2024年1月17日放送 4:20 - 5:00 NHK総合

国際報道
2024 日本人写真家が見た“アラスカの異変”

出演者
栗原望 油井秀樹 酒井美帆 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れた。

ニュースラインナップ

アメリカ大統領選挙で、野党共和党の候補者争いがスタート。トランプ前大統領が、勝利した。アイオワ州州では、代議員を20人獲得し、大差で勝利。2位にはフロリダ州知事のデサンティス氏。次に元国連大使のヘイリー氏。

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(ニュース)
共和党 候補者選び トランプ氏 初戦に大勝

トランプ前大統領が、11月の大統領選挙に改めて強い意欲を示した。3年前の議会乱入事件を巡るものなど4つの刑事事件で起訴されているトランプ氏。先月には、西部コロラド州の最高裁判所が、大統領選挙に向けた州の予備選挙に立候補する死角はないとする判断をし、トランプ氏は上訴している。全米を対象にした世論調査では、各種世論調査の平均でトランプ氏は61.4パーセント、ヘイリー氏は12パーセント、デサンティス氏が10.7パーセント、ラマスワミ氏が4.3パーセント。バイデン大統領は、Xで、今回の大統領選挙は、わたしたちと過激な共和党員が対決するという構図だという。デサンティス氏は、有権者に支持を訴えている。ヘイリー氏は巻き返しを強調。ラマスワミ氏は選挙戦からの撤退を表明し、トランプの支持に回るという。スーパーチューズデーにも当選を確実にする勢いがある。党員集会への投票率は低調だったが、トランプ氏の結束力は揺らいでいなかった。トランプ氏には岩盤支持層がある。ヘイリー氏、デサンティス氏は、今後までトランプ前大統領のライバルになり得る可能性はある。支持者がヘイリー氏に収斂されていく可能性がある。デサンティス氏は、選挙活動のすべてをアイオワ州にささげてきた。第2戦以降はわからない。トランプ氏について、資格はく奪まで踏み込む可能性は少ない。現在の最高裁の判事の構成が、トランプ氏が現職大統領だったときに指名した3人を含めて、保守派が多数派を占めていることが理由だ。4つの裁判は、トランプ氏の支持層を結束させている。トランプ氏に追い風になっている。秋の本選挙に臨むことになれば、無党派層の支持なしに勝利はない。裁判の影響がどちらにふれるのか、余談を許さない状況になっている。

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”韓国を「第1の敵対国」に” 北朝鮮 強硬姿勢の思惑は

おととい、北朝鮮は中距離弾道ミサイルの発射実験を行った。きのうの最高人民会議では、金正恩総書記が、韓国を第1の敵対国とみなすよう、憲法改正を指示した。日本時間のきょう夕方にはロシアとの外相会談を行うという。北朝鮮の動きに日米韓は警戒を強めている。KBSの放送では、北朝鮮の突然の方針転換を繰り返し伝えた。金正恩氏は南北を2つの国会と認めた上で、対韓国政策を新たに法制化すべきだと言及。朝鮮中央テレビの放送を引用し、その思惑を伝えた。朝鮮中央テレビのアナウンサーは平和統一を目指してきた関連機関をすべて廃止したことは避けて通れない必要不可欠な手順だという。韓国のユン・ソンニョル大統領は、北朝鮮を非難。強い姿勢で臨む考えを示した。金正恩総書記はきのう、最高人民会議で行った演説で原子力発電所の建設を進める考えを示した。16日にモスクワでは、新たな動き。チェ・ソニ外相とラブロフ外相が会談。いっそうの連携強化が強調され、プーチン大統領の訪朝に向けた調整も行われている。チェ・ソニ外相はプーチン大統領とも会談する見通しだ。

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油井’s VIEW
朝鮮半島問題 挑発強める北朝鮮

北朝鮮のキム・ジョンウン総書記が朝鮮半島問題について、戦争も辞さない挑発的で危険な言動を繰り返しており注目されている。これについてアメリカは「キム・ジョンウン総書記は戦争を準備しているのか」という見出しの分析リポートを公表した。リポートでは北朝鮮が2019年のトランプ大統領との首脳会談の失敗や最近のロシアとの関係強化を踏まえ、朝鮮半島の問題を軍事的に解決する機会と見ている可能性があると指摘している。その上で朝鮮半島の状況は朝鮮戦争以降かつてなく危険だとし、キム・ジョンウン総書記が戦争への戦略的決断を下したなどと結論づけている。またこれに先立ち韓国の国家情報院は、キム総書記が側近らに対して「2024年初めに南に大きな波紋を起こす方策を準備せよ」と指示した情報があると明かした。その上で今年4月に行われる韓国の総選挙を前に北朝鮮が軍事的挑発に出る可能性が高いと警告した。一方キム総書記は日本に対して、「被災地の人々が1日も早く地震の被害から復旧し、安定した生活を取り戻すことを願っている」という電報を岸田総理大臣に送ったとのこと。

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WOW!The World
ミス・アメリカに現役空軍パイロット

アメリカで100年以上の歴史を持つ「ミス・アメリカ」で、今年の優勝者が22歳のマーシュさんに決まった。現役の空軍パイロットで、現在はハーバード大学で公共政策の修士号を目指している。

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お菓子を食べて育つ鶏

フランスのブルターニュ地方で飼育されているニワトリは、この地方伝統のお菓子「クイニーアマン」が餌として与えられている。クイニーアマンはパン店が無料で提供してくれるといい、鶏肉の味はお客さんに好評だという。

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フラミンゴ 飛来の季節

フランス南部のカマルグ地方にある自然公園でフラミンゴの群れが目撃された。毎年冬の繁殖期になると、2万5000羽程がこの湿原で羽を休めるという。休憩後の行動はもっと暖かい場所に移動したり、そのまま湿原に残ったりと個体によって異なるという。繁殖期は春頃までとのこと。

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(ニュース)
台湾 頼氏に祝意 中国が反発

フィリピンのマルコス大統領は台湾総統選で当選した頼清徳氏へ祝意を示した。頼氏もこれに反応して「この地域の民主主義と平和そして反映を擁護しながら」「互いの経済や人的交流を強化することを楽しみにしている」と応じている。これに対し、中国外務省はフィリピンの駐在大使を呼び出して抗議したことを明かした上で、毛寧報道官は「「台湾独立」勢力に誤ったシグナルを送ることをやめるよう厳正に通告する」と反発している。

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(経済情報)
経済情報

円相場と原油価格を伝えた。

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(エンディング)
あすは

あすは「中国 不動産 金融面で完成支援 課題は?」。中国政府は低迷する不動産市場を巡り、資金繰り悪化で建設が中断した住宅は金融面から不動産の完成に向けた支援を進めていくが、これにも課題があるという。

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エンディング

エンディングの挨拶。

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