2025年7月20日放送 19:55 - 5:00 NHK総合

参院選開票速報
2025 一部字幕・二か国語放送

出演者
糸井羊司 赤木野々花 副島萌生 伊原弘将 
(参院選開票速報2025)
東京選挙区 出口調査で分析

東京選挙区を詳しく分析。伊藤雅之さんが「組織力のある自民・公明・共産・国民に加え、勢いのある参政の候補者が当選を確実にした」とコメント。前回の参議院選挙から自民が16ポイント、立民が2ポイント減らす中、国民が2倍となる11ポイントを獲得。この3党は2人の候補者を擁立しているので、政党の支持がどう影響を与えているのかが注目点の一つとなる。無党派層のうち投票したのが10%を超えているのは参政・さや氏、国民の奥村祥大氏。残り2議席だが、全体的に見ると票の流れは僅差だ。今後の開票状況に注目が高まる。

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選挙の争点は

今回の選挙の争点は、給付金や減税など「物価高対策」。一方、外国人に関する政策も争点の一つに上がった。参政・神谷代表は「キャッチコピーは日本人ファースト。国民中心の国民主権の政治をやっていく」と、国民・玉木代表は「外国人労働者を入れる前に、日本の現役世代の若者がもっと働いて稼げるようにする」と訴えた。選挙期間中、石破総理大臣は外国人政策に関する新たな事務局を設置した。

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政策テーマ ネット上の関心は

ネット上で関心が高かった政策テーマは何なのか?各党の公約から主な言葉を抽出し、その検索数やSNSへの投稿数の推移を分析した。選挙期間中に検索が多かった言葉は、自民党の公約の「1人2万円」を迅速に給付するために活用するとした「マイナンバーカード」、小泉農林水産大臣がPRしていた「備蓄米」。一方、SNSの関心は別のところにあった。公示日の7月3日、「物価高・給付」「消費税」という言葉がXの多く投稿されたが、公示日をピークにその後はあまり増えなかった。また、「コメ・食料」は、選挙に関連しての投稿はあまりなかった。選挙戦に入ると、参政党が訴えた「日本人ファースト」を巡る投稿が急増。外国人に関するテーマが関心を集める土壌が出来ていたと考えられる。外国人に関する検索ワードで最も多かったのは「オーバーツーリズム」。その他、外免切替や外国人生活保護にも関心が集まっていた。オーバーツーリズムはコロナ禍が開けた2023年から急増しており、近年の身近な問題として捉えられていたと考えられる。公示日の各党首による第一声で、自民・公明・立民は外国人政策について言及していない。しかし、選挙期間中には内閣官房に外国人に関する政策の事務局が設置されるなど、与党側に動きが出ている。

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専門家に聞く SNSの影響力は/世代間で支持に差

中央大学の中北、国際大学の山口がSNSの専門家として登場。山口らはSNS上では各政党がそれぞれの立場から外国人に焦点を当てて発信し、それを受けてSNSでまた盛り上がりを見せ、アジェンダセッティングとして議題を設定したためSNSで盛り上がったが社会全体で盛り上がったとは限らず注意が必要などと伝えた。全国の投票日出口調査では、投票で重視したのは物価高・経済が48%で最も高く、外国人政策は7%にとどまった。物価高・経済を重視した人々の比例投票先は自民20、国民16と支持が分散した。中北らは物価高・経済では野党が有利なテーマであるが与党は財源論に踏み込むことで巻き返しを図ったが論争が上手く行かず票が分散したなどと解説した。比例投票先の年代別を発表し、高齢ほど自民・立民に投票しているなどと伝えた。

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中央大学国民民主党国際大学立憲民主党自由民主党
専門家に聞く 世代間で支持に差

都内で行われた街頭演説では多くの若い世代も聴衆となっており、その様子を紹介した。

専門家に聞く 世代間で支持に差/政権運営どうなる

参政党が支持を増やした要因について中北らは、自民党にはお灸を据えたい、一方で立憲民主党には票を投じたくないといった人々が参政党に票を入れ、参政党の躍進が報じられたことで結果として外国人総見を浮上させることになったなどと解説した。参院選後の政権枠組みについて中北らは、石破総理が責任を取って退陣するのか、過半数を割り込むと連立拡大する必要もあり、いずれにしても不透明で不安定な状況が続いていくなどと解説した。

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速報 ”比例第1党として衆参で責任果たす”

自民・森山幹事長は取材の質問に対し、幹事長としてどうあるべきか石破総理大臣と協議し、参議院でも比較第一党であることは間違いなく、比較第一党として衆参で責任を果たすことに尽きるなどと発言した。

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速報 投票率29.93% 前回比0.65ポイント↓

午後7時半現在の投票率は29.93%となり前回比0.65ポイントダウンした。

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投票率
速報 期日前投票含む推定投票率55%余

午後7時半現在の期日前投票含む推定投票率は55%余となった。

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投票率期日前投票
”勝敗のカギ”1人区の行方は

1人区(32選挙区)の3年目の結果と今回の結果を紹介。伊藤らは野党の好調もあるが、すでに決まっている選挙区も激戦であったことが分かり、1人区では選挙区より野党候補者の有利状況が異なっており、大分選挙区では保守が強い地盤で立民の吉田忠智がやや優勢となっていて、野党の候補者が絞られ参政が票を集めているのは野党連携が上手く行ったと見て取れるなどと解説した。滋賀選挙区では自民・宮本和宏と国民・堀江明が競り合っている状況であるが、野党が絞られず国民・維新・参政で票が分散しており、野党協力の難しさが露呈したなどと伝えた。

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富山 定員1 投票日出口調査

富山選挙区の投票日出口調査結果を紹介。国民新人の庭田幸恵と自民現職の堂故茂が競り合ったなどと伝えた。

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自民 現 堂政茂氏陣営

自民党現職の堂故茂氏陣営の様子を中継で伝えた。

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国民 新 庭田幸恵氏陣営

国民新人の庭田幸恵氏陣営の様子を中継で伝えた。

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国民民主党庭田幸恵
速報 ”国益にとり大事なら法案ごとに協力も”

参政の神谷代表はインターネットの開票速報番組内で、国益にとって大事で何としても通さなければならないものがあれば、テーマや法案ごとに自民党などと協力することも考えないこともないが、すり寄って役職を得ようとは全く考えていないなどと語った。

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自民 森山幹事長に聞く

自民の森山幹事長と中継。自民が27から41議席獲得予測が出ていることについて森山幹事長は厳しい選挙だと感じていたなどと語った。社会保障と消費税の関係、物価高対策について説明が足りなかったと話していたことについて森山幹事長が補足して説明した。結果を受けての執行部の責任について森山幹事長は責任を感じているがどのような形で責任を果たすかは協議して決めたいなどと明かした。

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消費税社会保障自由民主党
立民 小川幹事長に聞く

立民の小川幹事長と中継。与党が32から51議席、野党・他が62から106議席獲得予測が出ていることについて小川幹事長は自公政権への信認は失墜していると感じ、立民は受け皿として一定の役割は果たせたと言えるなどと語った。立民が18から30議席獲得予測の見通しについて小川幹事長は、1人区を中心に受け皿になったが、今後の伸びも参考に見極めていきたいなどと明かした。石破総理に退陣を迫るかについて小川幹事長は、政権運営は厳しさを増し、石破総理自身の判断に注目し、野党第一党の代表として見守りたいなどと述べた。場合によっては与党に協調しつつ政策を実現していくのかについて小川幹事長は、選挙で政権交代を目指すのが基本線であり、昨年に総裁指名選挙で他野党の84名が棄権し、少数政権が実現し、それによりどうなったのか各党が感じていることで、その変化を踏まえて選挙で政権交代を実現する基軸べく存在として疎かにしないなどとコメントした。議席を増やした他野党との連携について小川幹事長は、野党第一党として懐深く、謙虚に様々な呼びかけや交渉・協議を持ちかけ、慎重・誠意に対応したいなどと打ち明けた。

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発言のポイントは

森山幹事長の発言について、進退について石破総理と協議したいとしたことは直接的な明言を避け石破総理と協議しながら判断するものと見られると伝えた。小川幹事長の発言について、石破総理に退陣を迫っていくかは石破総理自身の判断を見極めるとしており、与野党双方が選挙結果を見極めながら今後の戦略を練っていくことになるなどと解説した。

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注目の3人区以上 出口調査で分析

3人区以上の出口調査結果から分析し、伊藤は野党有利な展開となっており、前回は定員35に対し与党が20、野党・無所属が15で自公が擁立した候補者が当選し、今回は他党化の傾向が強く、国民や参政が議席争いにどう絡んでいくのかに注目したいなどと解説した。愛知選挙区では立民現職の田島麻衣子・国民新人の水野孝一が当確となり、残る議席は2議席となっている。伊藤は愛知選挙区では無党派層が25%を占めており、期日前投票の流れも踏まえて今後の与野党の競り合いに注目したいなどと伝えた。

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公明党参政党国民民主党期日前投票水野孝一田島麻衣子立憲民主党自由民主党
みんなの選挙
障害ある有権者の初投票 壁はどこに?取り払うには

筋力が低下する難病を患う佐賀市の18歳・山本さんの選挙に密着。体を動かせないため情報集めにも苦労しており、母親に新聞の電子版を拡大してもらって訴えの違いを調べた。当日は市の職員に代わりに投票してもらう代理投票制度を利用した。脳性麻痺がある山梨の井能さんは、視線で意思を伝える機器を使って学習してきた。選挙での利用は県内では前例がなかったが、選挙管理委員会は本人の意思と確認できると判断。投票所以外の場所から保護者等が代わりに記入する代理記載制度での投票に、機器を使うことが認められた。井能さんは候補者の中から投票先を選び、母親が用紙に書いて初めての投票を終えた。

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佐賀市(佐賀)南アルプス(山梨)参議院議員選挙

杉田デスクは、投票には「移動」「投票所」「情報」の3つの壁がある、乗り越えるためには周りの適切なサポートが必要になる、人それぞれ困っていることが違うので何に困っているのかを知って共有することが肝心だと話した。

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参議院議員選挙
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