- 出演者
- 足立梨花 近藤春菜 佐々木芳史 岸井ゆきの
オープニングに豆まきをし、岸井ゆきのさんをゲストに迎えた。届いているメッセージを紹介した。「岸井ゆきのさんのお芝居が大好きです」などのメッセージが読まれた。メッセージで「高校生のうちにやっておいた方が良いことはなんですか」と 聞かれ、岸井さんは「本読んだり映画みたり」などと答えた。
お別れホスピタルの紹介映像が流れた。療養病棟は重度の医療ケアが必要で自宅での介護やひとり暮らしが困難な人を受け入れる。この病棟から元気になって退院していく人はほぼいない。人はどう生きて、どう死んでいくのか。その意味を問う壮絶だけれど愛に溢れた物語となっている。
台本もらったときにはどう思ったか聞くと、岸井さんは「かなりシリアスなドラマになると思ったが、生活にあったりするユーモアと生きることと死ぬことが一緒に描かれていて良いものになるんじゃないかなと思った」などと話した。岸井さんは辺見さんは受け止める力が強いなどとも話した。岸井さんは病院に行ったり患者のことを考えたりする中で死から生きることを考えていたという。
松山さんは、療養病棟に異動してきたばかりの医師・広野誠二役を演じる。辺見の印象を聞いた。松山さんは「人が死ぬって何なんだろうと真剣に向かっているキャラクター」などと話した。
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「辺見にとって広野先生はどんな存在か」聞いた。岸井さんは「吐き出すときに広野先生は正直な答えが返ってきて楽になる存在」などと話した。焼き鳥屋のシーンはセットでばくばく食べるなどがあったなどと話した。
古田新太さんが登場。古田さんが演じるのは辺見さんが担当する患者の本庄昇。古田さんは本庄昇役について「1話で全てネタバレする役。一見楽天家のタバコ好きな末期がんの人だが、本庄は結構孤独に苛まれている人で、奥さんにも逃げられて娘や友達もいなくなったが、ゆきのに出会ってからは若干心を許している。このドラマは辛い話が多いがゆきのが持っているポジティブなパワーが伝わってくる」などと話した。舞台裏での印象として古田さんは「ふつうにじゃれ合っていた。おじさんと姪っ子みたいな関係」などと話した。
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古田新太さんに関するスタジオトーク。近藤さんが「元々仲良しなのか」と聞くと岸井さんは「初めて共演した。劇団☆新感線の舞台で松山さんと共演した時に話をしたことはある」などと話した。岸井さんは「いきなり呼び捨てだが、かなり前の舞台でも覚えてくれていた」と話すと近藤さんは「だから良い関係性がそのままドラマに出てる」などと話した。近藤さんは「古田さんは本庄は辺見のことを孤独な人だから頼ってた存在だと言っていたが、最期が分かっていながら楽しく過ごせるのは人がいてこそだ」と話すと岸井さんは「何も言えないが物語のキーパーソンである」と話した。
木野花さんが登場。木野さんが演じるのは不動産会社を経営していた池尻奈津美役。木野さんは「テンションが高いエネルギッシュな役で、どんどん脳梗塞が進んで怖いけれども抗っている。愛情表現が下手で心の声が外に出る」などと話した。岸井さんについて木野さんは「岸井さんがデビューする直前の10代の頃に会っていて演技の勉強会をした。久しぶりに会ったらたくましくなっていた」などと話した。
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- 脳梗塞
木野花さんに関するスタジオトーク。近藤さんが「ワークショップで10代の頃に木野さんと会って、たくましくなったと言われてどう思ったか」と聞くと岸井さんは「自分としては変わった部分は無かったが、歳を重ねていくと大きくなれた」などと話した。患者の池尻について岸井さんは「エネルギーに溢れていて、左に麻痺があるものの命というものを絶対に諦めない強い女性である」などと話した。つねるシーンについて岸井さんは「結構あって、痛さを調節するから痛くないところを教えてくれと木野さんに言われたが、本番では本当に痛かったので実はあのシーンは芝居ではなかった」などと話した。近藤さんが「このドラマは療養病棟の話だが、働く看護師の役を演じて”死”についての考え方などは変わったか」と聞くと岸井さんは「元々遠い未来のことを考えるのが苦手で、いつ自分に何が起きるかわからないと思っているので、死があるからこそ今をどう生きるかを考えることが出来る」などと話した。足立さんが「悲しいシーンが多いと思うが、現場はどうだったか」と聞くと岸井さんは「現場はとても明るかった。おしゃべりがとまらない」などと話し「丘さんのタブレットで大きな魚を捌いたり飼育しているミツバチを撫でる動画を見せてくれた」などと話した。
岸井ゆきのについて松山ケンイチは「ヤマガラという地面を穴だらけにする鳥のような可愛さがある。」などと話した。
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- ヤマガラ
松山ケンイチから見た印象について岸井ゆきのは「どんなに遠くても目の前にいる人に向かって演技をするものと思ってたが、カメラに被ってたのはまずかった。被ってると言われてからは逆に被ってみようと思った。」などと話した。
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今日の土曜スタジオパークはNHKプラスで一週間何度でも見ることができる。
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- NHKプラス
岸井ゆきのは映画「ケイコ 目を澄ませて」で第46回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞などを受賞した。映画で岸井ゆきのが演じたのは生まれつき両耳が聞こえないプロボクサーのケイコで、迷いながらもリングに立ち続ける心情を丁寧に描いた物語。映画について岸井ゆきのは「ドキュメントでもいけるくらい残したい思いがあったので3カ月ほぼフルで練習した。16ミリフィルムを使っていたので、何度もテスト出来なかったので職人の集まりだった。」などと話した。
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- ケイコ 目を澄ませて三浦友和
筋肉について岸井ゆきのは「今もトレーニングを続けている。映画では7kg程増量したが、それにはならずに強くなりたい。器械体操はやっていたが、ボクシングは他のどれとも違うと感じた。週1でトレーニングを入れたらすぐに筋肉が元通りになるマッスルメモリーを経験した。」などと話した。
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- ケイコ 目を澄ませて
岸井ゆきのと2018年放送の朝ドラ「まんぷく」で共演した瀬戸康史は「何回ごはん行ったかわからないくらい一緒にいた。撮影の空き時間には、話途切れたなと思ったら、すぐゆきのちゃんは寝てた」と話す。また別の現場で同じスタジオになったときについては「“久しぶり~”って元気にきてくれてうれしかったですね」と語った。
大阪での撮影ではよくみんなで食事に行っていたという。岸井ゆきのは「大道具さんとかが美味しいところを教えてくれるんですよ。大人数で行くんですけど、その時瀬戸が相手だったのでよく話をしていた。ただ何の話をしてたんですかね」と話す。まんぷくについて岸井は「初めての朝ドラだった。生きることを考えさせられる作品で、今でもタカちゃんと呼ばれたりして大切な作品」などと語った。
岸井ゆきのは超一般のふつうの私であり続けたいのだという。岸井は「私って身近な存在だと思う。考え方も普通だなと思うことが多い。そんな私が俳優をやり続けていて、新しいきらびやかな生活をしたとして自分に説得力はあるのか疑問。説得力をもたせるには自分が普通の目線でありつづけることかなと思う。わたし自身も変わりたくない」などと語った。
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- 岸井ゆきの
スタジオトーク。岸井ゆきのは豆を投げる方か投げられる方が好きかを聞かれ、投げられるなら全部キャッチしてやるなどと話した。
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- 節分
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