- 出演者
- 松岡修造 大越健介 ヒロド歩美 下村彩里 安藤萌々 所村武蔵 細川栞
オープニング映像。
神奈川県大船駅前ではタクシー待ちの長い列。JRは先ほど運転を再開。
今朝、ロシアのカムチャツカ沖で起きた地震の影響で日本列島の太平洋側に異例の長時間にわたって津波警報が出された。今は全て津波注意報に切り替えられている。避難場所になっている鎌倉市役所には多くの人たちが集まっていた。関東地方と伊豆半島沿岸部を走る路線を中心に広い範囲で運転見合わせが相次いだ。木更津市は駅の近くに帰宅困難者のためのシェルターを開設。
神奈川県鎌倉市の大船駅前にあるタクシー乗り場では50人以上がタクシーを待っている状況。湘南新宿ラインは一時運転を取りやめ横須賀線も一部区間、東海道線は全線で運転を見合わせていたが午後9時半ごろ大幅に運転を減らして再開。
JR東日本によると内房線の君津駅と安房鴨川駅の間、外房線の茂原駅と安房鴨川駅の間では午後11時ごろに運転を再開する見込み。空の便では仙台空港の滑走路が閉鎖されたことにより全日空や日本航空など航空各社合わせて約70便が欠航。日空と日本航空では明日も仙台空港を発着する2便の欠航が決まっていて旅行客ら約6000人に影響。
震源に近いロシアのカムチャツカ半島や周辺の島は建物の倒壊や津波による被害も出ている。震源地はカムチャツカ半島沖約120km地点、マグニチュード8.7と東日本大震災以降世界で観測された最大クラスの地震。ロシアメディアによると沿岸部には最大4mの津波が到達。今のところ死者が出ている情報はない。沿岸地域や島しょ部では市民や観光客数千人が避難。震源地から数千km離れた地域でも避難の動き。5000km離れたハワイでも観光客が一斉に避難。国土の大半が海抜5mより低いトンガでは万が一に備え高台に避難。ロシアのカムチャツカ半島は過去にも度々被害を引き起こす地震が起きている場所。気象庁も73年前を参考にしている。
国内外の津波や高潮被害に詳しい中央大学・柴山知也機構教授によると長引く要因は3つあり1つ目は地震の規模が大きいこと。2つ目は津波が日本に向かって進んできた。3つ目は地球の自転の影響。73年前と今回で津波の伝わる方向は類似、このあとも津波の最大の高さが第一波より遅れてやってくる恐れ。気象庁は夜7時の会見で少なくともあと1日程度は津波の高い状態が継続する見込みとして警戒を呼び掛けている。
津波は北海道から沖縄まで太平洋側の広い範囲で観測。猛暑の中、21都道県200万人以上に避難指示が出された。
避難をしようとし亡くなった人も。車が崖に転落。女性は事故の前、高台の待避所に車を置いてくると家族にメッセージを送っていた。川を遡上する波の動きも確認された。カムチャツカ半島付近を震源とする地震が発生したのは今朝8時25分ごろ。この辺りでは1952年以来の巨大地震で当時、最大の波が日本に押し寄せたのは地震発生からおよそ9時間後。3回目の会見を開いた気象庁は今夜「津波が再び上昇する可能性もある」と説明。午前10時半に30cmの津波が到達した根室市では4時間半後には80cmを観測。
北海道を中心に全国で12人搬送。日高町では90代男性が避難所で具合が悪くなり熱中症の疑いで搬送。浦河町は町の沿岸部に警戒レベル5に当たる緊急安全確保を発令。21都道県200万人を超える人に警戒レベル4の避難指示が出ている。久慈市では90代男性が避難所に向かう途中で倒れ搬送、熱中症とみられる。コンビニは全国で一時800店以上が休業。女川原発に異常はなく運転を継続している。福島第一原発では作業員の避難を終えている。政府は官邸連絡室を設置し対応に当たっている。林芳正官房長官は「インターネット上では根拠不明の情報も見られる。災害に関する情報は自治体や報道機関の情報で確認を」などとコメント。
岩手・大船渡市にある避難所には一時400人以上が身を寄せた。現在も100人ほどの人が避難を続けている状況。エアコンが設置されている避難所に途中から暑さの危険を感じて移動してくるという人も多くいた。市の職員によると今回はコンビニやスーパーの臨時休業が相次ぎ食料の調達に苦労したとのこと。
久慈港では午後1時52分に1.3mの津波を観測、被害の情報は入っていない。東日本大震災の経験、知見を生かして誰一人も取り残さないという思いが取材を通して感じた。一方で避難所までのルートが限られているため道路の渋滞も見られた。
今回の地震が発生したのは午前8時25分ごろ。気象庁によると震源はカムチャツカ半島付近で地震のマグニチュードは8.7。アメリカのアメリカ地質調査所USGSはマグニチュードを8.8としている。震源はロシアのペトロパブロフスクカムチャツキーの東南東119kmの沖合、深さは20.7km。現在も太平洋側に広い範囲で津波注意報が出ている。今回の地震のメカニズムについて京都大学防災研究所・西村卓也教授によると、今回の地震は海溝型地震でメカニズム、規模ともに東日本大震災と同程度「今回の地震がきっかけで何か日本に影響があるということはあまり考えにくい。北海道沖でも大きな地震の発生ポテンシャルがあることは気を付けてもらいたい。津波到達予想時刻を見て熱中症対策をとったうえで避難所に向かうということも必要」などとコメント。
西日本では4地点で40℃以上となり兵庫県丹波市柏原町では41.2℃を観測、国内の歴代最高気温の記録を更新。早稲田大学・永島計名誉教授によると体温超えの暑さは体温の調節がうまくできず場合によっては血液や臓器にダメージを与えることがある。子どもは急に倒れてしまうケースもある。津波への注意が続いている沿岸部でも厳しい暑さが続く。台風9号は金曜日には伊豆諸島に近づき土曜日は関東に接近する恐れ。
与野党6党の国対委員長が会談し、あさっての臨時国会召集日に実務者による初会合を開き秋の臨時国会での成立に向け制度設計などの議論を進める方針を確認。野党側は11月1日からの実施を求めているが自民党は財源の問題があると慎重な姿勢で実施時期が焦点。立憲民主党・笠浩史国対委員長は「与野党が参議院でも逆転した大きな成果だと思う」などとコメント。
中日×巨人の試合。0-0のまま迎えた6回、中日の先発・柳裕也がタイムリーを浴びこれが決勝点。2-0で巨人が勝利した。
阪神×広島の試合。首位の阪神は先制点を許さない。4回阪神の坂本誠志郎がワイルドピッチで先制すると8回のチャンスで大山悠輔。阪神は広島相手に10連勝、優勝マジック「39」を点灯させた。阪神5x-広島0。
DeNA×ヤクルト。2回ヤクルトの山田哲人が球団新記録となる通算305本塁打。2-1でヤクルト8連勝。
日本ハム×ソフトバンク。同点の8回ソフトバンクの近藤健介がレフトへの勝ち越しタイムリー、この試合はじめてリードを奪う。日本ハムはその裏清宮幸太郎が決勝の2点タイムリー3ベース。ソフトバンクの連勝を9で止め、一夜にして首位返り咲きとなった。
オリックス×西武。およそ2カ月勝ちのないオリックス・宮城大弥は緩急を使った巧な投球で西武打線を翻弄。6回2失点の好投で4勝目、チームの連敗も6で止めた。オリックス6-4西武。