2025年11月21日放送 21:54 - 23:10 テレビ朝日

報道ステーション

出演者
板倉朋希 徳永有美 大越健介 ヒロド歩美 下村彩里 細川栞 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
長嶋茂雄さん「お別れの会」

6月に亡くなった長嶋茂雄さんのお別れの会が開かれ、王貞治さん、松井秀喜さんらが追悼の言葉を述べた。会場の東京ドームには計3万人を超える人がつめかけた。

長嶋茂雄さん お別れの会

6月に89歳で死去した長嶋茂雄さんのお別れの会がきょう開かれ、一般の部には約2万2800人が駆けつけた。午前中に行われた関係者の部には野球界のみならず、政界や経済界などから約2800人が参列した。祭壇は背番号3にちなんだ3万3333本の花で彩られた。大型ビジョンではドジャース・大谷翔平、イチローさんからメッセージが送られた。愛弟子の松井秀喜さんは「“自分の師は長嶋茂雄だ”と言える幸せをありがとうございました」、王貞治さんは「本当に太陽のような人でした。長嶋さんがいたから今のプロ野球の隆盛はある」、「長嶋茂雄さんは永久です」などと述べた。

スタジオトーク

徳永は「みんなにとって長嶋さんは心にいてほしい存在なんだなっていうことを改めて感じた」、大越は「みなさん、ご自身の中で紡いだ最高の言葉を長嶋さんに送っていらっしゃった」などとコメントした。

柏崎刈羽原発の再稼働「容認」

東京電力柏崎刈羽原発が再稼働へと踏み出す方向となった。最終判断の役割を担った新潟県・花角知事はきょう、臨時の記者会見を行い再稼働を容認する考えを示した。再稼働が実現すれば14年以上前の福島第一原発の事故以来、東京電力の原発としては初めてとなる。花角知事が国に求めたのは安全対策や避難道路の整備など7つの項目。その中には交付金見直しも含まれている。マグニチュード9.0の巨大地震。想定をはるかに超える15mの津波により外部電源を失った福島第一原発。目の当たりにした原発のリスクにより政府は全国の原発を次々に停止。

東京電力柏崎刈羽原発・稲垣所長は「当時は津波の想定の高さが海抜10mよりも低い状態」などと述べた。安全神話の崩壊で原発を取り巻く状況は大きく変化した。原子力規制委員会は“世界一厳しい”規制基準を作成。2017年、6・7号機が審査に合格するが2021年にはセキュリティ面のトラブルが発覚。2年前の取材当時は規制委員会から事実上の“運転禁止”が命じられた状態だった。運転禁止が解除され、残されたハードルは地元の同意となり、焦点は花角知事の判断に移っていた。7年前、知事に初当選。政府はエネルギー危機や脱炭素社会を背景として原発回帰を鮮明にした。今年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画では「原発依存度を低減」の文言がなくなった。きょうの会見で花角知事は再稼働に伴う予算案を来月の県議会に諮ることで信を問うたとすることを示した。新潟県議会は自民党が単独過半数なため、再稼働容認は確実とみられている。県が行った意識調査では、再稼働容認と反対が拮抗。「再稼働の条件は整っている」と思わない人が6割となっている。先月、県議会で東京電力は新潟県に対し1000億円規模の基金をつくる考えを明らかにした。14年前に福島から柏崎に避難した石原さんは原発の町への恩恵を肌で感じてきた。首都圏の人に話を聞くと「反対とは言えないが電気代のこともあると仕方ないのか。本当は違うエネルギーの方が…」などの声があった。

新潟県知事 決断の理由/東電初の“再稼働” 背景は/再稼働 早ければ年度内か

新潟県知事が原発再稼働容認の決断を下した。現在、全国にある原発は33基。福島第一原発事故のあと全ての原発が一旦停止したが14基が再稼働した。柏崎刈羽原発が再稼働すれば東京電力の原発としては初となる。花角知事は再稼働“容認”の理由について「国や東電の安全・防災対策について県民の認知度が高くなるほど再稼働に肯定的な意見が増える傾向を把握できた」などとした。政府は福島第一原発の事故後、「原発依存を減らしていく」としていたが、現在はエネルギーの安定供給などのため原子力を最大限活用するという方針を転換。来年8月の電力需給見通しは火力発電所が補修などで停止するため、東京電力のエリア内では予備率が0.9%になる見通しで電力不足の可能性がある(資源エネルギー庁)。福島第一原発事故の賠償、廃炉などにかかる費用は23.4兆円に上る中、東京電力は原発1基が再稼働すれば年間収支が約1000億円改善するとしている。“再稼働”へ向けた流れを紹介した。予算案が可決の場合、年末に花角知事が経産大臣と面会し直接容認を伝える。申請・作業に約2カ月かかり、再稼働は早ければ年度内となる見込み。大越は「関心を持って見続けていく責任というのは私たちひとりひとりにあることも自覚したい」などとのコメントした。

延焼拡大の要因は “強風”

大分市佐賀関上空を飛んだヘリコプターの映像を大分県警が公開した。延焼拡大の要因について県は強風が最大の要因としている。発生から3日、火元とみられる住宅から見つかった遺体の身元が判明した。亡くなった男性は生活に手助けが必要な状態だった。作業関係者が撮影した規制エリアの中の映像を紹介。重機が入れない場所も多く、復旧の時期は見通せない。佐賀関に拠点を置く企業の社員寮では現在約30ある空室に被災した人を受け入れる準備が進められていた。自宅が被害にあった女性は「元の生活に戻れるのが一番いいけど、戻りきるかな」などと述べた。

女性刺傷事件 “さらに北へ”逃走

日曜日に東京・赤坂で女性が刃物で襲われた事件。ライブハウスに出演する予定だった40代女性は左の脇腹を刺されて大けがをした。自転車に乗って逃走している男の足取りが明らかになってきた。事件から2分後、青山通り沿いの防犯カメラに逃走する姿が映っていた。犯行から20分後、新宿方面に移動していたことが新たにわかった。これまで、犯行の計画性を伺わせる男の行動が明らかになっている。男はポスターにバツ印をつける前に靴を履き替えていたこと、逃走中に最初に履いていた靴に履きなおしていたことが明らかになった。警察は捜査を撹乱しようとした可能性があるとみて捜査している。

愛子さま 伝統の機織りを体験

ラオスを公式訪問中の愛子さまはあす日本へと戻られる。最終日となったきょうも積極的に現地の人々と交流した。愛子さまは「ラオ・シルク・レジデンス」を視察され、機織り体験もされた。現地の人の言葉にラオス語で応じる場面もあった。愛子さまはラオスで活動する人材育成に携わる在留邦人らと面会された。「日本とラオスの関係増進に貢献されていること、心強くありがたく思っております」などと声をかけられたという。

為替介入「考えられる」

外国為替市場で円安が進む中、片山財務大臣は「為替介入は当然考えられる」と市場を牽制した。片山大臣は為替相場について「足元の動きは一方的でまた急激であると憂慮している」とした。その上で日米財務相の共同声明をふまえ「必要に応じて適切な対応をとる」と説明した。

アサヒ 来年2月にも復旧へ

サイバー攻撃によるアサヒグループHDのシステム障害は9月下旬に発生し、現在も受注や出荷に影響が出ている。関係者によると会社は来年2月にもシステムを復旧させ商品の受注や出荷を通常状態に戻す方針を取引先に伝達したという。アサヒグループHDは27日に勝木社長らが記者会見をし、詳細を説明する。

駐日米国大使 中国を批判

アメリカ・グラス駐日大使は木原官房長官と面会し、日本への圧力を強める中国について「不必要な脅しは信頼と地域の安定を損なう」、「米穀による日本と日本国民への揺るぎない支持は疑う余地がない。漁業関係者らは中国政府による威圧の完全な被害者だ」などと述べ日本に寄り添う姿勢を強調した。

21兆円 経済対策を閣議決定

政府は21.3兆円規模の総合経済対策を閣議決定した。最優先とする物価高対策では、食料品の価格高騰に対する支援の他、不動産価格の上昇に対応した「フラット35」の融資限度額引き上げなどが盛り込まれた。さらに1月~3月の電気・ガス代を補助、「子育て応援手当」として子ども1人あたり2万円を支給する。補正予算案の一般会計から17.7兆円を支出、コロナ禍後で最大となる。

(気象情報)
深まる秋 色づき進む

紅葉が見頃を迎えている明治神宮外苑のイチョウ並木を様子を紹介。、埼玉・神川町の城峯公園では霜が降りる頃 に咲く「冬桜」も見頃を迎えている。公園指定管理者の室井崇邦さんによると、ことしはモミジが少し早めに色づき、サクラが少し遅めになっていると言う。

気象情報

全国の気象情報を伝えた。

(ニュース)
「COP30」会場で火災

ブラジルのベレン市で行われている気候変動対策を議論するCOP30の会場で、20日午後2時過ぎ外交官らが会合を開くエリアで火災が起きたと現地メディアが伝えた。サイレンが鳴り響く中で会議に参加していた各国の代表団やメディアが一斉に避難した。火は30分ほどで鎮圧され、けが人は確認されていないという。この影響で、今日行われる予定の会合は一時中断された。現地当局が原因を調べている。

(スポーツニュース)
琴櫻×豊昇龍

大相撲九州場所13日目。大の里、豊昇龍の両横綱と関脇安青錦で3人が2敗で並ぶ中、豊昇龍は大関琴櫻に勝利、

大の里×安青錦

大相撲九州場所13日目。同じ2敗の大の里は安青錦との直接対決に勝利し、両横綱が2敗を守った。あすは大の里は大関琴櫻と、安青錦は豊昇龍と対戦する。

“最高クラス”の日本人選手たち

日本人選手が連日メジャーリーグ移籍市場の注目を集めているが、きょうは岡本和真と3年連続開幕投手を務めた高橋光成のポスティング申請が受理され交渉が可能となった。現地メディアも今年の日本人選手はスターが多く史上最高クラスと注目している。交渉期限は来年1月5日。一方、すでに獲得争いが始まっている今井達也に早速、興味を示したのがドジャースと同地区のジャイアンツ。オールスター選出のウェブとレイの2本柱に続く先発ピッチャーを必要としており「今井は理想的な投手だ」と報じられている。こちらの交渉期限は来年1月3日までとなっている。

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