2025年11月14日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日

報道ステーション

出演者
板倉朋希 徳永有美 大越健介 ヒロド歩美 下村彩里 内田篤人 松坂大輔 所村武蔵 細川栞 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像が流れた。

(スポーツニュース)
大谷翔平 4度目“満票”MVP

大谷翔平選手がリーグのMVPに選ばれた。3年連続4度目。満票での受賞となった。

“生きる伝説”にまた新たな称号

今週おこなれたメジャーリーグの表彰ラッシュ。最終日のメインは両リーグのMVP。ナ・リーグの最終候補はシュワバー、大谷翔平、ソト。なかでも最後までホームラン王争いを演じたシュワバーと大谷の2人の戦いとみられていた。大谷翔平選手がリーグのMVPに選ばれた。3年連続4度目。満票での受賞となった。4度目の受賞はバリー・ボンズに次いで歴代単独2位、3年連続の快挙は史上2人目の快挙。今シーズンの大谷を振り返る。日本で始まった開幕シリーズで今季第1号ホームラン。序盤からホームランを量産。5月には月間15HRを記録。最終戦では自己最多の55号ホームラン。投手大谷も復帰。復帰わずか3戦目にはメジャー自己最速の164キロをマーク。8月には749日ぶりに勝利。今季は14試合に登板し防御率は2.87、62奪三振。50本塁打と50奪三振は史上初。

大谷のMVPは4回連続、満場一致で選ばれてきた。総じていわれているのは2021年は二刀流がメジャーで通用することを証明した年、2023年はリーグ最強打者とエース級投手として二刀流の完成度を高めた。2024年はDHの出場に限られながらも50-50。今回は?USAトゥデイのラクエス記者はまとめてドンみたなとコメント。投手は7月のオールスター明けに復帰予定だったが1か月以上早め実戦でリハビリ。最後はなくてはならない先発の柱となってきた。ラクエス記者は多くのチームメートの厚い信頼か、チームにとっていかに重要だったか、多くの要素が必要と指摘。

ア・リーグのMVPは接戦となる。ジャッジは自身初の首位打者のタイトルを獲得し、ホームランと打点はリーグ2位。ローリーは本塁打、打点でリーグ1位でリーグ2冠を達成。ア・リーグのMVPはジャッジ。僅差で2年連続3度目の受賞となる。今年2月に長女が誕生。ジャッジは家に帰ると娘がいるのは大きな変化。4打数無安打で負けたときも娘はうれしそうに笑ってくれる。大きくなったらヤンキースタジアムでたくさん試合を見てほしいとコメント。エドガー・マルティネス賞は最優秀指名打者賞、ハンク・アーロン賞はシーズン最高打者賞に贈られる。共に大谷翔平が受賞。さらにベストナインにあたるオールMLBファーストチームも発表され、指名打者の大谷と共に山本由伸も選出された。大谷、ダルビッシュに次ぎ日本人3人目で複数人選出は史上初の快挙。松坂大輔氏は成績でいえばもっと勝っている選手やライバルのピッチャーがいる中でチームを勝たせられるピッチャーとしての評価だったのかな。世界を代表する、アメリカを代表するピッチャーのひとりになったと述べる。大谷について、MVPをとるとすごいけど簡単なことのように思えてしまう。そこにすごさを感じると述べる。

3年連続 今年も“文句なし”/来年開幕「WBC」招集は?

大谷翔平が3年連続4度目、満票でのMVPを監督。2021年、エンゼルス時代にMVPを獲得。投手としては9勝2敗、打者としては当時キャリアハイだった46ホームラン。2023年は投手としては10勝5敗、打者では44本のホームランでホームラン王。2024年は打者選任。54ホームラン、130打点でホームラン、打点の2冠。史上初の50-50。DHはMVPとれないというMLBのの常識もあったが覆した。今年争ったシュワバーもDH選任。来年開幕のWBCについて、個人間ではやり取りができない。球団から連絡を待っている段階、これから先に決まっていくことなのかなと発言している。

(ニュース)
中国強硬姿勢が加速

今月新型空母・福建を就役させた。電磁式カタパルトが搭載されているのが特徴。同様の仕組みを他に持っているのがアメリカの最新空母1隻のみ。この福建、9月には台湾海峡を通過していて監視の目を光らせていた。台湾有事の際には福建の投入の可能性もある。自衛隊は備えを進めている。だからこその発言だったのか。高市総理は台湾を完全に中国・北京政府の支配下に置くようなことのためにどういう手段を使うか、いろんなケースが考えられる。戦艦を使って武力の行使も伴うものであれば存立危機事態になりうるケースであると考える。政府がすべての情報を総合し判断するということと述べる。「存立危機事態になりうる」ということは自衛隊による武力行使に踏み切る可能性があるということ。台湾側は発言を歓迎している。台湾林佳竜外交部長は中国の軍艦が台湾を包囲したら、宮古海峡の支配も試みるのではないでしょうかと述べる。しかし歴代の政権が存立危機事態と台湾有事を結びつけた発言はない。台湾に言及すれば台湾は自国の一部と主張する中国からの反発を避けられない。中国・外務省の林剣副報道局長はいかなる勢力も中国統一の大業に干渉するのは愚かな妄想で身の程知らずであり必ず失敗に終わる。14億人の人民が血肉で築いた剛鉄の長城に頭を割られ血まみれになると述べる。昨夜遅くには孫外務次官が金杉駐中国大使を呼び、高市総理の発言の撤回を要求。あわせて中国外務省は金杉大使を呼び出したのは上からの指示だと述べている。上が誰を指すのか明らかにされていないが相当高いレベルで起こっているよう。中国軍や中国外務省のSNSには日本語での警告が相次いで投稿された。日本側への発信を強く意識したとみられる。今後の日本の対応は?高市総理は政府の従来の見解の沿ったもの、撤回、取り消しをするつもりはない。その上で今後、反省点としては特定のケースを想定したことについてこの場で明言することは慎もうと思っていると述べる。茂木外務大臣も午後の会見で中国の主張は違っている。撤回する必要はない、それは当然のことと述べる。高市総理の発言に反発し、薛剣駐大阪総領事がSNSに「汚い首を斬る」などと投稿した問題。自民党の高木外交部会長は好ましからざる人物として国外退去を求めていただきたい。国光外務副大臣は中国に対して引き続きしっかりと適切な対応を強く求めてまいりたいと述べる。部会では大阪総領事館の主催行事への出席は当面控えるべきという意見も出され、今後日中双方が態度を硬化していく事態も予想される。

台湾統一は「核心利益中の核心」

北京から中継。中国総局長の冨坂範明氏に話を聞く。習政権が極めてナーバスになっている台湾の問題に現職の日本の総理大臣が中国からみれば軽々しくみえる形で触れたからといえる。中国の統一という悲願に少しの雑音もあってはならないそういった気持ちが非常に大きいとみられる。中国側は高市総理の発言の撤回を求めているが本気と考えていいのか?振り上げた拳を下ろすために中国は反省、撤回表明、謝罪といったものを求めている。日本と中国は国産牛肉の輸入再開に向けた合意にこぎつけたが、このまま日本が反省、撤回表明、謝罪といったものをしなければ、この日本産牛肉の輸入再開を見送る。もしくは日本人のビザ免除制度の延長をやめるなど様々なカードを対抗措置として持ち出してくる可能性もあるなどと話した。

“撤回なし”なら対抗措置?/中国“猛抗議”に高市政権は?

政治部官邸キャップの千々岩森生氏に話を聞く。官邸サイドを取材するとそろそろ沈静化したいという本音が見え隠れしてくる。複数の側近によると、高市総理はタカ派と言われているが実際はとても現実的だと指摘している。まさにそれが現れたのが総理就任前後の動き。秋の例大祭では靖国参拝を見送る。所信表明演説では中国は日本にとって重要な隣国だと述べる。中国もこの時はこのメッセージを受け取った。日中首脳会談が実現。ここまで極めて戦略的な外交にみえた。ただその直後の発言だった。高市総理は自分の言葉で答弁するため非常にわかりやすい。今回の発言も総理としては当たり前のことを自分の言葉で伝えたという意識だった。一方で官邸や霞が関を取材すると聞こえてくるのは、総理と役所側のコミュニケーションが少ないという声。どこまで全体で共有されているのか、どこまで戦略的な外交の延長の発言だったのか気になるところ。今後の対応は?台湾有事は存立危機事態になる可能性があること事態は事実なので政府としても撤回しようがない。複数の政府関係者が今後もこの説明を続けるんだと話している。対中外交に携わる幹部は、中国との外交は波風がつきもの。温度感を見極めて対応していくとしている。今月222日からG20サミットがある。通常であれば李強首相が参加するので首脳会談となるが、これが実現するかどうか一つ直近の試金石などと話した。

覚醒剤含む“キャラ入り”錠剤

静岡県富士市に密造拠点。中の様子は見ることはできない。先月、神奈川県警が踏み込んだ際、大量の違法薬物が見つかる。押収された中にはゲームやアニメのキャラクターを形どったカラフルな錠剤も。その成分は覚醒剤も含まれていた。

違法薬物の密造拠点を摘発

静岡県富士市の拠点などで覚醒剤を所持したとしてイラン人の男ら3人が逮捕された。3人は薬物の密輸だけでなく国内で製造、販売まで担っていたとみられる。押収品も桁違い。覚醒剤は末端価格で20億円相当、およそ40kg。大麻リキッドは350本分のほかコカイン、アヘンとみられるものまで。目を引くのがカラフルな錠剤。アニメやゲームのキャラクターが形どられ、見た目はラムネ菓子のよう。覚醒剤成分を含み、一部ではシャブ玉と言われている。その数は約5万個。捜査員は知らない子どもが見たら食べちゃうような感じ。使用への抵抗感を薄める狙いがあったのではないかと述べる。こうした錠剤は若者の間にも広がりつつある。パーティードラッグとして知られる合成麻薬・MDMAの所持や使用は麻薬取締法違反。カラフルな色合い、人気のキャラクター、今回押収された覚醒剤入の錠剤とよく似ている。見た目が似ている錠剤が出回り始めたのはこの数年。密売業者の間ではMDMAと偽り売りつける手口も横行しているという。

再稼働の判断…最終局面へ

新潟県の東京電力柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に踏み切るかどうか重要な局面を迎えている。訓練の様子。外部電源喪失を想定した訓練を見つめるのは花角知事。花角知事は、私自身の目で拝見して肌で感じる中で判断していきたいと述べる。2012年に運転が停止するまでここで作られた電力は首都圏に送られてきた。2017年、再稼働の審査に合格したが、IDカードの不正利用などで運転禁止命令。その後命令は解除されたが再稼働には至っていない。鍵を握っているのは花角知事。再稼働に向けて最後の要件となっているのが地元の同意。地元とは原発が立地する柏崎市と刈羽村、新潟県を指すとされている。このうち立地する2つの自治体はすでに再稼働容認の姿勢。どのようにして県民の意思を問うのかは明らかにしていない。地元では柏崎刈羽原発の透明性を確保する地域の会が20年以上前から毎月開かれている。様々な立場の人たちが意見を交わしてきた。地域の会・品田会長は人の流れは大事だと思う、その辺が活発になればと考えていると述べる。竹内副会長は一時期は東京電力自体が柏崎刈羽原発を理解できていない。把握しきれていないのではないかと懸念をすごく感じていた時期があった。原発自体動かすのは無理だと、ただ国はそれを許してくれない、やめるとは言えない中でいまの状態になっているのかなと述べる。

再稼働となれば重大事故を起こした東電の原発では初めてとなる。東京電力・小早川社長は電力の安定供給面、価格面も含めて、原子力が重要な電源だと思っていると述べる。福島第一の事故処理費用は23.4兆円。柏崎刈羽原発1基を稼働することで約1000億円の収支改善につながるとされている。長岡市・磯田市長は長岡市は30km圏内に24万人の人口があって、リスクを受ける自治体であると述べる。原発で事故が起きた際、屋内退避や避難などの計画が必要とされるのが原発から半径30kmのUPZと呼ばれるエリア。7つの市や町が該当する。なかでも最大の人口を抱えるのが長岡市。原発の視察後、花角知事は30キロ圏内の自治体トップ7人と面会。会談は非公開、長岡市長は県が実施したアンケートを元に注文をつける。磯田市長は十分条件が整っていないというふうな意思表明をしている段階では判断をするタイミングとしてはちょっとまだ早いのではないかと述べる。柏崎市と刈羽村は知事に決断を迫っている。柏崎市・櫻井市長は早くご決断をいただきたいというふうなことを申し上げたところと述べる。刈羽村・品田村長はそれは信を得て信任された知事として政治家花角さんが政治判断をすることと述べる。

「再稼働」か 近く判断へ

柏崎刈羽原子力発電所で作られた電力が首都圏を支えるということを考えると私達が地元の方々の気持ちや覚悟を知る必要があると思う。福島第一原発の事故が起きた時に自分たちが使う電気のかなりが福島で作られているということを初めて知った人は多かったのではないか。柏崎刈羽原発もまさにそうした存在。再稼働させるかどうぞ地元で悩んで地元の人が判断してくださいということで済ませてはいけないと思うなどと話した。

(気象情報)
秋が深まる 日本三景の紅葉

宮城県松島町の円通院から中継。円通院は紅葉の名所。1647年にできた伊達政宗の孫・光宗が祀られているお寺。門を入ってすぐ見えるのが枯山水の石庭。この時期は白い砂と赤い紅葉のコントラストが楽しめる。今年は厳しい残暑のあと、急に冷え込んだため一斉に色付いたという。鮮やかさは数年に一度の美しいレベル。雨の少なさも今年の特徴。枯れてしまった木もある。極端な天候が影響しているという。250本のモミジがある。逆さモミジも見どころ。見ごろは来週あたりまで。

気象情報

宮城県松島町の円通院からの中継映像を背景に全国の気象情報を伝えた。

(ニュース)
今冬の電気・ガス代支援 増額へ

この冬の電気、ガス料金について、高市総理は補助額を増やす考えを示した。高市総理はこれまでよりもちょっと金額を上げて支援を行う方針と述べる。石破政権時の今夏は月額1000円程度だった電気、ガス料金の補助額を今冬は増額する方針。一方で石破政権が訴えてきた最低賃金1500円への引き上げについて、必ずいつまでにいくらということを申し上げるわけにはいかないと述べ、具体的な金額への言及は避けた。

立花容疑者“一部 容疑認め謝罪”へ

立花容疑者が一部容疑を認め謝罪する方針であることがわかった。立花容疑者は去年12月、竹内元県議について名誉を毀損した疑い。弁護人は本人と話して事実相当性は争わない弁護方針に決めた。謝罪すべきところは謝罪することにより本人も納得していると説明。一方、竹内元県議の妻は示談の申し入れがあったものの拒否したことを明らかにした。

政府 クマ対策パッケージを発表

富山県砺波市、画面左から現れたのはクマ。ぶつかった箇所は大きく破損していた。クマの行方は不明。砺波市は戸締まりの徹底や不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。市役所や県庁などまさに秋田市の中心部でクマの目撃情報が相次いだ。政府はクマ対策パッケージを取りまとめ、自衛隊、警察OBへ協力を要請。箱わなの購入支援など。木原官房長官は増えすぎたクマの個体数削減の取り組みを進めてくださいと述べる。

(スポーツニュース)
藤ノ川(20)ベテラン相手に…

大相撲11月場所6日目。きのうの時点で全勝は2人に絞られた。横綱大の里と平幕で唯一の全勝となる20歳の藤ノ川。きょう、藤ノ川はベテランの御嶽海にはたき込みで敗れ、初黒星。全勝ストップとなった。

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