政治部の太田雅志さんが解説。与党の議席が過半数を割り込む場合は負け幅が焦点となる。総理周辺は少し割り込むぐらいなら辞める必要はないと話しているが、政治責任を取るべきと語る閣僚経験者もいる。過去には1989年の宇野総理、1998年の橋本総理が参議院選挙で大敗して翌日に辞任を表明したケースもある。2007年の安倍総理はねじれ国会となり、その後辞任した。石破総理が辞任した場合、新たな自民党の総裁が総理大臣に選出される保証はない。石破総理は今後の野党の動きや政治情勢を総合的に判断して進退を判断するとみられる。