- 出演者
- 辻浩平 藤重博貴 酒井美帆
オープニング映像とともにキャスターらが挨拶。
コンボ紛争ある家族の25年。
トラン政権による追加関税の引き上げにインドの輸出業者などからは不安の声があがっている。インドからの輸入品に25%の追加関税を課す大統領令に署名したトランプ大統領。すでに課している25%の関税措置に加え、きょうから合わせて50%に引き上げられることになる。背景にあるのはインドがロシアから原油や石油製品を購入していること。アメリカのバンス副大統領は24日、NBCテレビのインタビューで“インドへの追加関税によってロシアが石油産業で富を得ることを困難にする狙いがある”と述べた。そのうえで、“殺戮をやめればロシアは世界経済に再び招き入れられるが、殺戮を辞めなければ孤立を続けることになる”と述べ、ウクライナ侵攻を続けるロシアに圧力をかける考えを示した。
ロシア産原油の輸入を理由としたアメリカの追加関税について、インド政府からの公式な反応は今のところでていない。しかし、モディ首相はこれまでに農家などの利益を守るために「全力を尽くす」と述べていて、アメリカへの対決姿勢を鮮明にしている。ロシアからの原油についてもインド政府は国内の消費者に対して“安定的に手ごろなエネルギーを確保するためのものだ”と説明して今後も輸入を続ける姿勢。
戦闘が続くウクライナ東部。ドネツク州とルハンスク州はロシアが割譲などを求めていると伝えられていて、このうちドネツク州はロシア軍が7割以上を支配しているとされている。こうした中、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は24日、自身のSNSでドネツク州の要衝ポクロウシク方面の指揮所を訪れたことを明らかにした。そのうえで、“状況は厳しいが防衛線を維持しなければならない”と投稿し、“ロシア軍から3つの集落を奪還した”と発表した。領土の問題をめぐってウクライナのゼレンスキー大統領は25日、地元メディアの取材に対して“ロシアがこれ以上ウクライナの領土を占領しないつもりだと言っているようだがこれは譲歩ではない”と述べ、割譲には応じないし姿勢を重ねて強調した。
開催の見通しが立っていないロシアとウクライナの首脳会談をめぐっては26日、ゼレンスキー大統領は実現に向けて各国との調整を急ぐ考えを示した。トランプ大統領もロシアに改めて圧力をかけた。
ロシアによる軍事侵攻が長期化する中、ゼレンスキー政権が支援を強化しているのが防衛に関するスタートアップ企業。侵攻前の数十社から1500社あまりに急増したという。こちらの企業が生産しているのは光ファイバーケーブルをを使うタイプの無人機。電波妨害を受けることがないとして月に1000機以上生産しているという。
大阪・関西万博の会場でウクライナの教育現場を記録したドキュメンタリー映画「TIMESTAMP」が紹介された。映画の制作を指揮したのはゾーヤ・リトビン。3年以上続く戦時下の教育を知ってほしいと訴えていた。損傷したり破壊されたりした教育施設は約3300か所。ナレーションはなく、ありのままの授業風景が記録されている映画。映画を制作するなかでリトビン自身が奮い立たされたという場面があるという。
番組では皆さんの声を募集。
コソボ紛争の解説。セルビアの自治州だったコソボには多数のアルバニア系と少数セルビア系が住んでいた。1999年NATOは人道的介入を掲げ武力介入開始。セルビア側の後ろ盾だったロシアの反対を押し切りユーゴスラビアの首都レオグラードなどセルビア側を空爆。2008年コソボは一方的にセルビアからの独立を宣言。セルビアやロシアは認めていない。NHKはアルバニア系の家族を約25年取材した。首都プリシュティナにはアメリカ・クリントン元大統領の写真や像がある。1999年4月北マケドニアの難民キャンプでアルバニア系住民・ラマダン・レパヤさん当時18歳と出会った。家族と生き別れ、いとこをセルビア側に虐殺されたという。ラマダンさんは人のためにテントを立てていた。NATO空爆が約3か月続き、セルビア側は撤退。アルバニア系住民、ラマダンさんはコソボに帰っていった。ラマダンさんを訪ねた。紛争中、ユーゴスラビア軍と武装闘争を繰り広げていたコソボ解放軍の兵士だったという。戦場で仲間の死に直面、自分も相手を殺したかもしれないと苦しんでいた。2005年取材すると戦いの中負った傷が悪化し、走れなくなっていた。無認可のタクシーの運転手で生活費を稼いでいた。戦場での傷の感染症が内臓にも広がり、父から腎臓移植を受けた。費用の半分は自己負担で家を売って工面した。支えたのは紛争の翌年に生まれた娘のレオナさん当時4歳。ラマダンさんは懸命に仕事を探したが病気がちで満足な仕事が見つからなかった。ラマダンさんはドイツへ仕事を求めた。今もなお民族対立は続いている。セルビア系住民の居住地域の紹介。街角には「コソボはセルビアのもの。クリミアはロシアのもの」と書いている壁があった。アルバニア系住民の居住地域と接する場所はセルビア側との衝突が度々起きている。NATOの治安維持部隊の駐留は今も続いている。レオナさんは今月結婚した。ラマダンさんと20年ぶりの再開した。今もドイツに何度も働きに行っているという。レオナさんは「世界一の父親」「戦争のない世界(を生きたい)」、ラマダンさんは「娘は私と同じ運命を辿らずにすみました。幸運に感謝」 と話した。
右田千代ディレクターは、「コソボの人たちをアルバニア系とセルビア系双方を25年間取材してきたが、一番心に強く残っているのは、どちらも戦いによって幸せになったというふうに答えた方がどなたもいなかったこと。人道的介入とはいったい何だったんだろうかと今も考え続けている」などとコメントした。
「時をかけるテレビ」、「隣人たちの戦争 ~コソボ“憎しみの通り”の25年~」の番組告知。
アメリカ西部アリゾナ州フェニックスで巨大な砂嵐が発生した。空は暗くなり、車で移動中の人々の視界を覆った。そこに大雨と強風が加わり、空港ではターミナルの屋根が剥がれ、管制官たちも避難。この悪天候で信号機や街路樹も倒れ、数千世帯が停電に見舞われたという。
イギリスでは、バッテリーで駆動する列車の試験走行が行なわれ、夜間に200マイル(およそ320キロ)を走行。1回の充電で走る距離の世界記録を更新した。速さは、時速50キロ~60キロ。ディーゼル車両と比べて二酸化炭素排出量は、80%削減されるという。
オーストリアの街中に現れたのは、野生の雄ヘラジカ。ポーランドからチェコを経てオーストリアに迷い込んだとみられている。
アメリカできのう、16歳の息子を自殺で亡くした両親が生成AIの開発を手掛けるオープンAIを相手取って訴訟を起こした。息子が自殺に至ったのは、生成AIのチャットGPTとのやりとりが原因だったと主張している。亡くなったアダム・レインさんは、チャットGPTに心の不安や自殺について相談していた。訴状では、チャットGPTは自殺の相談窓口などを示す一方、会話を打ち切るかわりに相談に乗り続け、自殺を後押ししたと主張している。オープンAIは、「安全対策を行っていても機微な状況でシステムが意図したとおりに動作しなかった事例もある。危機にあるより多くの人々への介入を強化する」と回答している。SNSなどでの相談窓口を伝えた。
ガザ地区では25日、南部ハンユニスで地域の基幹病院となっているナセル病院がイスラエル軍の攻撃を受け、地元当局は医療関係者やジャーナリストなどこれまでに22人が死亡したと明らかにした。これについて調査を進めていたイスラエル軍は26日、初期調査の結果を公表。イスラエル軍の活動を監視するためにハマスが病院に設置していたカメラを破壊したなどとして、病院への攻撃を正当化した。ガザ地区の地元当局は、破壊されたカメラはジャーナリストが使用していたものだとして、イスラエル側を強く非難した。イスラエル最大の商業都市テルアビブで26日、人質の家族などで作るグループが呼びかけて大規模なデモが行なわれた。主催者の発表では35万人以上が参加し、政府に対しハマスが同意した停戦案を受け入れ、 人質の解放を実現するよう求めた。
パレスチナは、ガザ地区とヨルダン川西岸地区に分かれている。ガザ地区ではイスラエルと戦闘を繰り広げるイスラム組織「ハマス」、ヨルダン川西岸地区では最大の政治勢力で穏健派の「ファタハ」が統治を行っている。双方はイスラエルとの向き合い方などを巡って主張が対立して分断しているような状況。イスラエルとの和平を目指す中で、パレスチナ内が今後どうまとまることができるかというのも大きな課題。
今月上旬東京の国連大学で開かれた会合、パレスチナの市民やさまざまな政党のリーダーなど20代~30代の若者たち14人が来日し参加した。日本で開かれた理由の1つが戦後80年となる日本の姿をみてもらうこと。一行は広島を訪問し、原爆により被害について学んだ。議論が重ねられたのは、パレスチナの国際的な代表機関PLO(パレスチナ解放機構)のあり方について。会合では、PLOの判断はパレスチナのすべての民意を反映していないとの批判の声も。最後に参加者たちは、統一したパレスチナの実現に向けて東京宣言を発表。すべての派閥を含む統一した代表機関を作ることや若者の立場から国際社会に停戦を訴えることなど、10の項目が盛り込まれた。
テイラー・スウィフトさんは、1989年東部ペンシルベニア州で生まれ、グラミー賞を14回受賞した人気歌手。スウィフトさんは26日、インスタグラムを通じて交際を続けてきたNFLのスター選手トラビス・ケルシーさんと婚約したことを明らかにし、投稿ではケルシーさんがスウィフトさんにプロポーズしている写真を掲載した。