- 出演者
- 小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 下村彩里 安藤萌々 内田篤人 細川栞
オープニング映像。
大統領選の勝利から一夜明け、早くもトランプ新体制に注目が集まっている。敗北宣言を行った民主党・ハリス氏はトランプ氏に祝意を伝えたことを明かした。またバイデン大統領も電話で話した模様で、トランプ陣営からは「円滑な政権移行のためにホワイトハウスへの招待状を頂いた。トランプ大統領は会談を楽しみにしていてとても感謝している」などと声明があった。そのトランプ氏はマーアラゴから出てきていない。ただ選挙キャンペーンチームは投票終了から12時間後には政権移行モードに突入したとされている。CNNによると、トランプ氏は数日以内に主要ポストの人事を発表する可能性があるという。具体的な名前も挙がり始めているが、注目はイーロン・マスク氏の役割に注がれている。
選挙中で少なくとも180億円を献金し、応援にも奔走したイーロン・マスク氏。政権入りを提案されており、ビジネス規制の緩和や政府のコスト削減に関わるポジションといわれている。一方で前回の政権を支えた家族内からの登用に関してはまだ分からない。対日政策についても気になるところだが、国務長官や駐日大使に関する情報はまだない。そんな中、今朝石破総理大臣がトランプ氏と5分間の電話会談を行った。石破総理は「ひと言で言えば非常にフレンドリーな感じがした」などとコメントした。石破総理は来週国際会議で南米に行くため、その後に直接会えないか調整を続けている。
日本国内では早くも、与党の過半数割れの影響が出始めている。国会の委員会の中で最も重要とされる予算委員会。その衆議院の委員長ポストが野党である立憲民主党に割り当てられることになった。予算委員長のポストを野党が担うのは極めて異例のこと。選挙の総括は謝罪で始まった。およそ3時間の会合で出た意見。一部からは、石破総理の責任を問う声もあった。少数与党として臨むことになる来週からの特別国会。いつもと違う波乱の様子が開会前からすでに表れている。今朝開かれた与野党の国対委員長会談ではいろいろなことが決まった。総理を決める特別国会の会期は14日までの4日間。また、その後早期に臨時国会を開き予算委員会を開催することも合意した。そして自民党が譲歩した最も大きな決め事が予算委員長のポストが野党に渡ることになった。
特別国会を前に与野党が今日合意した委員長ポストの割り振り。選挙の前は議席数に応じて与党が圧倒的多数を占めていたが変わる。立憲民主党は委員長ポストを6つ握ることに。中でも、極めて異例といえるのが立憲に予算委員長のポストが割り振られる。少数与党が譲歩した格好。あらゆる政策について回る国の予算。その審議をつかさどる予算委員会は総理以下、全閣僚が出そろうこともある。それゆえ疑惑やスキャンダルを抱えた閣僚の資質が追及されるなど政権の命運にも直結する委員会。そのさばきを担う予算委員長。公平さが求められる立場だが過去には物議を醸したことも。6年前の国会では裁量労働制の拡大を目指す政府のデータに誤りがあった問題で委員会は大荒れに。予算審議の終局に反対する野党をよそに委員長の権限で採決が強行されたこともあった。予算委員長のポストを野党が握れば政府与党が反対を押し切って予算案を通すのは難しくなる。野党側からしてみれば予算審議を盾に与党との交渉を有利に進められるメリットが見込まれる。
衆議院の予算委員長を野党が担うという異例の事態となった。予算委員長とは一体、どんな権限を持ちそして今後どう影響していくのだろうか。VTRにもあったが予算案の審議はもちろん政権のスキャンダル追及の舞台ともなってきたのがこの予算委員会。その重要な運営を取り仕切る予算委員長には強い権限が与えられている。例えば、開会の日時、発言時間を決める権限、そして委員が規則に従わない場合などに発言を禁止したり退場を命じたりできる権限。表決に付するつまり、採決ができる。野党が予算委員長になったことについて政治部官邸キャップの千々岩森生記者に聞いた。ポイントは2つある。1つ目は特に重要なのが日程を決めて採決を行えること。委員長が与党ならば審議の主導権を握って場合によっては強行採決もできた。ただ、委員長が野党になれば与党の思いどおりの採決はできなくなる。2つ目、もう1つ重要なのが答弁者を指名できる。質問者が総理に答弁を求めてもこれまでは他の閣僚や官僚を指名することで総理を守ることができた。ただ、委員長が野党になればこういった手段は取れず総理をターゲットにした質問が延々と続く可能性もある。
政府与党は臨時国会で補正予算案の審議をして年内の成立を目指す考えで、年明けからは来年度予算案の審議も始まる。千々岩森生官邸キャップは、「与党側は今後、野党側の要求もくみながら国会運営に当たる必要が出てくる。事前に与野党が協議して双方が納得する予算を編成するか審議の中で野党の要求をくんで修正して、成立させるしかなく異例の国会となるのではないか」とみていた。
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日産自動車が発表した4月から9月期の決算では、主力の米国市場などで販売不振が続いた影響で最終的なもうけを示す純利益が1年前よりおよそ93%少ない192億円に落ち込んだ。経営を立て直すため世界全体での生産能力を20%縮小し、9000人の人員を削減する。経営責任を明確にするため内田誠社長が今月から当面、報酬の50%を自主返上するとしている。
東京電力が福島第一原発2号機のデブリの試験的取り出しに成功したと発表した。デブリの取り出しは13年前に起きた事故以来初めて。福島第一原子力発電所では原子炉の中で溶け落ちた燃料デブリの総量が1号機から3号機まででおよそ880トンある。この大量のデブリの取り出しは廃炉最大の難関とされ、東京電力はまず試験的に少量取り出すことを目指していた。取り出しの計画は着手までに3年遅れ、今年9月に作業が始まってからもミスやトラブルで度々遅れた。東京電力は今日午前11時40分に原子炉格納容器の底にあった直径5mmほどのデブリの取り出しを完了したと発表した。取り出されたデブリは今後茨城県内の施設に運び入れ分析される予定。
気象情報を伝えた。
グリズリーズ・河村勇輝は開幕から9試合連続ベンチ入り。初得点を決めた。グリズリーズ131−114レイカーズ。
内田篤人は先日、サッカー女子日本代表のコーチを務めた。女子国際親善試合・日本4−0韓国。20歳以下の日本代表もいるので今までいた選手たちとの融合というのが非常に力強く感じたという。
ワールドカップアジア最終予選のアウェー2連戦が今月から行われるが、そのメンバーが発表された。長友佑都選手らが引き続き選ばれる中、橋岡大樹選手が5か月ぶりに代表復帰。攻撃陣では三笘薫選手・久保建英選手らが順当に選ばれる中、これまで最終戦全試合に出場した上田綺世選手がケガのため選出外。上田に代わって活躍が期待されるのが小川航基選手。最終予選2試合で途中出場から得点を決めている。さらに古橋亨梧選手が1年ぶりの選出。一瞬のスピードや動き出しの良さでゴールを狙える選手。
UEFAチャンピオンズリーグ第4節:セルティック3−1ライプツィヒ。旗手怜央がUEFAチャンピオンズリーグ初ゴールを放った。
UEFAチャンピオンズリーグ第4節:バルセロナ5−2ツルベナズベズダ。レバンドフスキが今季16試合19ゴールと絶好調。バルセロナは公式戦16試合55ゴールとクラブ新記録。
大谷翔平選手昨日、左肩の手術をしたことを明らかにしたが、今日、ドジャースのゴームズGMが術後の経過について「術後の診断は良好。春季キャンプに間に合うと予想している。大谷を10月(ポストシーズン)のマウンドに立てるよう球団として最善を尽くす」と語った。
藤平尚真投手26歳。横浜高校からドラフト1位で2016年に楽天に入団。去年までのプロ7年間で通算10勝。先発から中継ぎに転向した今シーズン才能が開花。47試合に登板し防御率は1.75。セットアッパーとしての地位を確立し侍JAPANに初選出された。ストレートが武器だと話す藤平選手。中継ぎになり、1イニングを全力で投げられることが増えたという。大きな雄叫びを上げることについて、そうすることにより野手も「打ってやろう」と思うのかなと思うので、野手が点をとってくれるような流れを意識してマウンドに上がっているという。空気を変えられるのが自分のアピールポイントだとも話した。雄叫びはプレミア12でも響き渡る。流れが変わると期待してもらえるような圧倒的ピッチングをしたいと意気込みを語っていた。