライベートで履いて自分の足に馴染ませていたなどとし、カメラマンなどスタッフも一緒に走らないといけないから、日を重ねるごとにチームワークが生まれ、一発OKが出るようになったなどと話した。土佐ことばについて、今田美桜は、最初は関西弁のような言葉かと思っていたが、全然違って、イントネーションを理解するのに時間がかかったなどと話した。永瀬ゆずなは、聞いたことも話したこともなかったから、不安だった、方言の先生と稽古をした時に、上手だと言われて安心したなどと話した。
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- 朝田のぶ連続テレビ小説 あんぱん
「連続テレビ小説あんぱん」から、土佐ことばのシーンを紹介した。永瀬ゆずなが父親からお土産をもらった時や教室で嵩に再会した時に言った「たまるか」。「まあなんてこと!」と驚いたときに使う土佐ことば。嵩が父親を亡くしたことを知った後の長台詞にも土佐ことばが使われている。今田美桜も土佐ことばで演技している。
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- 柳井嵩連続テレビ小説 あんぱん
劇中に出てくる土佐ことばについて。今田さんは「ゆずなちゃんは本読みの段階から完璧で焦った」などと話した。また朝田家の撮影現場について「カメラが止まっている場所でもお喋りしていて賑やかな現場」などと話した。永瀬さんは「私のクランクアップの日に今田さんがお祝いに来てくれて嬉しかった」などと話した。また今田さんは柳井嵩役の北村匠海さんとは6回目の共演とのこと。今田さんは「長い撮影だったので北村さんがいてくれると安心感があった」などと話した。そして今田さんは見所について「全キャラクターが前向きに生きる姿が素敵に映っていると思う」などと話した。
やなせたかしさんのお宝映像を紹介。やなせたかしさんは大正8年生まれ。22歳に徴兵されその後中国の戦地へ赴く。26歳に終戦を迎え、27歳で高知新聞社に入社し、暢さんと出会う。30歳で結婚し54歳に絵本「あんぱんまん」を発表した。
やなせたかしの紹介映像を見て今田美桜は「夫婦2人が写真を撮り合ってる写真が沢山あり、それを見るだけで愛してらっしゃったのが伝わった。」などと話した。やなせたかしは他にも肩書が豊富にあり、作詞家としては42歳の時に「手のひらを太陽に」を作詞した。
やなせたかしの当時60歳の映像などが紹介された。色んな仕事をしていたことについて、やなせさんは「漫画家なんだけど漫画だけじゃ食えなくて来る仕事は何でも引き受けていた」などと話していた。
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- やなせたかしスタジオパークからこんにちは
リポーターなどマルチな才能をもっていたやなせたかしさんだが、今井美桜は俳優以外にやってみたいことを聞かれると「何にもできないので。小さいときは幼稚園の先生になりたかった」とコメント。
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- やなせたかし
あんぱんを紹介した。阿部サダヲさんはやなせさんと自分が重なるところを感じているという。阿部さんは「俳優をやる前は社会人もやっていた。いろんな仕事を転々としたこともある。(いろいろな仕事を)やっていて損はないな」などと話した。パン職人について聞いた。阿部さんは「作り方を覚えて実際に家でも何回かやって。きれいになってないけど、意外といけた」などと話した。
阿部サダヲさんとの共演を聞かれ、今田さんは「ユーモアがあってフラットでいてくれる」、永瀬さんは「待っている時とかも話してくれて優しい人だった」などと話した。
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- あんぱんまん
やなせさんは兵隊としては泥の中を這いずり回るなどしたつらい経験は一晩寝ればなんとかなったが、ひもじいのは我慢できなかったと振り返り、人間は食べなくちゃダメだと痛感したのだという。そして、正義については悪いやつをやっつけて正義と見ることもあるが正義が勝ったかということには疑問があった、ひもじい人を助けることが正義だと話している。別の番組でも自分の顔を食べさせてひもじい人を救うスーパーマンが理想だと話している。アンパンマンの世界観については食品とばい菌の話だがばいきんまんはやられても平気な顔をして出てくるが、ここには共存しながらある部分で戦っている・無菌室のような環境ではなく2つのバランスがいいことが健康という思いを込めたと話している。
やなせさんの言葉について今田さんはこれからに役立つのではないか話し、永瀬さんはもう一回見てみたいと思ったと振り返った。やなせさんの姿を描いた「連続テレビ小説 あんぱん」にもやなせさんの魅力的な言葉が散りばめられている。
やなせたかしさんが育った高知・南国市から中継。少しづつ衰退していく様子が見られる中、後免町商店街はやなせたかしロードという名前がつけられ、1.1tもあるカレーパンマンの石像などが展示されている。カラフルなペイントも見られごめんまちこさんなどのキャラクターが並んでいる。「あんぱん」の放送を受けて観光客も増えているといい、精米店の西田さんに話を伺うと地元を盛り上げてくれるHEROだと話していた。地元の観光名所を並べたパンフレットもあるという。「しょうがないからしょうがない」という歌詞の「生姜音頭」を手掛けたのもやなせさんとなっている。今田さんは実際にやなせロードにも足を運んだが、ヒーローなのだと感じたと振り返った。