- 出演者
- 小木逸平 大越健介 下村彩里 安藤萌々 細川栞
オープニング映像。
気象庁はさきほど、鹿児島県と宮崎県に線状降水帯の発生予測を出した。今朝早くから浸水被害が相次いだ石川県などを含め、広い範囲であすにかけて災害級の大雨に警戒が必要。
線状降水帯が発生した石川県。被害は、地震で被害を受けた奥能登でもまた。
夕方、鹿児島県では激しい雨。そして先程、鹿児島県と宮崎県に線状降水帯予測情報が出された。大雨は未明の北陸でも。石川県には午前4時47分に線状降水帯が発生。ことし全国で2例目。金沢市では12時間雨量が331.5mmを記録。これは8月ひと月分を遥かに上回る雨が、たった半日で降った計算。石川療育センターも雨が降る中、泥のかき出しや物資の運搬に追われた。同じく未明から大雨が降り続いた富山市。高岡市では冠水したアンダーパスに車が取り残され、80代の女性が意識不明の状態で搬送された。黒部市では、自宅の雨漏りを修理中に80代の男性が転落。一時意識不明の状態になった。北陸新幹線は、大雨の影響で一時遅れや運休が出た。去年1月の地震とその後の豪雨災害で復旧中の奥能登にとって、この大雨は被害をまた長期化させるおそれがある。能登町宇出津地区は、能登半島地震で沈んだ地盤に大雨と大潮が重なって、雨があがっても道路の冠水は続いたまま。金沢市内で分かっているだけで、道路の冠水が29カ所、土砂崩れは21カ所。ただ、床上浸水などの正確な被害はまだ不明。去年の地震以来、能登に長期滞在してボランティアを続けている藤野さん。ポンプで床下の排水を手伝った。次の家ではエアコンをみてほしいとの依頼。前線に向かって湿った空気が大量に入り込み、大雨となった北陸。午後になると前線は南下。鹿児島はこの後、朝にかけてより活発な雨雲がかかる予想。
あすの明け方から昼前にかけて線状降水帯が発生する可能性がある鹿児島市・鹿児島中央駅から中継で今の状況を伝える。雨の影響で在来線は止まっている電車もある。
鹿児島県と宮崎県に線状降水帯予測が出ている。現在、各地に警報が発表。土砂災害警戒情報は、佐渡(新潟)、青森。大雨警報は、鹿児島、宮崎、石川、富山、新潟、秋田、北海道。3連休にかけても大雨が続きそう。
2020年3月、警視庁公安部は軍事転用が可能な機械を不正に輸出したとして、大川原化工機の社長ら幹部3人を逮捕。輸出規制に関する経産省の省令を独自に解釈し、捜査を進めた。東京地検は公安部の逮捕容疑のまま起訴に踏み切るが、初公判の4日前に取り消され3人が無実であることが明らかになった。東京高裁は今年5月に公安部の違法捜査を認定し、都と国に1.6億円の賠償を命じた。これを受けて警視庁は検証チームを設置し、捜査員ら47人に聞き取りを行いその結果を公表。警視総監が会見で異例の謝罪を行った。報告書は「公安部が組織として慎重に検討していれば、その時点で捜査方針が見直され関係者の逮捕に至ることはなかった可能性は否定できない」と結論付けている。ただ捜査関係者からは、「本当に幹部は知らなかったのか」など報告書の内容に疑問の声が上がっている。警視庁は公安部の歴代幹部19人を「処分」または「処分相当」と判断したが、最も重い処分でも減給1か月相当に留まった。この検証結果を受けて、大川原化工機の大川原社長は「個々の責任が曖昧なまま内部で検証をしている」などとコメントした。高田剛弁護士は「事件が欲しくてたまらず、追い込まれた彼らが大川原化工機を逃がすものかと無理をした結果。それを覆い隠すかのように、捜査指揮系統の機能不全が最大の反省材料だと総括している」などと問題を指摘した。冤罪で逮捕された3人のうちの1人、元顧問の相嶋静夫さんは勾留中に胃がんが見つかり亡くなった。治療のための保釈が認められなかったことに、遺族は今も深い憤りを抱えている。上級庁にあたる最高検察庁も検証結果を公表し、当時の対応に誤りがあったことを認めた。
大川原化工機に捜査を行ったのは警視庁公安部の外事1課5係で、大量破壊兵器などの不正輸出を捜査する部署になる。きょうの会見で警視庁トップの迫田裕治警視総監は「公安部全体の捜査指揮系統の機能不全が最大の反省事項」だとした。捜査班の中で係長ら現場指揮官が検挙を第一に考え、不都合な情報に注意を払わずに捜査をしていた実態があるとしている。なぜ検挙にこだわったのか、検証報告によると「第5係は担当事件の検挙機会が少なく、本件を何とか積極方向で立件できるようにした」としている。さらに外事1課の課長は捜査班の運営実態を十分に把握していなかったとされ、その上層部への報告が形骸化し問題点を把握していなかったと報告書はまとめている。警察庁キャップの石出大地は「現場からは本当に幹部は知らなかったのかと疑問の声が聞かれた。公安部は立件するチャンスが少なく、捜査員人生で1度も立件できなかった人もいるほど。そうした状況からゴールありきの捜査が行われていた。幹部の中には『立件できる方向に視点が向かいがちになることもある』と話す人もいた。逮捕に踏み切る前に、公安部の幹部が1度立ち止まって捜査内容を吟味することができたのではないか」などと話した。大越健介は「問題の核心を避けて、『捜査指揮系統の機能不全』という大きな言葉で総括したのだとすれば、冤罪の被害者のみならず警察への国民の信頼回復という面で疑問が残る」などとコメントした。
日米間での合意から2週間、トランプ政権は新たな税率での相互関税を発動した。和やかな海の向こうとは裏腹に、日本国内では看過できない問題が表面化した。発動初日から修正を求める、これが日米合意の現在地。
3か月にわたる交渉の末合意した15%の関税率だが、不透明な部分が残されたままの船出となった。問題となっているのは、これまで15%を超えていた品目の税率。例えば従来の税率が7.5%だった綿製品は4月に一律10%の加わり関税が17.5%になっていたが、日本政府の説明によるときょうから特例措置で15%に引き下げられるはずだった。しかしトランプ政権が公開した連邦官報では、EUについてはこのような特例措置が明記されているが、日本については全く言及していなかった。特例がなければ、15%を超えていた日本製品はさらに5%が上乗せされる可能性が出てきたことになる。きょう行われた自民党の会議では、「上乗せがすでに始まっている」との認識が示された。ただ交渉にあたった赤沢大臣は「アメリカ側の手違い」という認識。石破首相は「日米間に齟齬はないと、アメリカ側と確認しているところ」などとコメントした。初日から凸凹模様となったトランプ関税だが、明海大学の小谷哲男教授は「合意文書を作らなかった弊害。すでに大統領令も出して官報にまで書いてしまったので、今から訂正・修正するのは簡単ではないというのが向こうの認識」などと指摘した。
夏の甲子園に出場している広島県の広陵高校は、野球部で暴力事案があったとして日本高野連から厳重注意を受けていたと発表した。広陵高校によると、1月に当時1年生だった部員が禁止されているカップ麺を寮で食べたとして、当時の2年生4人から個別に暴行を受けたという。上級生4人は被害生徒に謝罪していて、被害生徒は3月末に転校している。またSNSで拡散している情報については、「新たな事実は確認できなかった」という。甲子園大会本部は「出場の判断に変更はない」としている。
30代の女性を追いかけ顔にカラースプレーを噴射した暴行などの疑いで、容疑者が逮捕された。警視庁によると容疑者はナイフも所持していて、取り調べに対し「借金があった。通り魔的なことをやれば長期で刑務所に入ることができると考えた」と容疑を認めている。容疑者は2月ごろナイフを購入し人を殺そうと秋葉原に行っていたことなどから、警視庁は計画性があったとみて調べている。
災害級の大雨に警戒。
テレビ朝日屋上の中継映像を背景に、全国の天気予報を伝えた。土砂災害警戒情報が鹿児島、佐渡市(新潟)、青森に、大雨警報が鹿児島、宮崎、石川、富山、新潟、山形、秋田、北海道に発表されている。
東京ドームで巨人とヤクルトが対戦。約3か月ぶりに1軍のマウンドへ帰ってきた巨人の田中将大が先発し、3回までパーフェクトピッチングを見せた。田中は3回にチーム初ヒットを打ちチャンスを作ると、続く泉口のタイムリーヒットで巨人が先制した。その後同点とされ5回に2アウト満塁のピンチを迎えるが、田中は気迫の投球で得点を与えなかった。1点をリードした6回、田中は2塁1塁とピンチを招き降板。しかし2番手の船迫が同点タイムリーを許し、田中の199勝目はお預けに。さらにヤクルト・オスナに勝ち越しホームランを浴び、巨人は4連勝とはならなかった。
ZOZOマリンスタジアムでロッテとソフトバンクが対戦。ソフトバンクは6回に同点に追いつき、続くチャンスで佐藤直樹が決勝タイムリーを打った。ソフトバンクはロッテに連勝。
楽天モバイルパーク宮城で、楽天とオリックスが対戦。4位の楽天は同点で迎えた8回、チャンスで小郷裕哉が勝ち越しタイムリーを打った。楽天はこの回に4点を奪い、3位のオリックスに3連勝。
エスコンフィールドHOKKAIDOで、日本ハムと西武が対戦。西武は今井達也が先発し、日本ハム打線を翻弄。7回11奪三振の好投で5試合ぶりに白星をあげ、チームの連敗を3で止めた。
横浜スタジアムでDeNAと広島が対戦。DeNAの佐野恵太は3点リードの2回に3ランHRを打ちこの試合4打点の活躍を見せ、DeNAが勝利した。
バンテリンドームナゴヤで中日と阪神が対戦。ここまで勝ち星のない中日ドラ1ルーキー・金丸夢斗は、首位・阪神を相手に8回3失点の力投。両親が見守る中、10度目の登板で待望のプロ初勝利をあげた。