- 出演者
- 山澤里奈 辻浩平 藤重博貴
ガザでNHKの報道を担う2人が記録した映像から、現地のいまを見つめる「ガザ事務所通信」。今月はイスラム教徒にとって神聖な断食月「ラマダン」を追った。ことしのラマダンは2月18日から3月19日で、日中の飲食を断ち困難な状況にある人に心を寄せる。攻撃を受けたモスクで、人々が祈りを捧げた。停戦前と比べ物資は目に見えて増加し、ラマダン定番の菓子「カタイエフ」も売られていた。小麦粉を使った生地に、ナッツやチーズなどを包む。イランをめぐる情勢は、ガザ地区にも暗い影を落としていた。イスラエル当局は「治安対策」として全ての検問所を一時閉鎖し、物資の搬入を再び制限し物価が急騰した。ラマダン中の日没後にとる食事の「イフタール」は、アルジェリアからの寄付でまかなわれた。食事の席を共にすることで、家族と社会の絆を深める。イスラエルの攻撃はラマダンの間も行われ、北部ガザ市では3人が死亡した(現地メディア)。ガザ地区保険当局によると、停戦後の死者は700人余りにのぼっている。
アメリカの共和党のカーティス上院議員や、民主党のシャヒーン上院議員や超党派の4人の上院議員は、きょう台湾を訪問し頼清徳総統と会談した。この中で頼総督は「中国の脅威を抑止し、防衛力強化を目指す」とする6兆円余の特別予算について、「防空システムやAIを導入した防衛システムなどを整備する」と説明した。これに対しカーティス上院議員は「台湾の安定と安全保障は米国にとって重要だ。防衛予算に関する台湾の努力は、米国で広い支持を得ている」と強調するなど、議員団は特別予算を支持する考えを示した。頼総統としては、台湾の安全保障の後ろ盾となるアメリカの超党派の議員団が特別予算に賛成していることをアピールし、野党に支持を呼びかける狙いがあるとみられる。
中国の習近平国家主席の招きで、台湾の最大野党「国民党」のトップである鄭麗文主席が来月に中国を訪問することになった。国民党のトップの中国訪問は2016年以来で、中国としては台湾独立派とみなす民進党政権を牽制する狙いもあるとみられる。
引き続き視聴者から国際ニュースの疑問や意見を募集している。70代の視聴者からは「報道する際配慮していることはなにか」との質問が寄せられた。山澤里奈は「公平公正に伝えることは大前提で、その上で取材先に寄り添ったり当事者の思いを考えることを大切にしている」などと語った。
エンディングの挨拶。
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