- 出演者
- 松岡修造 小木逸平 大越健介 下村彩里 安藤萌々 所村武蔵 細川栞
オープニング映像。
パリ五輪が閉幕。「広く開かれた大会」をスローガンに掲げた平和の祭典は4年後の開催地、米国・ロサンゼルスに引き継がれた。閉会式、聖火を運び出すフランスの競泳・レオンマルシャン。4つのレースで五輪記録を更新。スタッドドフランスには5大陸をモチーフにしたステージ。閉会式前日にはオリンピアンたちが走った同じコースで市民マラソンが行われた。
パリで近代オリンピックが開催されたのは3回目。1900年には初めて女性が出場。2024年は初めて男女平等な大会に。最終日に行われていた男子マラソンは女子になり、閉会式で表彰式が行われた。来年任期を終えるバッハ会長は「より若く、より都会的で包括的、より持続可能、完全に男女平等な大会になった」などと語った。パリは会場の95％を既存の建物の活用や仮設の建物で賄った。4年後のロサンゼルス。1984年大会では潤沢な資金を集めた華やかな演出。この大会以降運営費は膨れ上がり「商業オリンピックの発祥」とされている。トム・クルーズが誘う2028年ロス五輪。ハリウッドに降り立ち五輪旗をスケートボードの青年が引き継ぐ。堀米雄斗と僅差で競ったジャガー・イートン。ロスでは会場は既存の建物のみとし、パリよりも直接経費を抑える計画。公表されている予算は1兆円。引継式を盛り上げるロサンゼルス出身のミュージシャンたち。スヌープ・ドッグは聖火リレーに登場し、競技会場でも度々目撃された。28日からはパラリンピックがパリを彩る。
今大会に日本のメダル獲得数は、金メダル20個・銀メダル12個・銅メダル13個の計45個。金メダルはアメリカ、中国に次いで3位。金メダル数と総数は、海外開催では過去最多。安藤アナはパリで取材し、今回は有観客でパワーを大きく感じたという。既存の施設や歴史的な建物で競技が行われる、持続可能なオリンピックの形を目の当たりにしたなどと話した。
39年前の今日、御巣鷹の尾根に墜落した日航ジャンボ機。犠牲となった520人を偲び式典や慰霊登山が行われた。日航ジャンボ機は1985年8月12日午後6時56分、群馬県上野村にある御巣鷹の尾根に墜落。今年は230人が慰霊登山を行った。日本航空・鳥取三津子社長は「人の人生をここまで狂わせてしまったことの責任を特に感じながら昇魂之碑の前に立った。二度と起こさないのは当然」などと話した。
夏の甲子園は今大会初ホームランが飛び出した。富山商対東海大相模。今大会最高身長198センチの東海大相模・藤田琉生が先発。多彩な球種で7回13奪三振を奪い無失点の好投。打線は2点リードの8回、柴田元気が今大会初となるホームランを放った。東海大相模が4対0で勝利し3回戦進出を決めた。
プロ野球巨人対阪神。巨人先発の山崎伊織は低めに集めるピッチング。7回途中無失点の好投で8勝目をあげた。
広島対DeNA。広島は昨日1軍に上がってきた中村奨成が今シーズン初となるタイムリーヒットを放ち、DeNAを突き放し快勝。
ヤクルト対中日。ヤクルトは同点の9回、満塁のチャンスにオスナが犠牲フライでサヨナラ勝ち。
ソフトバンク対楽天。ソフトバンクは7回、山川穂高が4試合連続となる23号ソロホームランを放つ。18安打14得点の猛攻で勝利。
日本ハム対西武。日本ハムは2点リードの5回、清宮幸太郎が6試合連続の打点となるタイムリーを放ち、勝利。
ロッテ対オリックス。オリックスは4回、西川龍馬が6号2ランを放ちロッテを下した。
プロ野球 順位表を紹介。セ・リーグは首位から3位までのゲーム差が4に広がった。パ・リーグは日本ハムが2位に浮上。
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パリ五輪が今日閉幕した。パリから中継。これまで日本選手の活躍を中心に伝えてきたが、海外の選手を巡る多くのドラマを紹介する。パリ五輪で夢を叶えた兄妹がいる。日本人の母をもつBMXオーストラリア代表・榊原爽。同じレーサーとして戦っていた兄の・魁。BMXレーシングは起伏のあるコースで速さを競う。この種目で2人は兄妹での五輪出場を目指していた。4年前、兄がレース中に転倒し、一時意識不明の重体に。脳に損傷を負い、体に麻痺が残った。兄はリハビリに励みながら妹の練習をサポート。そしてたどり着いたパリ五輪。兄は会場に駆けつけ応援。そして、榊原爽は金メダルを獲得。表彰式が終わると爽は兄の元へ駆けつけた。「五輪に行き、一緒に金メダルを取る夢が不可能になってから、その物語がやっと終わったのがすごく気持ちいい」などと榊原爽は語った。
オリンピック史に残る偉業が生まれたのがレスリング男子グレコローマンスタイル130キロ級決勝。キューバ代表の41歳ロペス ヌニェス。前人未到の5連覇を達成した。個人・同一種目での5連覇は五輪史上初。歴史的快挙を成し遂げたロペスは試合後、シューズを脱ぐと現役生活に別れを告げた。
ブレイキンでは、「アフガニスタンの女性たちに自由を」というメッセージを残した選手がいた。マニザ・タラシュ選手は難民選手団としての出場だった。2020年に17歳でブレイキンをはじめ、アフガニスタンでは女性唯一のダンサー。翌年にはタリバンが首都カブールを制圧し、女性の就労、教育、スポーツ等を厳しく制限。タラシュは踊り続けるためスペインに亡命。五輪を目指した。観衆の中で磨いてきた技を披露。第3ラウンドには上着を脱ぎ捨て、世界へメッセージを掲げた。これが政治的意思表明と捉えられ失格となったものの、世界へ大きな印象を残した。
今大会初めてウクライナ国歌が響いた。フェンシング女子サーブル団体でウクライナが金メダルを獲得。エースのオリハ・ハルランは戦争に翻弄されたアスリートだった。去年7月の代表選考会では、ハルランはロシア選手との握手を拒否。フェンシングはルール上握手をするまでが競技ルールのため、失格処分となった。さらにパリ五輪出場資格も失った。ハルランは被害の大きい南部出身。家族は今も現地に残っており、祖国を思う行動だったが、SNSには非難の声も寄せられたという。そんな中、届いた国際オリンピック委員会からの招待状。国の状況を考慮し、特別にパリ五輪に出場できるようになった。こうして迎えたパリ五輪団体戦。ウクライナは勝ち進み決勝戦へ。あと5点で敗退という状況下でハルランが登場。次々と得点を重ね勝利に貢献。ハルランは「ウクライナは決して諦めない。自由のために戦うところを見せられた」などと語った。
松岡修造氏は、世界情勢が不安定な中、オリンピックは必要なのかと言われるが、パリはの新しいオリンピックのあり方を世界に示したのではないか」などと話した。パリは町中にあるレガシーを利用し、その価値を高める選択をした。自由な発想が素晴らしいなどと松岡修造氏はまとめた。
明日にも台風に発達する見込みの熱帯低気圧は16日金曜日頃、強い勢力で関東に直撃する可能性が高くなっている。お盆休み真っ只中の台風とのことで交通への影響も懸念される。関東沿岸部では暴風や高波に警戒が必要。
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