- 出演者
- 足立梨花 近藤春菜 佐々木芳史 阿部サダヲ
夫婦の絆について足立梨花は「言葉がでなかった時に分かってくれる。」などと話した。ドラマ「広重ぶるう」の歌川広重を務めたことについて阿部サダヲは「知らないことが多くて楽しかった。」などと話した。阿部サダヲへのメッセージが紹介された。
主人公の浮世絵師の歌川広重は家業の火消しで成形を立てていたが、絵師としては悩みもがく日々だった。ある時、ベロ藍と出会ったが本当に描きたいものが見つからなかった。そんな広重を妻の加代が支え、一世一代のチャンスが巡ってくる。
歌川広重について阿部サダヲは「作品を太田記念美術館に見に行ってきて、スマホで撮って待ち受けにした。普通のおじさんなイメージだったので、芸術家っぽくはしなかった。」などと話した。
ドラマ「広重ぶるう」の登場人物のおさらい。主人公・歌川広重は定火消という幕府直属の火消しをする傍ら、売れない絵描きをしていて、妻・加代と祖父・十右衛門らと暮らしている。歌川広重は絵師としての名前で、もともとの名字は安藤となっている。そしてこの時代浮世絵を売っていたのが版元・竹内孫八。孫八は後に東海道五十三次を売り出す。更に当時江戸で人気を博していたのが、葛飾北斎や歌川国貞ら浮世絵師となっている。妻の加代は広重の才能を信じ常に支える良き理解者。加代役の優香さんは「広重はどんどん絵を書きたいから筆などでお金を使うから、加代はその工面をしている。広重のことが大好きなんだと思う。広重は普通の人だが、子供っぽさも魅力」などと話した。加代はお金を工面するため、自分のかんざしや着物を質屋に入れていた。優香さんは「広重は遅咲きといった所もあったりするが、この奥さんがいたからこうなれたのかな」などとした。阿部さんの印象については「居心地の良い空気感の方。ずっと気持ちが一定。一緒にいて支えたくなる。母性が出てくる感じだった」などと言った。
阿部さんは優香さんとの共演は初めてだとし「素晴らしい方。ずっと笑ってて現場が暖かくなるし、居心地が良かった。合間とかにもおしゃべりしてくれて、側にいてくれた」などとした。また「作品的には主人公は加代さんみたいな感じ。広重は加代のかんざしや着物のほつれなどに何も気づかない。支えられていることにも気づいていない。質屋から出てきたのを見たときに初めてショックを受け、絵描きをやめようとまで思う」などと話した。
歌川広重は、江戸時代後期に活躍した浮世絵師で名所絵で名を馳せた。広重の運命を変えたのがベロ藍との出会い。これまでになかった透明感のある青が、空や水の繊細な表現を可能にした。こだわったのは青のぼかし方で、版木を水でしめらせにじませたベロ藍を紙に写し取る。この独特なグラデーションが人気となった。ゴッホも広重の絵を模写するなど、多くの人々を魅了した。
阿部サダヲは、筆を立てて手の付け根も浮かさず描かなければならず難しかったなどと話した。筆使い指導は松原亜実さん。クランプアップした時にもらったイラストが紹介された。浮世絵指導は向井大祐で、スケッチなどを描かれている。阿部サダヲは、劇中で使った絵を頂いてアクリルに挟んでいるがどこに飾っていいか分からなくて床に置いてあるなどと話した。
長塚京三が演じるのは葛飾北斎。長塚京三は、広重の場合は好きの質が北斎とは違って、人間らしさがあるのかなと思ったりするなどとコメントした。阿部サダヲの印象を聞かれると、2001年に共演したが今と変わらない、人に託せる方で広重と重なるなどと話した。
阿部サダヲは、長塚さんの池に石を投げているだけのシーンが色気があって素敵でしたなどとコメントした。久しぶりに共演した渡辺いっけいについて、長回しも全部台本覚えていて見習っていたなどと話した。笹野高史については、いちいち何か入れてくるなどとコメントした。先輩俳優について、ひっかかる芝居をみんなされるから楽しいんですよねなどと話した。
広重ぶるうの番組宣伝。
スターの意外なプロフィールを紹介する。磯村勇斗さんが登場。阿部サダヲさんは不思議な役者さんだとのこと。目が笑っていないという。顔がこわかったとのこと。あの顔はずるいという。子どものような人だと語った。役を楽しんでいるという。どういうふうに接したらいいか探っているとのこと。
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阿部サダヲさんは磯村勇斗さんのことを、自分をわかってくれてないし、尊敬してもいないだろうと言う。阿部さんは、輝く笑顔を見せることもある。磯村勇斗さんはいい奴だとのこと。ドラマはこれからおもしろくなるとのこと。
初の朝ドラは、演劇部の部長役だとのこと。オーディションで合格して掴んだ役だとのこと。「かりん」というドラマだとのこと。そのときのVTRが流れた。監督にダメだと言われていた握手のシーンもあった。御子息は23歳だという。まだ演劇をはじめて1年だったとのこと。怖いものがなかったという。
「ズッコケ三人組2」で、阿部サダヲは主人公・ハチベエの未来の姿を演じた。そして阿部サダヲが忘れられないセリフが、モーちゃんが紹介した奥さんの「Enchante」。
近藤と足立は、ハチベエのセリフでないことに驚いていた。そのシーンは、監督のアドリブで女優がフランス語で「はじめまして」と言ったという。阿部サダヲは「昔からタイムスリップものやってるんですね」などと話した。
大河ドラマ初出演は、1999年の「元禄繚乱」。そして2019年大河ドラマ「いだてん」では主演を務めた。東京オリンピック実現に尽力した記者・田畑政治熱演。韋駄天がきっかけで土スタにも出演。スタジオトークでは、阿部サダヲは口がいだてんと言われて滑舌を気をつけているが、アナウンサーがずっと甘がみをするのを聞いて安心したなどと話した。
過去に出演した土スタの映像をみて、近藤は「ああなったら阿部さんの大好物ですね」などとコメント。その時のアナウンサーは現在前橋放送局にいるという。大河ドラマに沢山出演しているが、「元禄繚乱」で大河デビュー。中村勘三郎さんと共演し、いだてんで勘九郎さんと共演して縁を感じたという。「元禄繚乱」のときに初めて会い、「君のところの芝居面白いんでしょ」と自分の家の住所を書いて「チケット送ってよ」と言われたという。それから繋がり、一緒に舞台をやったりしたという。今後演じてみたい役や出演してみたい番組があるかと聞かれ、「あてなよる」という番組が好きだったが終わってしまい残念などと話した。
スタジオトーク。阿部さんの超イイ感じのものは散歩。土日にNHKで開催しているお祭りを見るのが好きだという。また緊張することはあまりないという阿部さん。顔合わせのときが緊張すると話した。
超体験NHKフェスの紹介。今年は渋谷で開催。「光る君へ」の世界やお気に入りのトリセツショーなど、様々体験できる。NHKフェスは今日から20日まで。
NHKホールを中心に渋谷のあちこちでNHKフェスが開催中。全国各地54の放送局からご当地どーもくんが大集合している。ななみちゃんは「NHKならではのイベントをぜひお楽しみください」とコメントした。