- 出演者
- 小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 安藤萌々 細川栞
オープニング映像。
広島県で夕方の1時間半ほどの間に4回記録的短時間大雨情報が出された。局地的な猛烈な雨をもたらしたのは風の渦。記録的短時間大雨情報とは数年に1度しか降らないような雨で災害発生の危険度が高まっている状況。市町村から発表される避難情報に注意して身の安全を確保することが重要。現在、沖縄県内には大雨警報が出されていて今夜遅くまで警戒が必要。
モンゴルのフレルスフ大統領夫妻主催で行われた晩さん会で天皇陛下はモンゴルの伝統的な弦楽器、馬頭琴の楽団とともにビオラを演奏された。2007年、皇太子時代に両国の外交関係樹立35周年に当たりモンゴルを訪問された天皇陛下。この時も馬頭琴の楽団とともに演奏されていた。舞台となったのは国立のオペラバレエ劇場で、この場所に日本人抑留者が大きく関係していた。
国賓としてモンゴルを訪問されている天皇皇后両陛下。今日は首都ウランバートルの中心部で行われた歓迎式典に臨まれた。会場には大相撲で活躍したモンゴル出身の元横綱朝青龍、白鵬、日馬富士の姿も。その後両陛下はモンゴルの伝統的な移動式住居のゲルで大統領夫妻と懇談された。モンゴル・フレルスフ大統領は「両陛下が我々の招待を受け心より喜んでいる」などとコメント。天皇陛下は「今回は2人でそろってモンゴルの歴史、社会、文化に触れることを楽しみにしています」などと述べられた。雨が降る中訪れられた場所が日本人抑留者の慰霊碑。この場所に花を供え拝礼されるのも天皇として初めて。旧ソビエト連邦によるシベリア抑留の過酷さは広く知られているが、モンゴル抑留の実態は日本でも現地でもあまり知られていない。建設に従事していたのは国立大学の関係施設や国立の劇場、政府の関係施設などといわれている。鈴木富佐江さんの父親は終戦後、モンゴルに抑留され現地で亡くなった。鈴木さんは「遺物というのはモノを言う力を持っている。父たちが遺した30棟の建造物で絶対平和を叫んでいただきたい」などとコメント。
旧ソ連軍の捕虜となった日本人は約57万5000人。モンゴルには1万4000人の日本人が送られた。1割は旧満州で働いていた民間人。モンゴルでの日本人抑留の実態を調査している元読売新聞記者でジャーナリストの井手裕彦さんによるとシベリア抑留という言葉が定着した一方、モンゴル抑留には光が当たらなかったと指摘。日本人抑留者が建設に関わった主な建物は国会議事堂、国立オペラ劇場、モンゴル国立大学。多くの人が日本に戻れず亡くなった。井手さんは今回の両陛下の訪問をきっかけに歴史が広く知られ調査が進むことを期待したいと話している。
アメリカのトランプ大統領が来月1日から日本に対して25%の関税を課すと明らかにした。ホワイトハウス・レビット報道官は「韓国、日本には8月1日から25%の関税率が適用される」などとコメント。25%というのは各国一律の税率10%に加え15%が加わったもの。以前提示された24%から1%上積みされた形。石破総理は「関税の引き上げを発表したことは誠に遺憾」、自民党・小野寺政調会長は「手紙一枚で通告するのは同盟国に対し失礼な行為」などとコメント。交渉に当たってきた赤沢大臣はラトニック長官に電話で「遺憾である」と伝えたそう。今回、トランプ大統領が書簡を送ったのはアジアを中心に14か国。ほとんどが途上国で日本と韓国だけかなり異質な存在。上智大学・前嶋和弘教授は「日本はアメリカの貿易赤字に対して象徴的な存在。まず“日本を叩きたい”というところがあった」などとコメント。注目すべき別の点は明日に発動されるはずだった関税が来月1日に延期されたこと。これを日本側は交渉継続のサインだと受け取っている。小泉進次郎農水大臣は「最大のポイントは交渉続行だということ」などとコメント。書簡が発表されたあとも日経平均株価は値を下げるどころか上げている。ただ、楽観視できる話ではないのも事実。
梶川幸司ワシントン支局長の解説。交渉期限は延長されたが、この先簡単な交渉ではないと思う。日本に25%と4月の24%から税率を1ポイント引き上げたのはトランプ氏が自分が望んでいるように交渉が進んでいないことへの不満の表れ。自動車で折り合うのは非常に難しい。足元の状況だけを見ると今逆風が吹いているわけではなく、これがトランプ氏を強気にさせている背景の1つになっている。
政治部官邸キャップ・千々岩森生の解説。赤沢大臣は今日すでにラトニック商務長官と電話会談しているが2度目の協議の準備に入ったという情報が入ってきた。8月1日まで延期をされ交渉の余地ができたという見方も出ているが政府があえてポジティブな要素を強調しているのではないかという側面もありそう。
大越健介は「トランプ大統領にとって24%などの数字はデータとしての根拠はなくこちらの言うことを聞けというメッセージ。なるべくマイナスとならない形で交渉をまとめなければならないという厳しい現実が日本の前に突きつけられている」などと述べた。
参議院選挙の東京選挙区について。国民民主党・玉木代表は「2議席取るぐらいじゃないと日本の政治は変わらない」などとコメント。国民民主党は2人の候補を擁立。去年の衆議院選挙や先月の都議選で見せた躍進の再現を狙う。奥村候補は会社員時代に奨学金を返しながら税金や社会保険料が高すぎると感じた経験から負担の軽減を訴える。もう1人の牛田候補は元アナウンサー。激戦区でもこだわるのは2人そろっての当選。牛田候補は「違う色がちゃんと出れば2議席2人で獲得にいくことができると思う」などとコメント。れいわ新選組の山本譲司候補は民主党の衆議院議員だった2000年、秘書給与詐取事件で実刑判決を受け服役。経験をもとに出所者の社会復帰を後押ししてきた山本候補が訴えるのは福祉の充実。都議選で初めて議席をとった参政党は東京を重点選挙区と定め旗を立てている。
参政党の新人は歌手のさや候補。消費税の廃止を訴える。演説は支持者がライブ配信。党の特色についてさや候補は「第一に日本人ファースト。真の独立を目指しているのが参政党」などとコメント。社民党から出たのは弁護士の西美友加候補。物価高対策や防衛費の削減を念頭に改革を主張。日本保守党は区議会で6期議員を務めた小坂英二候補を立てた。「日本を豊かに、強く。」というキーワードで支持を呼びかける。東京選挙区は定数6に加え欠員1人を補うことになっていて7人が当選する。32人が争い大混戦となっている。投開票は今月20日。
今日午前、宮城・栗原市で事務所にいた男性がクマに気づき驚いて声を出したところ入り口のガラス戸を突き破り逃げていった。男性にケガはなし。環境省は9月からの施行を前に市街地などでクマなどが出没した際、市町村の判断で特例的に猟銃の使用可能とする改正法のガイドラインを公表。
奈良市で選挙応援演説中に安倍晋三元総理が銃撃されてから今日で3年。現場近くには献花台が設置され多くの人が訪れた。殺人などの罪に問われた山上徹也被告の初公判は10月28日に予定。裁判の主な争点は旧統一教会の影響、銃刀法違反の成否になる見通し。関係者によると年内に審理を終え年明けに判決を言い渡す日程で調整を進めている。
石川県珠洲市は次世代の水循環システムを導入することを発表。珠洲市・金田直之副市長は「最先端の技術を復興を支えるということで珠洲市も最先端の復興を成し遂げたい」などとコメント。機械を取り付ければ上下水道に頼らずに飲み水から下水までを賄える。開発したWOTA Unitは水道インフラの整備問題を抱える全国の過疎化地域などに広めたいとしている。
テレビ朝日屋上の中継映像を背景に全国の天気予報を伝えた。明日も急な大雨や雷雨に注意が必要。
今日最も気温が上がった大分県日田市では38.6度。全国162地点で猛暑日となった。
厚生労働省から夏は四季の中で睡眠時間が最も短いというデータが出ている。東京疲労睡眠クリニック・梶本院長によると熱帯夜の時は脳を冷やすことが大切で、鼻から涼しい空気を吸って脳を冷やす空冷式が効果的。脳を冷やすことで質のいい睡眠につながり熱中症や生活習慣病のリスクを下げる効果もある。
パドレスのダルビッシュ有が今季初登板。開幕前、右肘の炎症で離脱。マイナーで調整を重ね9か月ぶりのメジャー復帰。立ち上がりは10球で三者凡退。ランナーを背負うとスワレスに長打を許す。デッドボールを与える場面も。ブルペンでは松井裕樹が準備を始める。球数60球を超えマウンドを降りる。ダルビッシュ有は5奪三振。ダイヤモンドバックス6-3パドレス。復帰登板を終え、スタンドからは惜しみない声援が。ダルビッシュ有は、マウンドに立ててたくさんの人の前で投げることができてよかったと話した。
東アジアEー1選手権の初戦。海外組がいないなか、猛アピールしたのが30歳でA代表デビューのサンフレッチェ広島のジャーメイン良。父はアメリカ出身。昨季J1日本人トップタイの19ゴール。ジャーメインが先制ゴール、ハットトリックを達成。前半だけで4ゴール。日本6-1香港。
内田篤人とチアダンした川崎フロンターレの高井幸大選手がトッテナムへ完全移籍。世界最高峰での活躍が楽しみ。