- 出演者
- 糸井羊司 赤木野々花 副島萌生 伊原弘将
国民民主党の投票センターから中継。こちらでは先程から党幹部が相次いで報道各社のインタビューに応じている。現在玉木代表は別室にいて開票状況を見守っているものとみられている。先ほど党幹部の1人に話を聞き「去年の衆議院選挙で与党が過半数割れしたのに続いて今回の参議院選挙でも有権者の民意が明確に示された。自公政権が物価高騰対策に対して無策だったということだ」と話していたという。
参政党の開票センターから中継。神谷代表は党員らに感謝の気持ちを伝えるとともに「多くの議席をいただける手応えを感じてこの瞬間を迎えている」と述べた。神谷代表は午後8時過ぎに開票センターの会見場に入り、次々と報道各社のインタビューに答えている。今回、参政党は20議席の獲得を目標にしてきて議員の1人に聞いたところ「国民の生活が困窮する中、参政党が掲げる国民負担率を下げるという主張が響き外国人の問題に対しても危機感を感じた国民が多かったのではないか」と話している。このあと神谷代表が他党との関係や国会や次の衆議院選挙について何を語るのかが注目される。
続いて比例代表について見ていく。比例代表の定員は50でそれぞれの党の議席予測を出していった。
全国の支持政党を見ていく。3年前と比較すると自民は19ポイント減らしており、国民・参政は大きく増やしているということがわかる。投票先を見てみると最も多いのが国民と参政となっていた。
各党がここまでに何議席確保したのか最新の情報をみていく。自民・18、立民・14、維新・6、公明・5、国民・13、共産・3、れいわ・2、参政・7、保守・1、みらい・1、無所属・6となっている。
ここからは関東地方の開票速報を伝える。7選挙区22議席のうち11議席が決まった。東京・神奈川・埼玉・千葉で国民民主党が初めて議席を獲得。参政党は東京で初議席を確保し、ほかでも議席を争っている。NHKは出口調査を関東1都6県336か所で行い、2万7,235人の回答(60.42%)を得た。調査対象に期日前投票は含まれない。情勢取材も総合的に分析して当選確実を判定している。
東京選挙区は定員7。参政・さや、自民・鈴木大地、国民・牛田茉友、共産・吉良佳子、公明・川村雄大が当選確実。さやの事務所の様子を紹介した。
首都圏局デスクの津武圭介が出口調査の結果を使って解説。東京選挙区では自民党を支持する割合が前回は37%だったが、今回は21%に減少した。2人を擁立したが当選確実が出ているのは鈴木候補のみ。立民もやや減らしており、2人を擁立したが、当選確実は出ていない。公明・共産の支持はほぼ変わらず、公明・川村&共産・吉良は当選確実となった。前回から支持を伸ばしたのは国民と参政。国民は2人を擁立し、牛田が当選確実。参政はさやが当選確実となった。東京では無党派層が鍵を握るといわれる。出口調査の結果では特定候補に集中せず、分散しているが、参政・さやと国民2候補多くの支持を集めた。
1都3県の議席の獲得状況を伝えた。千葉は国民、埼玉は国民・自民、神奈川は立民・自民・国民、東京は自民・参政・公明・共産・国民。自民は千葉で改選前の2議席を守り東京で2議席を維持できるか、立民は千葉・埼玉で1議席を維持して東京では1議席を維持して2議席に届くのか、国民は東京で2議席に届くか、参政はどこまで議席を伸ばすのかに注目。
栃木選挙区は定員1。出口調査では立民・板津由華、自民・高橋克法、参政・大森紀明の3人が争っている。当選確実は出ていない。
茨城・群馬・栃木選挙区について解説。群馬・栃木は自民党が強い保守王国だったが、苦戦している。1人区の勝敗は選挙結果を左右することから注目される。関東1都6県では22議席のうち11議席が決まった。自民3、立民1、公明1、国民4、共産1、参政1。
NHKの出口調査や情勢分析によると、自民・公明両党は目標としていた過半数の維持に必要な50議席を確保するのが難しい情勢となった。立民は選挙前の議席を上回る勢い、国民と参政は大幅に議席を増やすことが確実な状況となった。自民・公明は選挙前の66から大幅に減らして32~51となる見通し。自民は過去最低だった36を下回る可能性もある。各党の予想獲得議席数を伝えた。
特設サイトでも最新情報を伝えている。開票速報はNHK+でも視聴できる。
政治部の太田雅志さんが解説。与党の議席が過半数を割り込む場合は負け幅が焦点となる。総理周辺は少し割り込むぐらいなら辞める必要はないと話しているが、政治責任を取るべきと語る閣僚経験者もいる。過去には1989年の宇野総理、1998年の橋本総理が参議院選挙で大敗して翌日に辞任を表明したケースもある。2007年の安倍総理はねじれ国会となり、その後辞任した。石破総理が辞任した場合、新たな自民党の総裁が総理大臣に選出される保証はない。石破総理は今後の野党の動きや政治情勢を総合的に判断して進退を判断するとみられる。
東京選挙区の出口調査の結果を紹介。定員7議席を全国最多の32人で争う。東京選挙区は参政の新人・さや氏、自民の新人・鈴木大地氏、国民の新人・牛田茉友氏、共産の現職・吉良佳子氏、公明の新人・川村雄大氏が当選確実。残るは2議席。石破総理大臣が自民党本部に到着した。