- 出演者
- 伊藤隆佑 村瀬健介 國本未華 日下部正樹 山本恵里伽
オープニング映像。
きょうのラインナップ。特集1つ目はなぜ今なのか?解散総選挙へ。2つ目は伝えたい「遠因死」阪神・淡路大震災31年。
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大学入学共通テストが始まり本格的な受験シーズが幕を開けた。北海道の受験生は寒さ対策でブランケットを持参。広島の受験生は母が作ったお守りを持参した。今回から出願手続が原則オンライン化され、受験票は各自で印刷して持参する必要がある。およそ49万6000人が出願している大学入学共通テスト。大学入試センターによると午後3時半現在、大きなトラブルの報告はない。
木原官房長官は解散・総選挙について政策転換には国民に信を問う必要があるとの認識を示した。立憲・安住幹事長は衆院選での公約の目玉として消費税の減税を訴える考え。
住民の抗議活動が続く中、司法省はミネソタ州知事らに召喚状を出す方針だと現地メディアは報じている。ミネアポリスでは7日に移民当局が米国人女性を射殺し抗議活動が続いている。トランプ大統領は抗議デモの鎮圧のため反乱法の発動を示唆するなど、圧力を強めている。
モーグルW杯で堀島行真が今季2勝目。ミラノ・コルティナ五輪に弾みをつけた。
全国の天気を伝えた。
高市総理は19日の会見で衆院解散を説明する。後藤謙次氏は解散劇の舞台裏を「今回は党幹部にも連絡しない。総理のクーデターという要素が非常に強い。麻生外し解散という面もあるのではないか」と指摘。自民党内部では選挙戦に向けて不安の声も挙がっている。一方で立憲と公明が政界再編を目指すとして中道改革連合を立ち上げた。
台湾有事をめぐる発言をきっかけに悪化する日中関係。経済界からは強い懸念が出ている。中国は軍事転用の可能性がある品目について日本への輸出を禁止すると発表。影響が心配されているのがレアアース。高市総理が解散を選んだ理由について後藤氏は「一番大きいのは日中関係」と指摘。中国のレアアースを取り扱う姫路電子。網嶋社長はこの先レアアースを輸入できなくなるのではないかと心配している。中国依存から脱却するため日本独自のレアアースを調達する動きもある。
物価高対策に最優先で取り組むと繰り返し強調してきた高市総理。予算の年度内成立が困難とみられており、物価高対策も遅れる懸念が出ている。予算案には4月からの公立小学校の給食費無償化も含まれている。しかし予定通り実施できるか不透明な状況。長野・佐久市では給食費無償化を求め署名活動が行われており、保護者からは不満の声が挙がっている。
2月の解散総選挙は36年ぶり。札幌市では去年の参院選でポスターの掲示板を2000か所設置したが、今回の総選挙では掲示板が雪に埋もれる可能性がある。18歳の選挙権を持つ受験生は2次試験と重なる。
千葉県の熊谷知事は「年度末というのが行政としては一番忙しい時期。職員のことを思うといたたまれない気持ちになる」「頻繁に選挙が行われることによって、国会議員が常に選挙を意識して政策が短期的な思考になる危険性をはらんでいる」などと話す。
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2014年11月、当時の安倍総理は衆議院を解散。1か月前に2人の閣僚が辞任しており野党は疑惑隠しと批判した。さらに3年後には少子高齢化・北朝鮮の脅威などへの対応を理由に解散。森友・加計問題の追及逃れとの批判も浴びた。後藤氏は安倍総理の手法に高市総理は影響を受けたのではないかと話す。総理の専権事項と解釈する根拠は憲法第7条にある。後藤氏はは「極めて悪しき習慣が日本に定着してしまった」と指摘する。
日下部は「解散の度に語られる言葉は法律のどこにも書いていない。永田町周辺だけで通用する言葉。マスメディアも総理のリーダシップを褒め下げす言葉を使っている」などとコメントした。
31年前のきょう発生した阪神・淡路大震災。自宅が半壊し近くの避難所に身を寄せたキヨ子さん。しかし持病の高血圧が悪化し、地震から3か月後に脳出血で倒れた。受け入れてくれる病院も見つからずたらい回しとなり、95年7月に亡くなった。息子の早川さんは過酷な避難環境が母の死を招いたと考え、災害関連死の認定を神戸市に求めた。阪神・淡路大震災では約900人が災害関連死と認定されているが、早川さんの申請は却下された。神戸市からは理由も説明されていない。阪神・淡路大震災の死者数は6434人とされるが、その中にはキヨ子さんは含まれていない。慰霊と復興のモニュメントには当初、直接死と災害関連死の人々の銘板のみが掲示されていたが、2003年からは「遠因死」も定義ずけられ銘板を掲げられるようになった。モニュメントには現在318人が遠因死として名前を刻まれている。
粟田栄さんは神戸市で被災。娘が命を落とした。粟田さんはパーキンソン病を患っており関東の親族に引き取られた。粟田さんは地震から9か月後に横浜の老人ホームで亡くなった。孫らはモニュメントに遠因死として粟田さんの名前を刻んた。関西学院大学・池埜教授は「全体の記憶として一緒に引き継いでいこう。こういうメッセージがあるとすごく救われる」と話す。
妹の由起さんを亡くした荒川直起さん。2005年のJR福知山線脱線事故で亡くなった乗客106人の中に由起さんの婚約者が含まれていた。乗車位置を探す活動に参加した由起さんだが、婚約者の最後の乗車位置は分からないまま、2006年10月に自ら命を絶った。直起さんからは妹が脱線事故の犠牲者だという思いは消えることはない。
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阪神・淡路大震災の死者に自死した人は含まれていない。山下准史さんは震災で実家が全壊。父・金宏さんが亡くなった。母・芙美子さんは「お父さんと一緒に逝きたかった」と口にすることに山下さんは「そんなこと言うな」と強い言葉をかけてしまったことを今でも後悔する。芙美子さんは大阪の親族宅に避難したが、地震から5か月経った6月17日に行方不明となる。翌日、芙美子さんは神戸から大阪に向い自死した。山下さんは海外の日本人学校への教育派遣に応募し、派遣先のイランで長男が生まれた。山下さんは「防げる遠因死を防ぐことも含めた復旧・復興をみんなで考えていかないと、教訓が生きていかない」などと話す。
遠因死を取材した松本記者は「6434人のいう数字が震災の被害に線を引き、遺族の悲しみには長年光が当てられてこなかった部分がある。遠因死も爪痕の深さや理不尽さを私たちに突きつけていると感じた」などと伝えた。
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